往復運動用の螺旋溝加工がされたシャフトの加工

町工場

シャフトにネジでもない螺旋溝が加工されていて、両端でその螺旋溝が繋がって無限ループしているような形状になっているもの。

初めて図面を見たら、何だこれ?と思うでしょう。

 

これは、トラバースカムというのが正式名称のようです。

あるいは、シフターネジとかリールリターン軸とも呼ばれたりしていますが、各社図面に書かれている名称はバラバラです。

 

用途としては、この螺旋溝にスライダーと呼ばれる駒が乗って動くことでシャフトの回転運動が駒を左右に動かす往復運動に変えるわけです。

例えば、軸が20回転すれば溝を走る駒が1往復するとかですね。

 

シャフトは常に同じ方向に回転するけれども、駒は左右に往復するように螺旋溝は一筆書きされた形になっています。

トラバースカムは作ってくれるところが少ない?

日頃からカムシャフトやクランクシャフトの製造を受注していると、そんなに困ることはありませんが、そうでなければ滅多にトラバースカムの図面に遭遇することはないと思います。

 

トラバースカムは機械設備一式の部品リストにあったりもしますが、商流の問題で一式受注できる位置に会社がなかったりすると、部分的にしか図面が回ってこないことってよくありますよね。

そんな状況で、たまたまトラバースカムの図面が回ってくると「さてどうしよう?」となってしまいます。

 

実は、トラバースカム(シフターネジ、リールリターン軸)を作っている会社はたくさんあるはずなんですが、馴染みがなければ知らないだけなんです。

 

こんな加工できるところ少ないよ~

なかなか見つからないよ~

 

というのは、自分が知らないだけの話です。

それに、そもそも図面を見たときに、螺旋溝が加工されているこの軸って正式名称は何と呼ぶのかさえ知らないと、探しようがなかったり。。。

 

ですよね?

 

よくあることですが、図面を見て、その部品を加工できそうな会社を探す方法ってあります?

「精密部品加工」、「シャフト加工」、「螺旋溝加工」とか思いつくままにインターネットで検索しちゃいますね。

でも、思うようなところが見つからないことが結構多い。

 

だから、正式名称ってインターネットで検索するときに大事です。

とは言うものの、トラバースカムを加工している会社の人ですら、正式名称を知らないまま加工している人もいたりする。

そういう会社は仮にホームページを持っていても、検索で引っかかってこなかったりします。

 

これじゃぁ見つけられるわけないよ!!ってな話です(笑)

そうやって、トラバースカムの仕事は特定の集団に集まっていくのかもしれないです。

もしも、トラバースカムを加工できる会社がホームページのSEO対策をしっかりとやって、戦略的にページ作成やればもっと多くの会社を発掘できるかもしれません。

 

もちろん、検索する側も「トラバースカム」という名前を知っておく必要がありますけどね。

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トラバースカム(シフターネジ、リールリターン軸)は1社だけでも対応できるところを見つければ強みになる!?

商社としてということを前提に話をすると、トラバースカムを加工してくれそうな協力会社が1社でもあれば、それだけで「辞退します」という文句を言わずに済みますね。

とりあえず、見積が可能であったり、製作検討をしてもうことができたりというのは、仕事の流れを断ち切らないという意味で価値があります。

 

それに、トラバースカムのような螺旋溝は、複合機で加工しますから「とりあえず、できます」という返事だけでも言えたら、その他の部品の引き合いも来る可能性はある。

例えば、多条ネジとか台形ネジ、角ネジとか。

そうやって、幅が広がると共に仕事を増やすというのも1つの戦略です。

 

自分が得意なことをいかに広告して広く認知してもらえるかという戦略とは違いますが、商社としては色々なことが対応できたほうが強いですからね。

その中でも特に強みは何かというのは、また別の話です。

 

ちなみに、弊社でもトラバースカムを加工してくれる協力会社はあります。

シャフトが回って、駒が入って、左右に動くやつ。

らせん状の溝が加工されているシャフト。

なんてキーワードで加工先を探している場合はご一報を。

info@hirano-s.jp

 

その他部品も請け負いますよ~

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