当ブログは大阪にある町工場、有限会社平野製作所の平野暁彦が運営するブログです。
町工場で働く私が考える部品加工のこと。
部品加工のこととか全然わからないという初心者さん向けの記事。
薬剤師の経験から考える人の【健康】って何だろう?
あとは、個人的なプライベートなことまで、色々と書いていくブログです。
管理人の略歴
本名 : 平野 暁彦
生年月日 : 1980年(昭和55年)7月22日
大阪生まれの大阪育ちですが、結婚してから奈良県民になってます。
嫁と娘の3人暮らし。
現在は亡き父から事業承継をして2代目社長として会社経営をしています。
幼少期には父親が仕事で独立し始めたことで、経済的に裕福ではありませんでしたが、長屋の貧乏暮らしにも幸せをいっぱい感じながら成長しました。
お金がなくても、楽しく幸せな時間が感じられるということを知ることができたのは、ひとえに両親のおかげだと思っています。
物にあふれた贅沢な暮らしをすることだけが幸せではなく、やっぱり最後は『心』なんですね。
父親の会社も徐々に軌道に乗って、高校も大学にも進学させてもらえることができました。
大学は看護師だった母の影響を受け、医学系に進むことを決意。
当時、農学系の大学も合格していましたが、就職難の時代真っ只中だったので、資格のとれる薬学部を選択。
大学時代は、薬剤師国家試験の合格を目標にひたすら勉強の毎日でしたが、無事に卒業し薬剤師免許を取得しています。
大学に進学した当初は薬剤師として就職することしか頭にありませんでした。
とりあえず、薬局、病院、製薬会社、ドラッグストア・・・
当時、薬学部はまだ4年制で、3年生になる頃には就職活動が活発になりました。
私は、どうも就職活動に前向きになることができませんでした。
何故だろう?
薬局や製薬会社への就職活動でいいんだろうか?
なんだか分からないモヤモヤしたものが胸の中にあったのを覚えています。
”就職” というものから逃げていたと言われてしまえばそうかもしれないです。
でも違う。
周囲がリクルート活動に本腰を入れ始め、少し私も焦りを感じていました。
そんな頃、私は薬学部在学中に所属した研究室で分子生物学の基礎研究に出会います。
細胞培養、ウィルス培養、マウス飼育、大腸菌培養、、タンパク質精製、DNA合成、DNA分析・・・
「なんて面白いんだ!!」
私は分子生物学の研究に魅了され、大学卒業後は薬剤師として就職活動をすることはなく大学院進学を決意し高校、大学に続き3度目の受験勉強に追われます。
その後、無事に大学院進学し、研究者の道を志して朝から晩まで研究尽くし。
もう、頭の中は研究のことしかありませんでした。
主な研究テーマは皮膚がんに関する細胞タンパク質の細胞内動向の追跡です。
修士号過程を終え、博士課程まで進みましたがこの頃
また、何故か心の中に何かモヤモヤするものを抱えます。
興味をもって自らの意思で決めた進学。
大学院生活は充実したものでしたし、たくさんの事を学びました。
それと同時に、言葉に表しにくい将来への不安だとか、自分の限界だとか色々と新たな悩みが出てきたのです。
大学院を出た後、研究職を目指す道はいくつかあるけれど、厳しい現実がありました。
悩みに悩んだ末に出した決断は大学院中退。
「あぁ、これでオレも負け組みだな・・・」
一時はそうやって、自分を追い込んで落ち込んだりもしました。
でも、ちょっと深呼吸をして考えたのです。
大学院中退を経験したことで、やれることは色々と経験してみよう!と開き直れるようになりました。
ある種吹っ切れた感じですね。
大学院中退の後、色々と就職をどうしようかと考えましたが、父親の経営する金属部品加工の町工場に潜り込むことを決意。
どうせやるなら、今まで経験したことのない仕事をやってみるか!ということです。
ただ、せっかく親にお金を出してもらって取得した薬剤師免許を一度も使わずに終わるのももったいない。
ということで、一時期はドラッグストアや薬局での薬剤師勤務(パート)を町工場と兼業しながら過ごします。
結果的にこの時期に多くの薬剤師業務の現実を学びました。
3年ほどしてから、町工場の方を専業するようになり、今ではどっぷり『ものづくり』の世界に浸かっています。
本業を町工場に移しつつ、薬剤師の知識を生かせる道も模索中。
また、町工場とは別にサイドカンパニーに所属して様々な活動をしています。
(製造業、物販、輸入代理など)
あー、誰か面白いネタないですか?(笑)
ブログの中で伝えたいこと
始めた当初、ブログのテーマは【町工場】【健康】で書くつもりでしたが、私が心に感じたことや日常のことも記録として残していき、さらにはジャンルを問わずに書けることをどんどん書いていこうと思っています。
時には役に立つ情報。
時には自分勝手な妄想を。
多くの人に読んでもらえる記事作りが目標です。
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