真鍮製の社章ピンバッジを手作りしてみた

町工場

社章のピンバッジは中小、特に零細企業だと用意されていない会社は多いです。

もちろん、うちの会社も無いです!!

だって、社長から社員まで全員が普段から作業着でウロウロするので「誰が着けるねんって」ことだからです。

 

でも、たまーにある出張とかで、ジャケットの左胸あたりに自分の会社の社章があれば多少の愛着も湧くだろうし、普段つけていない人は憧れたりすることもあるよね。

 

うちの会社も折角ものづくりを生業にしているわけだし、自分で作ってみるのもいいかもしれないと思ったら吉日。

自分の会社の社章のピンバッジを作ってみることにしました。

素材は真鍮。その理由は?

使う素材を真鍮にしたのは、その色合いです。

 

随分前ですが、キャラピーっていう色占いみたいなものを受けたことがあったんですが、その時に「銀色か金色のものを身につけておくといいですよ」と言われたことを思い出したんです(笑)

どうせ身につけるなら、縁起の良さそうな色をと思ったんです。

真鍮って金色っぽいでしょ?

 

とにかくキャラピーはちょっと面白い診断でした。

もしも、あなたにも機会があればリサーチしてみてください。

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ということで、真鍮で作ってみます。

丁度、手ごろな材料(端材)が会社にあったので、それを使います。

まずは加工のためにチャッキングする部位を作る

社章ピンバッジを作るにあたって、形状を削りだすには保持する部分を作っておかないといけません。

掴んでいるところを刃物では削れないですからね。

 

空中に放り投げてサササッ!!!って削れたら凄いですけど、漫画じゃあるまいし、そんなウルトラ必殺技ができたら革命が起こるわ。

 

まずはブロック形状の真鍮を油圧バイスで挟んで、チャッキングする突起を作ります。

突起は長方形(4mm x 10mm)で1.5mmの高さにしておきました。

あとは、用意しておいた薄い敷板(しきいた)を置いて、その上に突起を下側に向けて乗せてバイスで掴みます。

突起の幅は4mmしかないので、敷板は3.5mmくらいにしておきました。

 

何で敷板っているの?

という人のために説明しておくと、先ほど加工した突起を敷板を置かずに直接バイスで掴むと削りだしができないんですよ。

というのも、バイスに刃物を当ててはいけないので、削る部分はバイスよりも上にないといけないよね。

 

だから、敷板の上に置いて、ちょっと浮かせて掴むんです。

しかも、バイスで掴む時に斜めに掴んだりしないように真っ直ぐの敷板の上に加工物を置くのです。

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削り出したら、バリ取り

加工は事前にCADでデータを作っておいてマシニングで動かすだけ。

外形を削り、ピンバッジの表麺を60°の彫刻エンドミルで加工します。

 

掘り込み深さは0.05~0.2mmくらいまでで調整します。

 

そして、削り終わったのがこちら。

 

削り出したばっかりのホヤホヤなので、まだバリが残っています。

これをヤスリなどを使ってバリ取りしておきます。

 

まぁまぁキレイになりました。

金属用の接着剤でピンバッジの留め具を付ける

ピンバッジの留め具はネットショップで安く購入できます。

針と留め具がありますが、別々に販売している場合もありますので、セットになっているものを選ぶようにするといいです。

間違えて針だけ買っちゃった!!!ということのないように(笑)

とりあえず、適当なものを購入しておけばいい。

 

では、購入したピンバッジ用の針を作った真鍮製の社章バッジの裏側にくっつけます。

針はこちらを使用。

100個で500円だったので、1個5円!!!

これを削った社章にくっつけるわけですが、使用するのは金属用の接着剤(メタルロック)です。

本当はロウ付けするみたいなんですが、わざわざ1個のためにそんなことやってられないので、接着剤で済ませちゃいます。

 

検証はしていないですが、噂によると溶接並みの強度が出るとか。

ホンマかよ。。。

 

アロンアルファのような一般的によく使われる接着剤でもいけるとは思いますが、車掌って付けたり外したりをするし、そのたびに針のところに力を加えるので、やっぱり金属用の接着剤の方が安心できます。

メタルロックは一般的なホームセンターに行けば売っていますし、ネットでも買えます。

今回はちょびっとだけしか使わないので、いらない紙の上に1滴ずつくらい出します。

この接着剤は1剤と2剤を混ぜ合わせると、接着力が出るというものです。

 

付属のヘラを使って混ぜ合わせる。

混ぜ合わせたら、素早く塗ってくっつけます。

5分くらいで、接着力が強くなり、くっつけたものが動かなくなります。

あとは1時間くらい置いておくと、しっかりとくっついて完成です。

 

くっついたら本当に外れません。

めちゃくちゃ協力です。

溶接の代わりにとか言う度胸が分かる気がした。

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社章ピンバッジを作って思ったこと

ピンバッジを自分で作ったからかもしれませんが、こうして出来上がるとやっぱり付けたくなりますね。

ピンバッジって見ないようで、見ていると思うんです。

 

昔、仕事の付き合いで飲み屋に行ったとき、鳥のピンバッジをジャケットにつけていたんですが「それ何?」と聞かれたことがあります。

やっぱり見ているんだな。

 

なので、手作り社章やで!って言えたら、また話が広がるかもしれません。

もしかしたら、新たな仕事が舞い込んでくるかもしれません。

 

ちょっと、違うデザインのピンバッジを作ってみようかなぁなんてね。

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