中国部品加工業者の見つけ方

中国部品加工業者

まだ中国企業と取引をしたことがない人にとって

中国の部品加工業者と取引をしている日本の会社は、どうやって中国企業を見つけ、やり取りをしているのだろうか?

という疑問を持っている人も多いはず。

 

実際に、私は複数の中国の部品加工業者と取引をしていますが、海外の協力会社の見つけ方を知らないという話はよく聞きます。

ここでは、私が今までにやってきた中国企業の見つけ方を紹介します。

中国の部品加工業者の見つけ方

中国の部品加工業者を見つける方法はいくつかあります。

代表的な方法は以下のような方法が考えられます。

  1. 中国企業からのDMに返信する
  2. イプロスを利用して問い合わせをする
  3. 展示会で中国メーカーが出しているブースに行く

ちなみに、すでに中国の部品加工業者と取引をしている日本の会社に、「その中国企業を紹介して」と言っても教えてもらえる可能性はほぼ無い。

理由として、国内外問わず、協力会社の情報は会社の資産でもあるからです。

 

中国企業からのDMを利用する

Mail

DMとはダイレクトメールのこと。

会社のホームページを作成し、問い合わせフォームを用意しておくと中国の部品加工業者からDMが届いたりすることがよくあります。

 

特にホームページにメールアドレスを掲載しておけば、高確率でDMが届く。

そのDMには、「御社のサプライヤーになりたいです」とか「見積りのご依頼をお待ちしております」というような内容が書かれている。

保有設備とか加工実績などを紹介するPDFパンフレットが添付されていることも多い。

 

とにもかくにも、DMをもらうためにはホームページを持つことが第一前提。

まだ、ホームページを持っていないのであれば、是非とも製作することをおススメします。

集客ツールとしては必要不可欠なものだと言えます。

 

ただし、気を付けないといけないのは中国からのメールにはスパムメールも多いため、ウイルス感染対策については自己責任になります。

 

うちは小さい会社だから大丈夫。

なんて思っているかもしれませんが、そんなの関係ありません。

小さい会社ほど狙われやすく、普段使っているあなたのメールアドレスを乗っ取って、全国にスパムメールがばらまかれたりもしています。

 

うちの責任じゃないよ!!!とは言い切れなくなるかもしれないので、セキュリティ対策はしっかりとしておきましょう。

うちの会社は、フォーティゲートというものをリコーを通して導入しました。

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イプロスで見つける

イプロス

イプロスはBtoBの製造業マッチングサイト。

ものづくりに携わっている会社の人なら、一度は聞いたことがあるかもしれませんが、このイプロスには多くの中国企業が登録しています。

まだ見たことがないという人は、一度確認してみてください。

イプロスで中国企業を見つける

 

ちなみに、インターネット検索で中国の協力会社を探してみようとしたことがある人は分かるかもしれないですが、イプロスのサイトがよく引っ掛かります。

それだけ、中国企業が日本のイプロスに登録しているってことです。

 

イプロスを使うデメリットは、なかなか自分の要望にあった中国部品加工業者を見つけ出すのが難しいということでしょうか。

会社情報などは、イプロスのサイトに記載されてはいるものの、パッチリ合う協力会社はすぐには見つからないかもしれませんのであしからず。

 

まとめ

中国の部品加工業者を見つける方法は、DMかインターネットで調べるくらいしかありません。

知人に中国企業に詳しい人がいたり、何かしらのパイプを持っている人がいるのでしたら、お願いしてみるという方法もあるかもしれないですけど、まぁ、可能性は薄いですね。

 

あと、可能性があるのは国際的な展示会などに出向いて見つけるという方法もあります。

しかし、個人的な感想としては価格メリットを要求するのであれば、DMに対して返信し、テストしてみるのが一番良い。

展示会は独自の技術をPRする色が濃いので、価格メリットがなかったりします。

 

ということで、結論はホームページを製作してDMを待ちましょう!

ホームページは持っているけれど、DMなんて全然来ないよという人はホームページの作り方を間違えている可能性が高いので見直しをしてみてください。

インターネット検索で何かしら上位表示されるようなページ作りが必要になります。

 

検索上位表示に必要なSEO対策などは非常に奥が深いため、一朝一夕にはできません。

しかし、最も重要なポイントがキーワードであることは今も変わらないことですから、まずはキーワード選定が間違っていないかを見直してみましょう。

おそらく、ホームページを持っているにもかかわらず問い合わせは1件も無いという場合、キーワードを無視したページ作りをしているのではないでしょうか?

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