「さぶろくばん」「しはちばん」とは?板のサイズ規格

部品加工の基礎

鋼板のような鉄板やアクリル板などの樹脂板、あるいはベニヤ板などのサイズには規格品というものがあります。

その1つがサブロク(さぶろく)です。

 

サブロクとは3尺 x 6尺のこと。

1尺=30.303cm(303.03mm)です。

 

今時、なんで「尺」なんか使うねん!!

と思ってしまいますが、古い日本の計量法の名残ですね。

知らず知らずのうちに使っていることは結構あったりする。

 

何はともあれ、3尺 x 6尺=909.09mm x 1818.18mm のサイズの板のことを指します。

およそ900mm x 1800mm くらいと覚えておくといいです。

 

このサイズの呼び方は建材関係で多いみたいです。

部品加工屋ではあまり聞かないかもしれません。

2020年4月末現在、コロナウイルスの影響で透明アクリル板が品薄になっているみたいです。
コンビニやテレビ業界、ラジオ業界で人と人との区切りに使うために、大量に需要が増えたためだと聞いています。なかなか手に入らない上に、仕入れようと思ったら通常価格の倍ほどの価格にまで値上がりしているとか。。。 

マスクと同じです( ;∀;)

 

でも、中国では今のところ普通に手に入るみたいですよ。

私のルートでも普通に手に入ります。今のところはね。

大手商社が手を出して来たら撤退です(笑)

 

ちなみに、「しはちばん」は4尺 x 8尺のサイズの板のことです。

約121mm x 242mm のサイズですね。

 

「しろくばん」になると、4尺 x 6尺になるので、788mm x 1091mm になります。

用紙の規格寸法であります。

 

余談として、「尺貫法」というのが日本にはあります。

長さ=尺

重さ=貫

広さ=歩、坪

体積=升

 

こうやって並べてみると、なんで「尺」なんか使うねん・・・と思っていたのが、譲歩できる気がしませんか?

土地の広さを〇〇坪とか、お酒の一升瓶とか。

厳密に何平方メートルだとか、一升瓶が何mmlだとか知らないまま使っていたりします。

 

一寸法師の「寸」もそうですね。

子供の頃から刷り込まれとる(笑)

 

まぁ、そういうことです。

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