中国で安く安定的に部品を作らせるサプライヤー代理店やります

海外の外注

私は海外の協力会社に色々な部品加工を助けてもらっているが、一応は『使い分け』ってのをしてます。

 

価格勝負なんで、とにかく安く仕入れたいです!!

 

 

という人には、それ相応の協力会社を選びます。

例えば、個人的かつ主観的な評価ですけど、このような感じの協力会社です。

安さ : A

品質安定性 : C

納期遵守性 : B

不良時のアフターフォロー : A

納期や加工内容など様々な面での融通性 : A

最優先するのは、安さなのでその他の部分は多少目をつむる感じですね。

それでも、不良品の連発だと仕事にならないのである程度評価できる会社にしか出しません。

 

あるいは

かなり難しい加工内容で、対応してもらえるところが見つからないんです。

というご相談の場合は、難しい加工でもしっかりと対応できて検査もバッチリやってくれる協力会社に相談します。

日本国内だと、どうしても高額になって価格が予算オーバーしてしまう!!

というときには海外製は「高い」といっても、日本ほど高くなかったりします。

安さ : C

品質安定性 : A

納期遵守性 : B

不良時のアフターフォロー : A

納期や加工内容など様々な面での融通性 : A

 

この他にも、毎月1回ないし2回の決まった船便にまとめて荷物を載せて送ってもらうという方法で仕事をしてもらっている海外の協力会社もあります。

「〇月〇日の船便に載せるのに間に合いますか?」というような感じで製作依頼をかけ、OKの返事をもらったら発注。

もちろん、価格もターゲットプライスを提示することがほとんどで、たまに見積りもしてもらいます。

 

こうすることで、一カ月のうちに度々出荷する手間が省けるので管理が楽になります。

その代わり、出せる仕事も1カ月以上先の納期のものに限られます。

 

見積もりをしてもらい、価格に問題がなければ発注をかけるスタイルで仕事をしてもらっているところがほとんどですが、超短納期で実質1週間くらいしか納期がない案件でも対応してもらったりする協力会社もあります。

 

このように、いくつかの面での評価を私が独自にしておいて、どこに仕事を出すかを決めます。

 

しかし、海外のメーカーを利用している会社がどのようにそれぞれのメーカーを使い分けしているかというのは、外部の人からすれば不透明ですよね。

だから『海外に協力会社がある』ということに対しての差別評価できないと思うんです。

 

あの会社もこの会社も海外に協力会社があるみたいだけど、どっちの会社にお願いしたらいいかな?

という疑問への答えが全くでないので、結局、問い合わせをしてみるしかないんです。

そしたら、自分が思っているような感じでは対応してもらえなかったりもする。

 

そうやって悩む人はいるみたいです。

つい先日も、私のところにとある人から電話がかかってきて、会って話をする時間を作って欲しいと相談されました。

彼も海外で部品を作って欲しいが「自分のわがまま」が通るものなのか?助けてもらえるのか?ということに悩んでいたみたいです。

2年くらい前の訪問者

午前10時過ぎに1本の電話があった。

「2年くらい前に、一度お会いしているんですが〇〇と申します。ちょっと事情があって、また部品加工のことでご相談したいことがありまして、ご面談のお時間を少し頂けないでしょうか。」

という内容。

日時は私の指示する通りで大丈夫とのこと。

 

というか、2年も前?

よく覚えていらっしゃることで(笑)

私はかけらも頭に記憶が残っていませんでした。。。

 

とはいえ、とりあえずその日の夕方18時くらいに弊社に来てもらうという約束をしました。

 

でも、何年も前に1回会ったきりの人に電話をかけるって勇気いるよなぁと思いました。

東大阪とかにはもっといっぱい加工業者もあるでしょうし、わざわざ私のところじゃなくても・・・

2年前に会った時に、何か強烈なインパクトがあったのかなぁ?

とか考えたりもしました。

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相談内容とは

とあるメーカーからの部品の仕事があるのだけれども、もう10年くらい前から続いている部品などもあると。

今は、近くの町工場でやってもらっているそうですが、10年以もの長い付き合いがなぁなぁの関係を作ってしまっているのか知りませんが、融通の利かないところばかりなんだとか。

 

「うちは、これだけの期間にこれだけの部品を作ってくれという条件でおたくから仕事を受けているんだ。急に欠品部品補充のためにスケジュール調整してくれって言われても無理」

と言われて困っていると。

 

欠品が出た部品を先に作る代わりに、予定していた他の部品の納期は少しずらすからと言ってもダメだそうです。

「それくらい柔軟に対応してあげればいいのに」と思うのですが、コントロールが難しいみたいですね。

 

彼曰く、1つ1つの部品価格が安いということも融通の利かない理由なのかも・・・。

価格は安いが、年間を通して部品は小ロット、大ロット関係なく次々と依頼が来るみたいです。

安さと量がネックでさばけないとか。

 

作る部品の材質はほとんどがSS400

ただの鉄です。

表面処理はお客様が自分でするみたいなので、素地渡しでよいと。

 

それ、中国のお家芸ですやん!!!

 

「こういう仕事って、何とかならないですかねぇ・・・」

と図面をいくつも見せられ、相談されましたが「これをやるところ無いの!?」と言いたくなるものばかりでした。

 

ロット数が1個、10個、50個、100個、200個と部品によって様々でしたが、グロスで考えたらいくらでも対応してくれるところありますよ。

いくつかは、納期が1週間後くらいにまで迫っている部品もありましたが、まぁ何とかなります。

 

熱処理もなければ表面処理もないし。

純粋に加工するだけですもの。

めちゃくちゃ楽です。

 

価格さえ合わせればよいので、それこそまとめて一式でやってくれとお願いすれば対応してくれます。

そいう話をすると、すごいホッとした表情で「もっと早く連絡しておけばよかったぁぁぁ」と言ってました(笑)

 

何はともあれ、お力になれそうで幸いでした。

ていうか、最初に電話があったときには、またどんな難しい内容の仕事を相談されるかなと身構えていただけに、肩透かしをくらった気分。

たまには、こういう仕事もないとね。

 

あとは、今後も継続して部品供給できるサプライヤーとして見てくださるようなので、中国メーカーにも発破かけておきますか!!

もし、ご用命があればご連絡くださいませ。

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