部品図で使用する「線」は以下の4種類があります。
- 実線
- 破線
- 一点鎖線
- 二点鎖線
これらの線の使い分けをして、相手に分かりやすい図面を作れるように心がけましょう。
そうすることで、間違いのない部品作りができます。
逆に間違えた線の使い分けをしちゃうと、自分が思っているものと違う部品が出来上がってしまったりするので注意しましょう。
ここでは、線の使い分けについて紹介します。
図面製図では、JIS規格というルールがきっちりと決まっていて点線の間隔までも決まりがあるのですが、ここでの目的は製図ではなく、部品加工をしてもらうための理解できる図面をかくことです。
なので、そういう線があるんだよってことを理解して使い分けをしておけば加工屋としては理解できるのでOKです。
あくまでも理解できる図面をかくためのガイドとしてください。
実線
外形線、寸法線などを書く時に使うのが実線です。
簡単な図を例に見てみましょう。
赤色の矢印で示すのが実線です。
モノの外形を示したり、寸法線に使います。
破線
「かくれ線」とも言います。
部品の内側、中側、裏側など、見ている側では実際には見えない線をかく時に使います。
例えば、上の図だと赤色矢印は部品中央に貫通しているΦ10の穴を示す線になります。
横から見たら、Φ10の穴は実際は見えないですが、中に穴が貫通していることを示すために破線でかきます。
青色矢印はR25の切りあがりのところの線を示します。
一点鎖線
中心線などをかく時に使用します。
赤色矢印がそれぞれ中心線を示します。
長い線と短い点の組み合わせでかく線です。
二点鎖線
想像線、つまりは実際の部品では実態が無いけれど、ここからの寸法ですよということを示したいような場合に使います。
赤矢印で示す線が二点鎖線です。
使用頻度は低いですが、覚えておくと便利です。
まとめ
部品図面をかく時につかう線の使い分けをせずに、二点鎖線を実線でかいてしまったり、点線でかくべきところを実線でかいてしまったりすると、加工屋は「??」となります。
たぶん、これって点線だよね?と気づくんですけど、念のため確認を・・・
としていると、加工途中で機械を止めたり、場合によっては連絡がつかなくて返事がもらえないため段取り替えをする羽目になったりすることもあります。
段取りって加工屋にとっては重要な時間で、いかにして段取りにかかる時間を減らすかで加工単価が変わるんです。
なので、図面間違いがないように線のかきわけご注意ください。