作りたい、作って欲しい部品はどこの会社なら引き受けてくれるだろうか?
料金ってどれくらいかかるものだろうか?
と思いながら、インターネットで色々な町工場のホームページを検索閲覧していることかと思います。
ここの会社なら、引き受けてもらえるんじゃないだろうかと思うところが見つかったところで、どうやって問い合わせしましょうか?
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- 直接、電話してみる
- 問い合わせ(コンタクト)フォームから送信する
- メールで問い合わせする
概ね、この3つの方法のどれかですね。
直接会社に行くという方法もありますが、連絡も何も無しにいきなり飛び込み営業のように行くわけにもいきません。
ということで、これらの3つでおススメの方法とメリット・デメリットを解説します。
電話で問い合わせするのが、一番手っ取り早くて確実
ホームページに電話番号は記載されているはずですので、電話をかけて内容を伝えるのが最も早い。
そして、確実です。
「御社ホームページを拝見して、個人なのですが部品加工の相談をしたく電話致しました。」
と言えばいいです。
ここで「はぁ・・・」みたいな、何ともやる気のなさそうな感じなら、正直あきらめたほうがいいかも。しかし、たいていは話を聞いてくれます。
個人客を相手にしていない会社もあるので、その場合は仕方ないのであきらめましょう。
あと、事務担当の人が電話に出て「担当者が不在なので、要件を伺います」ということもよくある。
その場合は、お願いしたい内容を伝えると共に、折り返しの連絡をもらうために連絡がつく電話番号を伝えるか、メールアドレスを伝えて返信してもらうようにしましょう。
電話問い合わせのデメリット
たまに電話に誰も出ないということがあります。
「この会社、大丈夫かな・・・・」と不安になってしまうけれども、真相は分かりません。
実際、私も新規外注先を探しているときに、電話問い合わせをしようとかけてみたけれど、誰も出ない・・・ということがありました。
こんな時は、時間をおいてから電話をかけなおすといいですが、みなさん忙しいのでしょうか?
私なら、違う会社に当たるようにします。
あともう1つ、これは個人差がありますけど、知らない会社に初めて電話するのがドキドキするという人もいますね。人と話すのもあまり得意じゃないとか。
どうしよかな。。。電話するの嫌だな。。。でも、問い合わせしたいな。。。みたいな(笑)
本人にとっては真剣に悩んでいるのかもしれませんが、さっさと電話した方が早いです(笑)
sponsored link問い合わせフォーム(コンタクトフォーム)から問い合わせをしてみる
ホームページにコンタクトフォームを用意している会社の場合、ここに必要事項を入力して送信すれば済みます。
会社のホームページごとに、入力する内容が千差万別なのですが、ほとんどは名前(会社名)、連絡先、要件を記入します。
ファイルを添付できるようにしているところもありますので、もしもPDFとか画像ファイルがあれば一緒に送信しておくと依頼内容を把握してもらいやすくなるので必ず添付しよう。
コンタクトフォームに入力して送信すると、大体は入力したメールアドレス宛に自動返信メールが送られてきます。
「後ほど担当者から連絡致します」というような内容のものがほとんど。
その日のうち、あるいは数日後に何らかの返事がきますので、あとはやり取りをしましょう。
電話が掛かってくることもありますので、コンタクトフォームには連絡がつく電話番号を記入するようにしてください。
せっかく電話がかかって来たのに出られずすれ違いになると残念ですから。
コンタクトフォームからの問い合わせのデメリット
コンタクトフォームで問い合わせをする時、入力事項に「会社名」という欄の記入が必須になっているところもあります。
つまり、個人からの問い合わせの場合はどうしたらいいの?となります。
その場合、会社名も氏名も両方とも名前を記入しちゃいましょう。
しかし、残念ながら返事がないこともありますので、期待半分で問い合わせしておくといいです(笑)
実は、私も経験がありますがコンタクトフォームからの問い合わせだと1~2割くらいの確率で音沙汰なしということがあります。
忘れられているのか、それとも無視されているのか。
よくわかりませんが、そんなもんです。
割り切りましょう。
メールで問い合わせをする
ホームページに記載されているメールアドレスに直接メール送信をするという方法は、対応できるできない関わらず、電話問い合わせの次に確率は高いです。
メール問い合わせのメリットは、何といっても資料(ファイル)を添付送信できること。
言葉では説明しにくいので、できればイラストや図面を見てもらいたいという場合にはメールが最適です。
コンタクトフォームだとファイル添付できない会社も多々あります。
そして、ここがダメなら次はここというように複数社へ問い合わせする場合も、メールをその使いまわしできるので楽です。
メール問い合わせのデメリット
デメリットというか、そもそもホームページにメールアドレスが記載されていないことはよくあります。
というのも、実際に聞いた話では迷惑メール対策の一環だとか。
うちの会社は、ホームページにメールアドレスを掲載していますが、実際、迷惑メールは結構きます。もう慣れているので、どんどん消去していますが確かに鬱陶しいですね。
そうすると、メール問い合わせそのものができません。
なので、私はよく電話で直接問い合わせをして、図面や資料をメールで送りたいのでメールアドレスを教えてくださいと言います。
あと、サーバー設定の問題もありますが、時々メールを送ったのに相手側に届いていないとか迷惑メールとみなされてゴミ箱に入ってしまっているとかは、可能性あります。
こればっかりは、確認しようがないですね。
なので、メールを送ってから1週間くらい経っても全く返事がなければ電話しましょう。
もしかしたら、メールを開封してもらっていない可能性あります。
メールで画像を送る時の注意点
メールで加工問い合わせをするとき、参考になる画像を添付することもあるでしょう。
その時に注意して欲しいのが画像サイズです。
スマホで撮影した写真をそのままメールに添付すると、とてつもなく重いファイルになってなかなか遅れなかったりすることもあります。
場合によっては、相手方で受け取れないということもあります。
ホームページの問い合わせフォームで画像などを添付できる場合もありますが、その時も画像ファイルのサイズが大きすぎると添付できないこともあります。
そういった問題を解消するためには、画像を事前に圧縮してから添付することを強くお勧めします。
画像を圧縮する方法については「画像(写真)をメールで送る時のファイルサイズ圧縮方法」の記事を参考にしてください。
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初めての部品加工問い合わせの方法のまとめ
ということで、一番おすすめは電話です。
これが一番です。
ただし、電話する場合は営業時間、休業日などを確認してからにしよう。
終業間際に電話が掛かってきたとか、お昼時間で休んでいる時などは避けた方がいいです。
「誰だよ!こんな時間に!」と思われてしまうかも(笑)
実際に私も、お昼12時半とかに電話問い合わせを受けたことありますが、できればやめて欲しい。
特に小さい町工場は、お昼はお昼でみんな一斉に休憩に入るところが多いので。
どうしても知らない会社の人と初めて話すのに抵抗があるというのであれば、問い合わせフォームやメールでも構いませんが、返事がないこともあり得ると割り切っておきましょう。
特に個人での問い合わせの場合は。