ブレーキキャリパーの切削追加工の難点

ものづくり部品

タイトルにある通り、車のブレーキキャリパーの追加工相談。

ブレーキキャリパーってアルミ製の鋳物で、車のブレーキ関係のパーツです。

私も、金属部品加工はするけれど車やバイクの中身のことは素人同然です。

 

ブレーキキャリパーって何??っていうくらいですからね。

 

おいおい、こんなんじゃ迂闊に加工相談を受けたところで、対応可否を安易に回答できないやん・・・・

そんな焦りがあるときは、もちろん色々と調べてから返答するようにしています。

 

とにかく、今回はブレーキキャリパーの追加工切削の例をご紹介。

正直、失敗すると取り返しがつかないので、あんまりやりたくないんだわ(笑)

 

ブレーキキャリパーとは?

車とかバイクなどタイヤが付いている乗り物の多くはブレーキの仕組みにディスクブレーキを採用しています。

このディスクブレーキを構成している1つがブレーキキャリパー。

 

車やバイクを制動するディスクブレーキはタイヤに取り付けられた金属の円盤(ブレーキローター)にブレーキパッドを押し付けることで行います。

このブレーキローターにブレーキパッドを押し付けるのが、ブレーキキャリパーなんです。

 

ブレーキキャリパーは車種によっても形が異なりますので、中には違う車種に付け替えたいという要望があるんでしょうね。

今回の御相談もそんな感じでした。

 

PORSCHE用のブレーキキャリパー追加工

 

今回、送って頂いた現物(ブレーキキャリパー)です。

側面には「PORSCHE」の文字が。

ポルシェってあの高級車か!!

 

う~ん。

大丈夫かなぁ、私。

このようなものを加工して。

と勝手に焦りだす。。。

 

ブレーキキャリパーの加工依頼内容

 

ひっくり返すとこのようになっています。

追加工内容は2本飛び出している足を削って低くするということ。

 

これを見るだけなら「何だ、簡単そうやん」と思われてしまうのかもしれません。

金属加工の会社やったら、朝飯前ちゃうか?と感じるかも。

 

でも、切削するということは刃物を当てるということです。

加工物には負荷が掛かるので、しっかりと固定しておかないとぶっ飛んでいきます。

 

ブレーキキャリパーってアルミの鋳物じゃないですか。

形がいびつなんですよ~

 

足の部分を削り落とすにしても、左右の平行度をちゃんと保たないとダメですしね。

これ、一体どこを押さえたり、掴んだりして固定すんねん・・・

ってなるわけです。

>>フライス加工で部品をクランプ・固定する方法

 

もう、試行錯誤しました。

こうしようか、ああしようか。

うん、うん、う~ん、う~ん、と悩みながらも何とか方法を見つけたわけです。

 

その方法については、ここでは紹介しませんが、こういうところが個人依頼の難しいところですね。

さて、こちらが削った後の仕上がり品です。

まぁ、何とかキレイには仕上がったつもりです。

すっかり短くなって、さっぱりしたな。

 

左右2個を加工してユーザー様にお送りしましたが、普段からやっている加工とはまた違うので終わったあとの安堵感ったらありゃしない。

くれぐれも、こうした制動関係の加工においては、後のことは自己責任でお願いしますね!!

 

※一応、ホームページには記載しているのですが、今は既製品への追加工は対応していません。当ブログからの御問い合わせであってもご了承ください。

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