『購買課』が機械部品の調達を楽にするための方法

海外の外注

こんにちは!部品加工屋のakimaruです

今までの仕入先が廃業してしまった

韓国や台湾から部品を輸入していたが、年々価格が上昇してコストが合わなくなってきた

材料購入・切削依頼・焼入れ・研磨・表面処理・・・と各工程ごとに手配・管理するのが面倒

といったことで悩む相談は、うちの会社にもちょいちょい来たりします。

特に購買課の方々にとって、仕入先の損失は致命的な問題になりますよね。

 

「また新しい仕入れ先を探さないといけない・・・面倒くさい・・・」

というのが本音じゃないでしょうか。

 

そこで、今回は購買課の人向けに機械部品調達を楽にする方法をPRさせてもらおうかと思います。

機械部品調達を楽にする方法

海外調達

ある程度の規模の会社様になると、1つの機械部品の調達において各工程ごとにそれぞれの加工屋へ発注することは少ないかもしれません。

しかし、もしも旋盤屋、フライス屋、研磨屋、熱処理屋、表面処理屋というように個々の工程ごとに依頼されていると次のようなデメリットが発生します。

  • 納期管理が面倒
  • 価格管理が面倒
  • 加工屋が倒産したり廃業したりすると次の加工屋を探すのが大変
  • 各工程ごとに製品の持ち運びが面倒

これらの問題を解決する方法の1つが中国部品加工の輸入です。

 

中国製部品が安かろう悪かろうという時代はもう終わりました。

 

今はもう日本製よりも良いものを作る会社は無数にありますし、それでいて価格が抑えられいるので利用しないと損します!!

とにかく中国から部品を輸入する会社に丸投げしてしまえばいいんです。

ただし、中国の加工メーカーと直接やりとり(取引)している会社に依頼するべきだということは強く言及しておきます。

外注先と中国メーカーの間に貿易商社などが入っていると、情報伝達がスムーズにいきませんしタイムロスが大きいためです。

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中国メーカーを利用するメリット

海外調達

中国メーカーを利用することで得られるメリットはいくつかありますが、ギュッと2つに絞ると

見積りスピードが速い
価格メリットが大きい

という点があります。

 

中国の加工メーカーって、日本の加工屋に比べて機械設備の充実度が違います。

1社で旋盤、フライス、ワイヤー、放電、研磨といった一通りの設備を取り揃えているので、熱処理と表面処理だけを外注に出せば済むという会社がほとんどです。

なので、丸投げしておけばよいので楽なんです。

※表面処理だけを日本でやったりすることはあります。

 

うちの会社も昔は受注した部品を完成させるために各加工工程ごとに外注先を探しては依頼していましたが、なかなか管理が大変ですし効率が上がらないため売り上げが伸びませんでした。

ところが、中国メーカーを利用するようになって、それ以前に比べると仕事の受注量が一気に2倍以上増えたんです。

ちなみに、うちの会社では中国の加工メーカーと直接取引していますし、現地メーカーにも訪問して工場を見学までしてきました。

海外調達

 

それに中国メーカーって、見積スピードがかなり速いです。

日本の外注さんと比べても圧倒的に速い!!

価格メリットがあるのもメリットですが、レスポンスが速いというのが有難いと思います。

簡単な部品なら即日回答は当たり前ですし、急ぎで出して欲しいということをお願いすると30分以内くらいで回答をくれたりもします。

 

あとは細かいことを言うならば、日本の正月とかお盆休みの間は中国で部品加工を進めたりできるので便利です。

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中国メーカーを利用するデメリット

海外調達

残念ながら中国メーカーを使うことはメリットだけじゃなくてデメリットもあります。

例えば、日本の鋼材メーカーが作っているオリジナルの材料は現地入手が難しいですし、日本の正月やお盆休みの代わりに春節(1月の終わりから2月頃)や中秋節(10月頃)といった長期休暇が中国にもあります。

それにミルシートや熱処理検査書が必要なものについては中国語表記になります。

※対応できる材質は、一般的な炭素鋼、クロモリ鋼などのスチール、非鉄金属(銅、真鍮、アルミなど)や樹脂まで幅広いです。

 

これら以外にイレギュラーなデメリットとして、中国政治の内情が影響することもあります。

例えば、2021年後半は中国政府による計画的な停電が行われ、中国メーカーが一週間のうち2日間は機械を動かせない・・・という事態が起こりました。

その時は予定していた納期が遅れてしまい大変でした。。。

 

そのほか、普段の荷物は航空便を利用しているのですが、国際輸送を利用する人が増えることによって航空会社の処理が追い付かずになかなか荷物が届かないということも。

現地メーカーから発送されて一週間後にようやく届いたという惨事になったこともあります。

※通常ならば1~3日程度で届きます。

 

こういったデメリットはあるものの、それでも中国製部品を輸入するメリットの方が大きいので利用する会社は増えています。

これから日本のものづくり社会は、作業者の減少が予想されており産業ロボットに置き換えられようと研究開発が進んでいます。

 

仮にロボットへの移行が進むとしても、全てが移行するわけではないでしょう。

だとすれば、仕入先の候補として中国メーカーは抑えておくべきだと考えられます。

中国メーカーは量産じゃないとコストが合わない?

海外調達

海外調達

うちが初めての問い合わせを受ける時、量産加工品じゃないと価格的に難しいのでは?というお声を頂くことがあります。

しかし、逆にうちの会社では上の画像のような単品小ロットの部品の方が圧倒的に多いです。

 

もちろん量産加工も対応していますが、バーフィーダーで加工するようなものや専用の加工機を設計・製造して加工したりするようなものについては日本国内でやる方がよいかと思う場合も多々あるのも事実。

むしろ、みんなが嫌がるブロック形状の部品で長尺の材料から自動加工がやりにくいような手間がかかる量産品は安く抑えられたりすることがあるので検討の余地があるかと。

 

ただし、単品ものが得意とは言っても、本当に1個だけを送るとなると送料比率が大きくなるので価格メリットが出にくいですよね。

その場合の解決法としては、うちが他社から受けている部品と同梱発送してもらうことです。

つまり納期の猶予を持たせておけば、それなりに安く対応できると思います。

まとめ

ということで、簡単にまとめてみますと

新しい仕入れ先候補として中国メーカーを加えることで

  • 見積回答が早い
  • 価格メリットが出る可能性ある
  • 新たに仕入れ先を探し回る手間が軽減される
  • 年末年始やお盆休みでも部品加工を進めてもらえる

という利点があるということです。

 

部品精度ってどうなの?というところが気になるかと思いますが、それについては部品ごとに返答が異なるので何とも言い難いんです。

とはいえ、一般的には±0.01~0.02くらいは問題ないかと。

0.002の幾何公差が入った部品を製造した経験もありますが、品質保証およびアフターフォローのことを考えると、日本国内で製造したいというのが本音です。

 

何はともあれ、試しに相談頂ければ検討はします。

気になりましたらご連絡ください。

→ 有限会社平野製作所

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