以前に作ってもらったウレタンゴムの部品ですけど、もう少し硬くしたもので作れません?
という質問を頂いたことがあります。
以前に作ったものというのが、ショアA90のウレタンゴム製品なのですが、90以上となると95になるかなと。
でも、金額的にもかなり跳ね上がります。
実際、ウレタンゴムの硬さってショアA90と95でどんなけ違いがあるの?
ということをお伝えしておくべきかなと思ったのと、もう少し硬くというのであれば、ウレタンゴムの代替品を選んだ方が良い気がします。
ウレタンゴムの硬さショアA90と95の違い
ミスミの資料から抜粋したものですが、ウレタンゴムの性質として優れているのは、機械的強度と耐摩耗性です。
繰り返し何かが当たるようなものとかには適している素材だと思うのですが、ウレタンゴムの硬さについて、ショアA90と95にどれほどの違いがあるのか?
実際、私もそこまでゴムのことに詳しくないので、周囲の方々に意見を求めてみたんですけど「さほど差はない」というのが多数でしたね。
ゴムの硬さの目安って??という疑問については、具体的に他のものに例えた表がミスミの資料にあったのでわかりやすいです。
ショア90以上の硬さが欲しい場合はどうする?
やっぱりショア90以上の硬さが欲しいな
という要望があるのならば、ショアA95のウレタンゴムを使用するか、もはや素材を変えてみるのも一つの案かなと思います。
例えば、MCナイロンやPOM(ジュラコン)など。
どのような用途で使用するかによっても、代替品として選ぶ素材も変わってきますしコストも違います。
ショアA95のウレタンゴムを使うよりかは、他のプラスチックを使う方が安く済むかもしれないですよ。