3Dプリンターで一層目から定着しない場合の対処法

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FDM方式の3Dプリンターを使って造形するときに、今までは何のトラブルもなくできていたのに最近調子が悪くなってきたという曲面にぶち当たることがあります。

その1つが「第一層目が汚い、定着しない・・・」という問題。

 

私は会社でMoment220という機種の3Dプリンターを使用していますが、しばらく使っているうちに一層目からうまく造形されないという問題に直面し、しばらくあれこれと悩んでいたんですよね。

あーでもない。

こーでもない。

このプリンターがおかしいんじゃねーの!?

なんて3Dプリンターのせいにして、造形するのが億劫になる始末でした。

 

とはいっても、このまま放置するわけにもいかずあれこれと原因を探ってみた結果分かったことはノズルの劣化だったんですよ。

新品のノズルを購入して付け替えてみたら解決したってオチです(笑)

 

そんなこと・・・と思うかもしれませんが、ノズルが劣化するタイミングなんて使っていて分からないですし、ましてやノズルの見た目では分かりません。

なので、一層目がうまく定着しないとか汚いということで悩んでいる人は、騙されたと思ってノズル交換をしてみることをおススメします。

 

それでもうまくいかない場合は、他の原因があるので考えられることも紹介しておきます。

レベリングが調整できていない

FDM方式の3Dプリンターで印刷するときに一層目の造形というのは超重要ですよね。

一層目が失敗しちゃうと、造形そのものが失敗します。

 

まず、一層目がうまく定着しない原因の1つはレベリングです。

特にベッドシートを取り外ししたりすることが頻繁にあるならばレベリング調整は毎回するべきかと思う。

レベリングは造形を綺麗にするための超重要要素です。

レベリングができていないと造形はうまくできません。

 

フィラメントの問題

Amazonで安いフィラメントが売っていますが、フィラメントの質が悪くて定着率が下がることもあると聞くので、レビューなどを見て買うとは思いますけどフィラメントを交換して造形し直しをしてみると意外とうまくいく場合もあります。

フィラメントと自分が使用している3Dプリンターの相性ってのもあるのかもしれないですよ。

 

あとは、PLAを使う人は多いと思うんですけど、ABSを使う場合は特に一層目が剥がれやすいです。

ABSはPLAよりも温度による収縮率が大きいので、造形後に冷却されると小さくなります。

なので、ABSを造形する場合はラフトやスカートは必須ですから忘れていないかどうかも確認しておきたいところです。

3DプリンターでABSの造形に『ラフト』が必要な理由

 

ベッド温度の設定が間違っている

フィラメントの問題以外には、ベッド温度が低くなっていることが原因になったりもします。

購入したフィラメントの箱とかに推奨されるノズル温度やベッド温度が記載されていると思いますので、その記載された温度で造形しているか確認しましょう。

造形速度が速すぎる

造形を失敗してしまう理由の1つとして造形速度が速すぎる問題もあります。

機種の制御装置の精度にもよるんですけど、どうしても安い3Dプリンターとかだと造形スピードが速くてノズルからフィラメントが出る速度が追い付いていない場合なども考えられます。

 

うまくできない場合、一層目の造形スピードを想定している80%くらいに落としてみるのも対処法の1つです。

 

ノズルの劣化

何をやってもダメだ・・・

とあきらめそうになってしまった人は、ノズルの交換をしよう。

ノズルの劣化が原因で一層目が定着しなくなります。

 

私の場合は、ノズル交換で一発解決しました。

あんなけ悩んでいたのに・・・と思いましたよ。

 

ノズルの劣化タイミングはどれくらいか?という問題ですが、これは使用環境や頻度によっても変わるので一概には言えないですけど、1年に1回くらいは交換した方がよいのかもしれません。

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フィラメントを送るローラーが劣化している

ノズルの交換をしても、全然ダメ。

一層目が全く造形されないという場合、そもそもフィラメントがちゃんと送り出されていない可能性があります。

ノズルの先端に送り出すローラーが内部についていると思いますが、そのローラーがフィラメントを挟み込んで送り出すわけです。

 

ローラーの挟む力が弱くなっていないか?

ネジが緩んだりしていないか?

見てみましょう。

緩んでいたら締めなければなりません。

 

やり方が分からないという人は、3Dプリンターの販売・製造メーカーに問い合わせしてください。

 

まとめ

3Dプリンターで色々なものが造形できるようになると、仕事にも使おうと思ったりしますよね。

でも、ある日いきなり一層目からフィラメントがテーブルに定着しなくなって困ってしまうこともあります。

 

とりわけ、誰かからの依頼を受けて造形しないといけないのにトラブルが発生すると焦ります。

でも、一層目から定着しなくなった場合は焦らず1つずつ原因を探っていきましょう。

必ず原因がどこかにあるはず。

 

ここで紹介した原因を対処していくと、きっと造形がうまくいきますよ。

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