大学院中退は「逃げ」なのか?辞めない方がよい?

大学院

大学院に進学してみたけれど、1年あるいは数年も経たずして研究生活が辛いと感じていませんか?

大学生の頃とは全く違う状況に身を置いてみて、将来のことが不安になったり研究室という特殊な環境での時間の過ごし方に慣れなかったり、人間関係がうまくいかなかったりもするでしょう。

 

大学院やめたいな・・・でも「逃げた」とか「途中で投げ出した」って周りから言われるのも嫌だし、やっぱり中退しない方がいいのかもと思っているかもしれませんね。

 

しかし、実際に大学院を中退した私が改めて言えることは、そんなこと気にするな!ということです。

決して適当なことを言っているわけではありません。

私は大学院を中退して全く後悔はしていない。

むしろ、早く切り替えて新しい道を進んで良かったと思っているくらいです。

 

この記事で大学院をやめたいけど悩んでいるというあなたの背中を押すことができれば幸いです。

人生は一度限りです。

大学院中退は「逃げ」なのか?

大学院中退逃げ

大学に入学した頃のような気持ちとは全く違った不安が大きくなり、大学院を卒業してから就職活動をするのに研究室での経験の必要性があるのか?と思ってしまうこともあるかもしれません。

いっそのこと早く大学院を中退して就職活動にシフトした方がよいのでは?

でも・・・「逃げた」と親や友達、研究室仲間に思われるのではないかという恐怖が心を締め付けてしまいますよね。

 

あなたが「逃げた」と思われてしまうのではないか?と不安になるのは仕方がないことです。

しかし、あなたにとって大学院を中退することは「逃げ」なのか、それとも方向転換をするための選択の1つなのかをしっかりと考えてみましょう。

そのうえで、このままだと将来の可能性を見いだせないと判断するのであれば、このままダラダラと大学院生活を続けない方がマシです。

これは100%私が断言できることです。

 

自分の力量というのは、実際に挑戦してみてわかることもあります。

大学院での研究生活・勉強が思った以上に大変だったり、続けていける自信が無かったりもするでしょう。

 

人は「努力が足りないだけ」と簡単に言います。

確かにその通りの場合もありますし、やめるのは簡単です。

その判断は本人しかできません。

 

中途半端な気持ちで大学院生を続けても良い結果は残せないし、無駄に時間を過ごして年齢を重ねるだけです。

早く就職をして仕事を始める方がお金も貯められますし、結婚も考えやすくなると思いませんか?

 

大学院中退が「逃げ」だと言う批判への反論

大学院中退批判

「物事を途中で投げ出してしまう」ということへの批判は一般論として正論のように言われることがあります。

一度決めたことは貫き通すと言えば聞こえは良いものの、間違った判断だと気づいたのに突き進むことの方が愚かだと私は思っています。

 

社会に出て、会社に勤めるようになっても計画の方向転換などよくある話です。

個人単位で見ても、転職する人は大勢います。

転職が悪だと考えている人はいるかもしれませんが、自分が評価されるべき会社、自分がやりたいと思ったことができる会社へと転職をする人もたくさんいます。

 

転職することが当たり前で正しいことだとは決して言いませんが、転職が悪いことだとも言えない。

自分の人生、やりたいことを見つけるために動くことの何が悪いのか?

 

大学院進学も最初は目的を持って進んだことかもしれませんが、やってみた結果、自分の中で「違う」と判断できたのならやめても問題ないのでは。

大学院受験の前にはインターネットで調べたり研究室訪問をして事前にすごく調査をしたことでしょう。

それでも、実際に入ってみないと分からないこともあります。

特に、研究室での人間関係などは絶対に分からないことです。

 

大学院中退は世間の印象が悪くなると思うかもしれませんが、逆にあなたは人の経歴をそこまで常に意識するでしょうか?

それよりも、今現在がどのように活動しているのか、どんなことをしているのかという方がずっと重要だし意味のあることじゃないかと思うのす。

 

なぜ大学院を中退しようかと思ったのか理由を考えよう

大学院中退理由

大学院を中退することに不安を感じ、その後の人生にどのようなマイナス影響が出るのか心配になっていることでしょう。

私も、実際に中退を決める時には迷いました。

大学院を中退するにあたり、就職活動をする人がほとんどだと思います。

 

大学院中退はもはや大学卒でしかありませんし、中途採用の道からスタートなのでハードルは新卒よりも高いと言えます。

特別なスキルを身につけているのなら、それを売り込みにかければ興味をもってくれる企業もあるかもしれませんが、それもなければ尚更不安は募るばかりですよね。

 

しかし、何故大学院にまで進学をしたのに今、中退という道を考えるようになったのか、そのきっかけとなる心境の変化を思い直す必要があります。

また、どこに自分の居場所があるのかを考えて、調べ直す良い機会でもあるとも思わなければなりません。

 

 

そもそもですが、もしもあなたが大学・大学院に進学した理由の1つに「学歴」を掲げるのであれば、それはもはや意味を成さないと思わないといけない。

今や大学全入時代です。

多くの博士・修士などの高学歴者が希望するような職に就けずに不安定な生活を強いられているのですから。

そう、高学歴ワーキングプアですね。

10年ほど前から議題としてありましたが、状況一向に改善される様子はないのが現状でもあります。

 

しかしながら、徐々にではありますけども日本の悪しき学歴意識はようやく払拭されつつある時代へと移ってきたと同時に、それだけ個々の能力のオリジナリティが求められる時代になってきたとも捉えることができるのです。

 

そういった背景に関わらず、少なくとも今現在あなたがこうして『中退』について考えている事実の裏側には、それなりの理由があるからですよね?

その理由が何であろうとも、これから出す答えが正しいのか間違っているのかは行動してみないと解りません。

たとえ今、間違っていると思う道を選択したとしてもそれが人生・天命であり、実は最初から『間違った』道なんてないことに振り返れば気づくんです。

 

 

生きていると、いつか過去を振り返る時が必ずやってきますが、そのタイミングと振り返る意味というものがそこにはあるのです。

きっと、あの時大学院を辞めていれば、辞めていなければ・・・

こういう考えは頭の中をめぐる時がある。

 

でも、そういうことは考えても考えても同じです。

”今”に変化は起きないのです。

過去に歩んだ道で見つけた「知識」や「経験」を使うかどうか、使える場所にいられるかどうかは今後の自分の決断によります。

 

大学院を中退するかしないかで今後の全てが決まるわけではない。

だからといって、何の考えも無しに行動を起こせば必ず後で後悔します。

 

結局は「自分自身が大学院に進学した理由」とそこで「何を学んだのか」「これから何をしようと考えているのか」を説明できれば良いのです。

 

大学院で習得すべきこと

習得

大学卒業時に就職先が見つからないから、あるいはまだ就職したくないからという安易な理由で適当に大学院進学を選ぶ学生もいると聞きます。

これは一番やってはいけない行動です。

それこそ、充実した大学院生活を送れるはずがありません。

 

もしも、あなたが大学院に進学した動機が学歴(肩書)ならば早く自分の本当の道を探さなければならないと思う。

 

基本的に大学までは受け身の『学び』が中心になる。

一方、大学院では『考える力を育む』ことが大事になる。

 

頭の中に知識を詰め込むのではなく、インプットした知識をどのように整理して組み合わせてアウトプットするのかということを学ぶのが大学院であると、私は自分の経験から思うのです。

その延長線上に企業の研究室で研究者として働く人もいれば、大学・大学院の教員として働く人もいるし、研究とは全く関係のない仕事に就職する人もいる。

とにかく、大学院を出てから何をするかなんて関係ないのです。

大学院の就活の真実【専門外の就職でも内定率に関係ない?】

大学院中退はクズだとか、末路がやばいと言われるのは中退後の行動次第

大学院中退の末路・大学院中退くず

大学院に限らず「中退」というのは、あまり良く聞こえないものです。

でも「クズ」だとか「末路がやばい」とか言われるのは、中退してからの行動や生活が評価されていないからに過ぎません。

 

誰もが「今」を見て評価しがちです。

逆に今が良くても没落すれば袋叩きされるのが世の中です。

 

なので、インターネットの掲示板やSNSに書かれたコメントなんてものは、書いた人の主観的な意見でしかないわけです。

自分の未来を1つのことで誰かに批判されるのはおかしいですよね。

これから先のことは誰も分かりません。

もちろん自分自身にだって分かりません。

 

ただ1つ言えるのは、日本で暮らす私たちには自由があり、自分の未来への道は自分で決めることができるということです。

これはとても幸せなことだと思います。

 

なので、決してうつになるほど悩むことはしないで。

自分の未来を信じて、進む道を決めよう。

決めた道が「中退」であっても、その先で見つけた道をしっかりと歩き続けることが大事。

 

まとめ

大学院の中退は「逃げ」でしかないのだろうか?

自分に甘いだけなのだろうか?

と深く悩んでいるひとは、今一度、何故やめようと思ったのかを考えてみよう。

 

中退したいなと思ったことに正当な理由が説明できるのであれば、それは決して逃げではありません。

他人からどのように言われても、これまで研究・勉強してきたことは決して無駄にはならない。

今後の人生で直接役に立つかどうかは関係なく、経験してきたことが間接的に活きてくることがきっとあると期待しよう。

 

就職活動で不利になるかもと思っているのなら、自分の信念をしっかりと企業面接で説明できれば問題ありません。

信条をしっかりと持って前に進みましょう。

あなたに明るい未来があることを祈ります。

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