マクドナルドに学ぶ『見込み客』への投資法~ハッピーセットの罠

町工場
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マクドナルドではハッピーセットを頼むとその時々で違うおもちゃが付いてきます。

ファミレスで言うところのお子様セットですね。

ただ、ファミレスのお子様セットは”小学生以下”というような年齢制限があるけれども、マクドナルドではハッピーセットの購入に年齢制限がない。なので、大人でも買える。

 

そのせいか、ヤフオク、メルカリなどのフリマサイトやアプリで検索するとハッピーセットがめちゃくちゃ出品されています。

しかも、数百円から数千円までの値幅がある!!

 

ハッピーセットの価格が500円くらいなので、もはや元を取ったというレベルではなくなるかもしれないです。

しかも、買う人がいるというのがすごい・・・

年代物になればプレミアがつくかもしれません。

 

でも、私や嫁・子供は普段からあまりファーストフード店には行きません。

理由を聞かれたら困るんですけど、ただ、そんなに行きたいと思わないだけです。

何でだろう?嫌いじゃないけどね。

好きな人は好きですよね。

 

つい先日、そんなマクドナルドに超久しぶりに家族で行って、子供にハッピーセットを頼んだんですが、ふと付属のおもちゃを見ながら思った。

これ、どれだけ利益があるんやろうか?と。

 

マクドナルドの原価表が流出したなどの情報がインターネット上では飛び交っているが、その真偽は不明です。

ただ、飲食業であるマクドナルドでは粗利率が10%以下であるという。

原材料費だけでなく、人件費、光熱費、消耗品などにかかる費用、輸送費、宣伝広告費など目の前にあるハンバーガー1つを提供するために、どれだけの費用が掛かっているのかを計算すると、とんでもなく利益は薄い。

 

そんな薄利でも売り上げを伸ばしてきたデカい企業である秘密はどこにあるのか?

ハンバーガーの品質?

店舗の雰囲気?

従業員のスマイル?

 

いやいや。違う。

やっぱりリピーターを増やすということで間違いないと思う。

リピーターを増やすための投資術がハッピーセットにはある

ハンバーガーなんて、毎日食べれば飽きるしむしろ毎日食べるものではない。

ジャンクフードだと言って敬遠する人さえもいるくらいです。

 

そんなハンバーガーを繰り返し食べてもらうためには、いくつかの戦略を考えないといけない。

  • ハンバーガーの種類を増やす
  • 期間限定のハンバーガーを出す
  • ハンバーガー以外の目玉商品を出す
  • とにかく美味いハンバーガーを出す
  • 利用しやすい便利な新しいサービスを作る

こんな感じで箇条書きしていくと、限界を感じてしまうようなことも出てくる。

 

ここでハッピーセットのことを思い出してみよう。

ハッピーセットはハンバーガーにポテト、飲み物、そしておもちゃが付いてくる。

ハッピーセット

 

今回は黒ひげ危機一髪のヨッシーバージョンのおもちゃでした。

それでなくても利益率が低いハンバーガーなのに、こんなおもちゃなんか付けて利益出るんでしょうか?

おもちゃの原価がいくらなのかなんて想像したところで明確な答えが出ないのでナンセンスですが、少なくともトイザらスで販売されていたら数百円くらいはしそうです。(個人的な感覚)

 

これ、絶対利益がほとんど出ていないよなぁ・・・

なんて思うわけですが、私の妻からの話によればこのハッピーセットにはリピーターを増やす戦略的な意味があるという噂が。

 

ハッピーセットのターゲットは子供

マクドナルドのハッピーセットは大人も購入できますが、おもちゃが付いているということからターゲットとしているのは子供ですね。

 

とらえかたによっては、おもちゃが欲しがる子供をエサにしてその子供の親をマクドナルドに誘導するということも言えますが、マクドナルドの戦略は子供のうちからマクドナルドの味を知ってもらい、覚えてもらい、その子供が大人になっても「マクドナルドに行きたいなぁ」と思ってもらえるように仕込んでおくという狙いがあったりする。

 

「昔懐かしい味」に我々大人が惹かれるように、「あぁ、なんか今日はマクドナルドの気分」と考えるような大人を増やそうという戦略ですね。

数年、あるいは十数年先を見据えた投資か!?

さすがマクドナルド。

 

決して抜きん出た味ではないけど、食べたくなるものこそが子供の頃に美味しいと思った味なのかもしれません。

 

なので、子供の頃に全くマクドナルドに行かなかった人は、大人になってもマクドナルドに行く頻度は少ないみたいです。

ちなみに、私も子供の頃はほとんどマクドナルドに連れて行ってもらえませんでした。

大学生になった頃になって初めて、友達と月1もしくは2カ月に1回頻度くらいまで行く回数が増えた気がします。

学生を卒業してからは、またマクドナルドから足が遠のいています。

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フロントエンド商品のハンバーガーとバックエンド商品

マクドナルドのフロントエンド商品といえばハンバーガーです。

バックエンドに相当するのが、ポテトとかコーラになり、ハンバーガーよりも利益率はかなり良いらしい。

 

なので、ハンバーガーを頼むと「ポテトは如何ですか?」「お飲み物は?」と聞かれる。

これ、マニュアルなんでしょうかね?

私はマクドナルドで働いたことがないのでわかりませんが、そういうものなんでしょう。

 

ハッピーセットは将来のお客を確保するための投資とみなすならば、将来的に利益率が高いバックエンド商品を購入してくれる人が増える可能性に賭けていることになります。

よく見込み客という言葉を聞くと思いますが、今はまだ本当の意味で自分のお客さんになっていないけれども、お得意様になるかもしれない人を掴んでおくのはビジネスの世界ではとても大事です。

あとは、既存客のロイヤリティ化も同じく重要。

 

この2つをマクドナルドはハッピーセットという投資で獲得しているのではないか?

そういうことを、考えながらベーコンレタスバーガーをむしゃむしゃと食べた昼下がりでした。

ビジネスって面白いですね!

 

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