マイスリー1mgの副作用?記憶がないまま動いてしまう理由

remember 健康

不眠症などの睡眠障害のため、かかりつけの病院で睡眠導入剤をもらっているという人は多い。

私のとある知人(60代女性)もマイスリーを5年くらい継続して服用している一人だ。

 

ところが、ある日こんなことが起こったそうです。

 

最初はマイスリーを1mg処方してもらっていたけれども、ここ1年くらいは調子が良くなってきたので、担当医に伝えて0.5mgに量を減らしてもらった。

しばらくは毎日飲んでいたが、時々は飲まない日も増やすように。

飲まない日は全く眠れないことが多かったが、徐々に飲まなくても眠れる時間が増えてきた。

 

数日、飲まない日を続けていたけれども、明日は孫の運動会の弁当を朝から作ってあげる約束だし、今日は早く寝ておこうということで、念のためしばらく飲んでなかったマイスリー0.5mgを久々に飲んだそうです。

夜中に家の中を記憶がないまま徘徊!?

その日の夜。

たしかにマイスリーを飲んですぐにベッドに入ったはずなのだが、夜中に無意識のうちに家の中を歩き回っていたらしい。

 

「おい、何でこんなところで寝てるんだ?」

肩をゆすられ、意識がもうろうとしながらも起こされる。

彼女の夫だ。

 

何故か、彼女はリビングのソファでバスタオルを足にはさんで寝ていたようです。

バスタオルを足の間から抜き取られ、「これ、何?」と聞かれて、虚ろながらも”バスタオル”だと認識はしていたことを覚えていたそう。

でも、なぜバスタオルを持ってソファに自分が寝ているのかは、全く記憶がないと。

 

それに、トイレの電気がつけっぱなしになっていたことから、おそらく夜中、トイレに行ったんだろうとは思うが、それさえも覚えていない。

結局、そのまま夫に連れられてベッドに戻って朝まで眠ったようです。

 

朝方、目が覚めたとき「変な夢を見たなぁ」という感覚のまま、リビングに行こうと思いスリッパを履こうと思ったがスリッパが無いことに気づく。

いつもは、ベッドのそばにスリッパを脱いで寝るのに・・・

 

「おかしいなぁ」と思いながらリビングに行くと、ソファのそばにスリッパが脱ぎそろえられているのを見て、「あぁ、あれは夢じゃなかったのか・・・」と実感したようです。

実際、そのことがあってからマイスリーを飲むのが少し怖くなったと言います。

 

確かに、無意識のうちに玄関のドアを開けて外に出ていたら・・・

真冬に外で寝て凍死したなんて想像するとゾッとします。

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マイスリーの副作用にはどんなものがあるのか

実際、マイスリーの医薬品添付文書には以下のようなことが書かれている。

用法及び用量に関連する使用上の注意

1.
本剤に対する反応には個人差があり、また、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)は用量依存的にあらわれるので、本剤を投与する場合には少量(1回5mg)から投与を開始すること。やむを得ず増量する場合は観察を十分に行いながら慎重に投与すること。ただし、10mgを超えないこととし、症状の改善に伴って減量に努めること。
2.
本剤を投与する場合、就寝の直前に服用させること。また、服用して就寝した後、患者が起床して活動を開始するまでに十分な睡眠時間がとれなかった場合、又は睡眠途中において一時的に起床して仕事等を行った場合などにおいて健忘があらわれたとの報告があるので、薬効が消失する前に活動を開始する可能性があるときは服用させないこと。

 

人によっては、もうろう状態や夢遊病状態があらわれたりすると書かれている。

まさしくコレですね。

 

しかし、今まで彼女は5年間もマイスリーを飲み続けてきたのに、なぜ今になってこのような副作用が出たのか?

特に、この日の活動や食事、体のコンディションもいつもと変わらなかったというのに。

 

5年も経てば、人の体も薬の抵抗性とか効き具合が変化することもあるだろう。

それでも、急にこのような副作用が起こるとは考えにくい。

 

ただ、1つ気になるのはここ数日、しばらくマイスリーは飲んでいない日が続いたということが引っかかる。

おそらく、薬を一時的に絶っていたことにより、薬への感受性が増した可能性はゼロではない。というか、その可能性が一番高い。

 

マイスリーの半減期は約2時間と短く、翌朝への残遺効果(持越し効果)も少ないと臨床試験でも高い安全性が証明されている。

そのため、副作用が出る確率は5%以下だとされます。

高齢者にも多く使われるマイスリーですが、それでも、今回のような副作用が出たというのは、独自の判断でマイスリーを飲まない日を続けてしまったことにあるのかもしれません。

 

むしろ、しばらく飲まなくても眠れるようになったのなら、いっそのことマイスリーを飲むのをやめてしまったらよいのかもしれないですね。

ただし、これについても担当医には説明・相談しておくことが望ましいです。

睡眠薬は急にやめると反跳性不眠、いらいら感等の離脱症状が起こりやすい。

まとめ

一時的にマイスリーを飲むのをやめていても眠れるようならば、医師に相談してみよう。

急に服用をすると、薬の感受性が敏感になってしまっている可能性もあり、思わぬ副作用が出てしまうこともありそうです。

 

 

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