3Dプリンターフィラメントの温度設定の重要性

3Dプリンター
geralt / Pixabay

PLAやABSを積層していくタイプの3Dプリンターは業務用であれ、ホビー用であっても使用するフィラメントの推奨温度設定がとっても大事です。

温度設定を無視すると出来上がる造形物がえらいことになったりするのです。

 

今回は、実際に推奨温度を無視した場合と、忠実に守った場合でどのように造形物に変化が表れるのかをご紹介します。

PLAの推奨温度200-220℃を無視して240℃で造形してみた

PLAの推奨温度はメーカーによって少し差がありますが、200-230℃くらいです。

自分が持っているフィラメントの推奨温度が何度かは、フィラメントを巻いているボビン(ロール)に書いてあったり、箱に書いてあったりするので確認してみてください。

 

一方、PLAと同じくよく使われるABSは、平均的に230-250℃くらいが推奨温度になっています。

 

なので、ABSを使って3Dプリントしたあとで、フィラメントをPLAに変えてプリントする場合、プロファイルの設定(どのプリンターでどの素材を使ってプリントするか)を確認しておかないといけません。

 

今回は、あえて温度設定を間違えたらどうなるか?という実験をしてみようと思います。

まず使用するフィラメントの推奨温度を調べてみます。

これが、今回使うフィラメント。

 

ボビンの横に貼っているシールを見てみると

使用するフィラメントはPLAで推奨温度は200-220℃になっています。

ということで、温度設定をわざと240℃でやってみます。

 

今回作るモデルはこれです。

 

さぁ、どうなるか?

じゃじゃん!!

なんかヒゲとかイボみたいなのがいっぱい出てます。

ギア部分も表面がかなり凸凹です。

写真ではわかりませんが、蜘蛛の巣みたいなのもちょこっとあったりします。

これは完全に駄作だな。

 

こうなる理由は、温度が高すぎてPLAが溶けやすくなってしまっているからですね。

ノズルの先から不要にチョロチョロと溶けたPLAが垂れてしまうため、このように不必要な部分にまでこびりついてしまっているんです。

 

いわゆる「締りが悪い」というやつですね。

緩すぎる。。。

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推奨温度210℃で造形したみた

かなりキレイになりました。

温度が30℃違いますからね。

ヒゲもイボもかなり少ないです。

 

どうしてもバリ取りはしてあげないと、FFDタイプの3Dプリンターはどんなに頑張っても積層跡が残ってしまいます。

プリントスピードを落とせばもう少しキレイにできるかもしれませんし、積層ピッチをもう少し薄くすれば、もっとキレイになるかもしれませんが、ノズル径が0.4なのでまぁこんなもんでしょう。

 

あとは、手仕上げすればいいです。

 

ということで、フィラメントの使用推奨温度の設定はとーっても大事ということを実証した結果報告でした。

 

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