100均でも売っていない形のコンセントカバーを作る!

3Dプリンター
OpenIcons / Pixabay

うちの会社にある年季の入ったコンタ(ノコ盤)の横に付いているコンセントのカバーが割れちゃいました。

普通の家庭用のコンセントカバーなら100均に行けば、色々と売っているのですが、これは工業用なのでぜんぜんマッチしません。

コンセントの形が普通の四角とかじゃないんですもん。

市販のもので使えるカバーが見つかりませんでした。

 

カバーはバキバキに割れたわけではなく、ビスで固定するところが劣化して割れてしまったのです。

なので、ネジ止めできないからポロっと落ちちゃうんですよね。

終わった。

 

そんなタイミングで表れたのが、3Dプリンターです!!

ででん!!

なんてね。

 

さて、こういう時こそ3Dプリンターを活用するもんです。

市販されていないなら、自分で作ればええ。



だいたいの寸法を測ってモデリングする

コンセントカバーなんて、金属の精密部品と比べたら寸法精度なんてクソみたいなものです。

ネジの位置とコンセントの抜き穴さえ測っておけば、余裕でしょ。

 

万が一の場合は、後加工をするし。

それができるのが町工場の強みでっせ。

 

割れたカバーをノギスで測定です。

ちなみに、個人の趣味でDIYなどをする場合でも、ノギスはある程度ちゃんとしたものを用意したほうがいいですよ。

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あとは、測定した寸法から3Dデータを作ります。

3Dデータは拡張子さえSTLにして保存できれば、どんなソフトを使っても大丈夫です。

3Dデータができたら、プリンターで出力するためのGコードを作るソフトであるSimplify3D(有料)にデータを取り込みます。

 

あとは、プロセス設定から使用する3Dプリンターの種類と素材の種類、そして、サポートの有無とか積層ピッチの設定をします。

設定が終わったら、プリント開始の準備をポチっと押すと

こんな感じでプレビューされる。

今回はサポート材なしで積層ピッチは0.2mmに設定。

約1時間ちょいで完成します。

コンセントカバーの完成

できました。

工場の中で使うものですから、デザインとかはどうでもいいのでシンプルです。

もし、ちょっと面白くしようかなと思えば、3Dデータをいじればいいだけですしね。

 

裏面はこんなかんじ。

オリジナルはもう30年以上は使っているものだと思います。

相当古いですね。

 

3Dプリンターで作れるメリットの1つに、壊れたら何度でも作れるというところ。

データさえ残しておけばいいんですから。

便利な世の中になりました。

 

今回、使用した材料はPLA。

これで、一件落着です。

 


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