逆風にも強い中小零細企業になるために大事なこと

コスト削減方法

二代目・三代目の中小零細社長(経営者)や、次期社長と言われている人の90%以上は財務に弱いと指摘する書籍やネット記事が多数あります。

大企業の場合、外部から経営のエキスパートが社長職を請け負ったりもするので、財務に素人ということはほとんどありません。

知識が豊富なゆえに、不正な会計処理を行い、内容虚偽の財務諸表を偽装するという、いわゆる粉飾決算が大沙汰になることはありますが、中小零細の場合はそういったことは少ないですよね。

というか、逆に粉飾決算するほどの知識を持ち合わせていないと言うほうが正しいのかもしれません。

もし、あなたが小さな会社の社長(あるいは次期社長)だとして、財務諸表を読めますか?

貸借対照表が読めて、キャッシュフロー計算書がわかれば、財務に強い会社になるんです。


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財務諸表を読めないと、銀行の言いなりになってしまう!

会社の決算期に会計事務所とか税理士さんと財務諸表について話をしたりしませんか?

うちの会社は、決算月の翌月に会計士さんと話をしますし、今後の目標とかを考えます。

親が社長を努める会社に入り、次期社長の席が自動的に用意された環境を当たり前のように感じている二代目とか三代目って、”お金”のことに疎かったりします。

とにかく売上を上げることに必死だったり、とにかく新規事業の展開ばかりを考えていたりと財務のことをどこまで分かっているかと言われると・・・

社長職の最も大事な業務は財務を把握し、会社の健康管理をすることだと私は思っています。

自分が先頭に立って営業利益を上げようと動き回るのではなく、経営方針を決めて従業員に示すことだと思います。

ただ、残念ながら中小零細(特に町工場)では、それができていないんですよね。

うちの会社も例外ではないと思っています。

社長が自分の会社の財務諸表のことを理解せず、読めず、適当だと、この会社は銀行から見れば格好のカモです。

銀行はとにかく金を貸して利息を得ることで生きています。

その利息を払うのが我々一般企業なのですが、多くの企業が運営資金を銀行から融資してもらっているでしょう。

銀行から融資を受けれないと経営が成り立たない!という会社も多いはず。

無借金経営なんて夢のまた夢なんて思っている人も多いはず。

銀行からの融資がないと会社が潰れてしまう!!!という話がふんだんに入った、「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」という本は面白かったです。

「絶対に倒産する」と言われたオンデーズ(メガネの販売会社)の社長になった著者の実話。

企業とは、働くとは、仲間とはということに加え、財務のことを考えさせられますので一読するといい。

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book) [ 田中修治 ]

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感想(4件)


この本にもあるが、とにかく銀行との付き合いは上下関係があってはならない。

我々は銀行から金を貸してもらっていると 思ってはいけない。

銀行から借りてあげていると思うべきである。

そのためにも、会社経営をより健全にしなければなりません。

そのためには、会社経営者は財務諸表を読めなければならない。

財務諸表が読めて、初めて会社の経営方針や次の展開策を練ることができるのです。

今、仕事もいっぱい入ってきてるし儲かっている

そう言う会社の財務諸表はどうなているのでしょう?

いまいちど、会計士や税理士と一緒に見てみると発見することがあるかもしれません。

財務諸表で大切なのは、貸借対照表

貸借対照表(バランスシート(B/S))

これは財務諸表の中で特に気をつけて見ておきたいもの。

固定資産、流動資産がそれぞれどれくらいあるのか?

それに加えて、固定負債と流動負債がどれくらいあるのか?

自己資本比率がどれくらいかも見ておきたい。

他にも、流動比率、当座比率など見るところはたくさんあるが、そういった項目の各数値の優良企業とみなされる目安というものがある。

では、どこで勉強したらいいかというと、株式投資です。

株式投資はファンダメンタル投資、テクニカル投資という2つの大きな投資スタイルがありますが、株価チャートを見ながら、株価が上がるか下がるかを予想するのがテクニカル投資。

主に、短期売買をする投資家がよく使っていると言われています。

一方、会社の財務諸表などをみて、会社の業績がどうなるか。

あるいは、社会の経済ニュースなどを見て、その会社がどういった影響を受けるかなどを考えて投資するのがファンダメンタル投資です。

このファンダメンタル投資では、EPS、PBR、PERという専門的な指標を見ることもありますが、それに加えて自己資本比率が40%以上ないとダメだとか、流動比率は150%以上が投資の目安というように、財務諸表にある項目にも着目することがセオリーとなっています。

つまり、株式投資の世界で実際に投資をしなくてもよいので、気になる企業の財務諸表を見て今後どのように事業展開するかを観察するというのも、大変勉強になります。

そうすることで、客観的に仮に自分の会社は投資対象の会社と言えるかどうかを見ることができるでしょう。

とりわけ、私たち中小零細の財務に疎い二代目経営者は、どうしても貸借対照表ではなく、損益計算書(P/L)ばかり重視してしまいがちです。

目先にある利益がどれくらいあるか?ということに一喜一憂しちゃうんですよね。

100万円儲かった!とか。

でも、目先の利益や売上高の数字(利益率)に対して、その事業に必要な目に見えない資金がどれだけ突っ込まれているかも考えないといけない。

それを教えてくれるのが、貸借対照表です。

PL脳がもたらす財務への怖さを教えてくれる良書もあるので、是非一読してみてください。

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感想(1件)


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