奈良県は春のお花見、秋の紅葉と関西屈指の見所満載エリアです。
各地には美しい大和の風景が楽しめますが、それとは別にB級グルメとも言える名産物があったりしますよね。
奈良県桜井市にある長谷寺にも名物「草もち」があり、多くの観光客がシーズンになると訪れ、草もちを頬張りながら歩くのです。
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長谷寺
奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺。
西国三十三所観音霊場の第八番札所として知られており、平安時代には京都の貴族たちのあいだで長谷参りが大流行したそうです。
近鉄大阪線の長谷寺駅で降りれば、北側に長谷寺があります。
駅から本殿まではそこそこ距離があります。
車で行く場合は、長谷寺のふもとに民間の駐車場やコインパーキングがあります。
おばちゃんやおっちゃんが立って「おいで、おいで」としていますので、誘われるがままに入っても大丈夫。
駐車料金は1日500円とかなので。
ただ、シーズンは混み合いますので、昼から訪れる人はちょっと渋滞するのを覚悟しておくほうがいいかも。
紅葉が綺麗な11月中ごろ~12月初旬
11月18日の15時くらい。
車で長谷寺へ。
混み合った駐車場ですが、ちょっと待つと空きができたので500円を払って停めました。
ふもとの駐車場からはすこし坂道になった参道を登っていきます。
両側には古いお店が点々と並ぶ。
もう何十年も前から変わらない風景なのかもしれないと思うようなところです。
ちなみに、長谷寺の拝観料は500円です。
葉の色が黄色、緑、赤とグラデーションが良い感じでした。
毎度おなじみ、本殿からの眺め。
灯篭と紅葉。
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長谷寺名物「草もち」もあれこれ
長谷寺の参道にはいくつかの草もちのお店があります。
草もちが長谷寺の名物になった由来は、平安時代の貴族などが長谷参りに来た時、この地域で取れるよもぎを使った草もちでもてなしたことが始まりだとか。
よもぎは薬草としても使われており、味や香りも良いことから旅人たちにたいそう喜ばれたため、現在まで続いているんですって。
同じ草もちでもお店によって、味や風味が少し違ったりします。
形も違います。
あんこの甘さと草もちの香りのバランスが自分好みのお店を食べ歩きして探してみてもよいかもしれません。
それぞれのお店では、1個ずつバラ売りもしています。
1個100~140円くらいですね。
参拝客がまばらな時は、注文を受けてから焼いたりすることもあります。
アツアツを食べてみてください。
気になった常夜灯
紅葉とは全く関係ないですが、常夜燈というのが気になった。
常夜燈とは、一晩中つけておく明かりのことです。
夜になると火が灯るわけですね。
今では電気の灯りでしょうけれど、それこそ平安時代のような昔はろうそくや菜種油を燃やして火をつけていたはず。
真っ暗闇の中に揺らぐ炎もまた風情があったんではないでしょうか。
常夜燈も現在では色々なところに転じて使われています。
部屋の豆電球なんかも常夜燈と言えば常夜燈です。
この果実は?? 花梨??
長谷寺の敷地内を歩いていると、ふと木に大きな果実が付いているのを発見。
なんだこれ?
最初は柿かなと思ったが、近づいてみると違う。
梨のような色で形はジャガイモのよう。
うーん。
わからん。
花梨でしょうか?
他に秋の果実で該当するものが思いつかない・・・・
ちょっとモヤモヤしたまま、長谷寺をあとにするのでした。
秋になったら行ってみてね。
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