日本政策金融公庫の教育ローンとは?審査に通るためのポイントを解説

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高校・大学に進学する子供の学費の工面に悩む親たちにとって、日本政策金融公庫の教育ローンは頼りになる存在です。

しかし、当然ながらお金を借りるには審査があります。審査落ちにならないためには、国金の教育ローンの基本や審査通過のためのポイントなどを知っておく必要があるでしょう。

ここでは、子供の教育ローンを日本政策金融公庫で借りようか検討している人向けに、国金の教育ローンの申し込み方から詳しく説明していきます。


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日本政策金融公庫の教育ローンの申し込み方法とその条件

国金とも呼ばれる日本政策金融公庫は、政府系金融と呼ばれる公的な機関です。

「国金」という名称は国民生活金融公庫の略称。

国民生活金融公庫が解散して日本政策金融公庫に業務が移管した今でも、国金という名称は使われることが多くあります。

さて、一般に広く浸透している国金の教育ローンを申し込むための方法は複雑ではありません。以下の2通りから好きな方を選ぶことができます。

  • 日本政策金融公庫の公式ホームページからインターネット上で申し込む
  • 郵送でも申し込む

申し込みの際に来店は不要です。

わざわざ担当の審査官に面談しに行く必要もないのは有り難いですよね。

インターネットから申し込んだ場合、「今後のお申込手続きメール」が届きますから、申し込みに必要な書類を用意して、日本政策金融公庫の支店に郵送します。

郵送での申し込みの場合は、インターネットの申し込みに比べて時間が多少かかるかもしれません。まず「借入申込書」を教育ローンコールセンターなどに請求し、郵送してもらった「借入申込書」を記入します。

あとはインターネットからの申し込みと同じく、申し込みに必要な書類を用意して日本政策金融公庫に提出することになります。

もしすべて上手く行けば、申し込み完了から20日ほどで申し込みした人の名義の口座へ入金されるでしょう。

日本政策金融公庫を申し込むための条件

国金の教育ローンは利用できる人の世帯年収と所得の上限額が決まっているのです。

融資の対象となる子供の保護者の世帯年収と所得が定められた範囲内でないといけません。

この上限額は、子供の人数によって変化します。

子供1人の場合

世帯年収の上限額は790万円、所得の上限額は590万円

子供2人の場合

世帯年収の上限額は890万円、所得の上限額は680万円

3人、4人、5人と増えるにつれて、世帯年収の上限額は100万円ずつ上昇します。

また、所得の上限額の方もほぼ100万円ずつ上がります。

他にも、子供が2人以内の場合に限り、勤続年数が3年未満だったり、居住年数が1年未満だったりすると、申し込み条件が緩和されるのです。

緩和されると世帯年収990万円、所得770万円まで申し込みが可能となります。

一律に世帯年収と所得だけで決められているわけではありません。

子供が2人以内の場合は、上限枠の緩和の条件に当てはまらないか確認すると良いでしょう。

8つの要件の内1つでも該当すれば、条件を緩和してもらえます。

日本政策金融公庫の教育ローンの条件には、日本学生支援機構の奨学金との併用についての制限はありません。

日本学生支援機構の奨学金を受けている子供を持つ保護者も、日本政策金融公庫の教育ローンを申し込むことができます。

また、子供が在学中かどうかなどの制限もありません。

子供が入学前や受験前でも申し込むことができます。

資金の使途についての条件は、教育に関連することに使うのであれば、ほぼないと考えて良いでしょう。大学や高校だけでなく、短大や専門学校の資金にも利用できます。予備校や職業能力開発校などの教育施設でも問題ありません。

他にも、入学金や授業料だけでなく、学習のためのパソコンの購入費や在学のための住居費用などにまで使用可能です。

日本政策金融公庫の金利と返済期間

日本政策金融公庫の金利は、年1.76%の固定金利です。

固定金利ですから市場の金利を反映して変動することはなく、金利の上昇によるリスクはありません。毎月の支払い額が上昇して、家計を圧迫する可能性がないので安心できるでしょう。

借り入れ時の金利が完済するまで変化しないので、計画をきちんと立てれば計画通りに返済することも可能です。

大手銀行にも教育ローンは存在しますが、変動金利が一般的です。

また、日本政策金融公庫の年1.76%という金利は、大手銀行の教育ローンと比較しても低金利といえます。

なので、もしも条件を満たすのであれば、絶対に国金の教育ローンを検討すべきですね。

日本政策金融公庫の金利にはもう1種類あります。

母子家庭や世帯年収200万円以内の人、子供3人以上の世帯かつ世帯年収500万円以内の人などが対象となる年1.36%の金利です。

年0.4%も金利が下がるので、条件に該当しないかどうか確認しておいた方がいいでしょう。ここでいう子供の人数とは、就学できる年齢かどうかなどは問いません。

単純に世帯で扶養している子供の人数のことです。

日本政策金融公庫の返済期間は、基本的に15年以内です。

しかし、上記の金利に例外が存在するように、返済期間にも例外が存在します。

交通遺児家庭や母子家庭、世帯年収200万円以内の人などは返済期間が3年延長されて、18年以内となります。

日本政策金融公庫の審査に通るコツはあるのか?ポイントを説明

日本政策金融公庫の審査は、インターネットの申し込みであれば、24時間365日受け付けています。申し込みの期間は設定されていません。

また、子供が在学中か入学前かといったことも問わないのです。

そのため受験シーズンなどで申し込みが増える前に申し込みをすることがポイントです。

子供の受験で慌ただしくなり、日本政策金融公庫の審査でも焦ってしまうと通る審査も落ちてしまうかもしれません。余裕をもって、あらかじめ審査だけ通しておくのがコツといえるでしょう。

資金が必要となる時期の2~3ヵ月前の申し込むのが理想です。

中には2~3ヵ月前に申し込みをして、何らかの事情で資金が不要になったらどうするのだろうかと不安になる人もいるでしょう。ですが、日本政策金融公庫は融資が決定してからでも、いつでもキャンセルが可能です。

日本政策金融公庫の審査におけるもう1つのポイントは、申し込み金額に余裕を持たせておくことです。

必要となるギリギリの金額を申し込んでしまうと、後々追加で資金が必要になった際に、また審査を受けなくてはなりません。

日本政策金融公庫の教育ローンは、限度額内で自由に出し入れできるカードローンとは違います。日本政策金融公庫はキャンセルだけでなく、減額もできるので、少し多めの融資額を申し込む方が良いでしょう。

借入金額の限度について

日本政策金融公庫の借入金額の限度は、子供1人につき350万円以内と定められています。

この融資限度額は子供1人ずつに定められているため、子供が2人いた場合は、それぞれ350万円まで利用でき、合計700万円まで借り入れることができるということです。

また、日本政策金融公庫の教育ローンを海外留学資金として利用したいという場合は、450万円以内にまで融資限度額が増えます。

外国の大学院・大学・短大であることと、6ヵ月以上在籍することが条件となっています。

そのため、450万円以内までの融資限度額は、夏休みの間だけの短期留学などには利用することはできません。もちろん通常の350万円以内の融資限度額であれば、短期留学に使用することもできます。

日本政策金融公庫の教育ローンは便利!国金の審査は難しくない

子供の教育ローンで悩んでいる人にとって、年1.76%の固定金利で融資を受けられることは大きなメリットです。

教育ローンの申し込み方法は簡単で、インターネットからなら24時間申し込みを受け付けていますし、キャンセルもいつでも可能です。

申し込み条件は存在しますが、子供の人数や収入などによって条件が緩和されますので、日本政策金融公庫の教育ローンを計画的に利用すれば絶対に便利ですよ。


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