ディズニーランドとUSJに行って考えてみた会社の個性と集客

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私は奈良県在住なので、USJに行こうと思えば車で40分もあれば行けるし、電車だって1時間圏内です。

でも、ほとんど行きません。

その理由は嫁がディズニー派だから。

私自身はあまりテーマパークに強い引力を感じないけれど、ワイワイはしゃぐ子供と嫁を見て自己満足に浸っています。

さて、うちの家族はUSJにもディズニーランドにも両方に行ったことがありますが、それぞれに違った特徴があり、リピーターの心の掴み方も違うけれど違うからこそ良いのかもしれないと感じました。

両方のテーマパークを見て、個性が出せなくて集客ができないテーマパークとの違いって何だろう?と考えちゃいました。


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USJのV字回復とコンテンツの多様化

ディズニーランドとUSJは日本の2大テーマパークとして君臨していますが、USJの入場者数が2001年の開園こそ好調だったものの、2010年くらいまでは低迷期に入り運営維持困難な状況にまで陥りました。

でも、2014年にハリーポッターエリアが開業した頃から入場者数がどんどん増えてV字回復をみせます。

その後、毎年100万人ずつくらい増えていて2016年には1400万人超え。

ディズニーがランドとシーの両方を合わせて3000万人くらいでほぼ横ばいあるいは少し減ったのと対照的ですよね。

ただ、単独のテーマパークではUSJ、ディズニーランド、ディズニーシーでそれぞれ1500万人程度と似たり寄ったりです。

ということは、USJも開園して15年以上経過していますし成熟期に入ったのかもとも思えます。

しかし、USJがディズニーに並ぶテーマパークとしてここまで来れたのは、低迷期からの脱却に注目しないといけない。

そこにはコンテンツの多様性(柔軟性)があることは間違いないと思います。

元々、USJはハリウッド映画をテーマにした世界観を造るコンセプトがあったと思いますが、いつの頃からか全然関係のない「名探偵コナン」「進撃の巨人」「ドラゴンボール」「妖怪ウォッチ」などとコラボするように変わりました。

完全にハリウッド映画を無視(笑)

何でもアリのUSJとブランド勝負のディズニー

もう何でもアリのUSJって大阪というその立地性もあるのかなと思ったりもしますが、面白そうならエエやん的なノリで色々と仕掛けをつくっています。

USJのコンセプトは「世界最高を、お届けしたい」ですが、世界最高って何が世界最高?

曖昧さが残っていますよね。

その曖昧なところには、何でも入れちゃうぞ!という遊びがあるということでしょうか。

その体系はパレードにも表れていると思います。

ディズニーもUSJもパレードがありますよね。

共にキャラクターやダンサーが踊りながら歩くという点では同じなんですが、USJの方は統一性が無かったり、紙吹雪や水をぶっ放したりします。

一方でディズニーは期待を裏切らない絶対的な安心感がある。

ミッキーに会いたいから来た!と言えるけど、USJって○○に会いたいから来た!というのは少ないのでは?

ディズニーという世界観が堅守されていますが、USJでは有る意味裏切りがある(笑)

まぁ、それぞれに良いところがあって、それぞれにファンがいることには変わりはないのですが、経営戦略という点では全く異なります。

ディズニーは独自の世界の中にお客を呼び込み、各キャラクターやストーリーに関連するグッズやイベントでもてなすやり方で収益を上げます。
いわゆるフラッグシップ戦略です。

ディズニーという世界の中に呼び込まれたお客は、ディズニーという絶対的安心感の中に飛び込むので心配なく身をゆだねることができるというわけですね。

とことが、USJはハリウッド映画という独自の世界観で勝負しようとして失敗しています。

そこで方向転換し、他社のもつコンテンツとコラボする道を選ぶ事でV字回復しました。

つまり、USJは他社を巻き込むことでコンセプトそのものさえも一緒に作ることが重要な戦略となっているように思えます。

この巻き込むというのは、どこかライブ感がある。

訪れたお客さえも巻き込んで一緒に参加してイベントを作るというのは、ディズニーと少し違うところですね。

ディズニーは観賞させて楽しませる。

USJは自分で動かせて楽しませる。

少し極端だけども能動的か受動的かくらいの差があるかもしれません。

なので、USJの自由さというのは、練られた戦略の上に自然と出来上がったものと言えます。

自由さがなければ、USJのコンセプトは実現できないのだから。


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コンセプトが大事だよねって考える必要性

ディズニーの場合、創業者であるウォルト・ディズニーの「あらゆる世代の人々が一緒になって楽しむことができる“ファミリー・エンターテイメント”を実現したい」という言葉がコンセプトになっていると公式ページにもあります。

そのため、もてなしの精神がスタッフにも徹底されていて、そこには規律がしっかりとあります。

ディズニーの中ではディズニーのルールがある。

仮装(コスプレ)は基本禁止。

パレードやショーを見る時はカチューシャを外す。

パレードを観賞するときの敷物のルールなどもあるみたいです。

これはディズニーのコンセプトを守るために必要なことらしい。

会社の経営コンセプトというものをどのように設定するのか、ディズニーとUSJを比較してみて少し考えさせられる部分があるのではないでしょうか。

コンセプトなき経営には、目指すべき未来がかすんでしまうのではないでしょうか。

ただ、儲かりたい。

お客さんがいっぱい欲しい。

仕事が欲しい。

だけでは、あなたとコラボしたい、あなたと仕事がしたいと言ってくれるお客さんは寄ってこないですよね。

あなたに魅力があるとすれば、それはあなたにコンセプトがあるから。

あなたの会社の経営コンセプトって何ですか?


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