中高年の糖質制限ダイエットとフレイルの危険性

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メタボが心配な中高年にとって、簡単で効果のある食生活の改善方法やダイエット法はすごく興味のある情報に違い有りません。

その中でも、糖質制限ダイエットは昔からの定番方法でありながらも、やはり効果としては間違いない方法の1つと言えます。

脂肪燃焼を促進させるような体作りを心掛けることは、ひいては健康長寿に結びつくということはアディポネクチンの研究からも実証されています。

事実、健康で長生きをしている人たちの多くではアディポネクチンの分泌量が多いことが確認されています。

一方、メタボな中高年や若年者でも太り気味の人たちではアディポネクチンの分泌量が著しく低下しており、同時に高血圧であったり糖尿病など何かしらの病気の危険性が高まっているのです。

そのような情報を得て、一部では過剰な糖質制限に走る人も出ているとか。

確かに炭水化物の摂取量を抑制した糖質制限は様々なメリットを生みますが、過剰なまでの糖質制限は返って体質へ悪影響を及ぼすということを覚えておかなければならない。

その1つがフレイルである。

ここでは、フレイルの危険性について紹介します。


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行き過ぎた糖質制限で起こるフレイルとは?

フレイルとは高齢者を対象とした医学研究分野である「老年医学」の世界で使用される言葉であり、日本語で言うところの老衰・虚弱という意味のことを指します。

高齢者は若年者と比較して、細胞老化、筋力低下などからくる基礎代謝量の低下などが必ずおこります。

これは、万人が避ける事のできない生理的な事象。

老年医学が重要であるのは、医学的・薬学的処置というのは年齢の変化によって最善策が変化するということです。

薬の量もそうですし、外科的手術が必要となるような病気であっても、手術に耐えうる体力がない老人には手術そのものが危険とみなされることもありますよね。

では、フレイルと糖質制限がどのように関係しているのか?

それは、私達の日頃の活動エネルギーは糖質に依存しているということです。

糖質制限をすると、一時的に体内の糖質量が減少します。

糖質が足りないと生命活動を維持できませんので、緊急処置として脂肪や筋肉を分解し変わりとなるエネルギーを生産する。

これが、脂肪燃焼によるダイエット効果を生むとされるのです。

注意したいのは、燃焼(分解)されるのは脂肪だけじゃないということ。

筋肉も分解されるのです。

むしろ、脂肪よりも先に筋肉から分解されやすいのです。

高齢者の糖質制限でフレイルになる

元々、脂肪や筋肉量が若者と比べて少ない高齢者が過剰に糖質制限すると、少ない筋肉がさらに少なくなりますね。

そうすると、様々な症状がでてきます。

  • 体重が極端に減少する
  • 疲れやすくなる
  • 歩行速度の低下や握力の低下
  • その他、様々な運動速度の低下

一言でいえば体力の低下です。

体力の低下が起こるというのは、免疫力の低下も招きます。

すると、病気や怪我をしやすくなったり、薬の副作用が出やすくなったりします。

さらに、糖質制限によるエネルギー量の枯渇は脳への影響も非常に大きい。

中年くらいまでの人ならば、少しの糖質制限を取り入れた生活によってケトン体が生産されて良い効果を生むということが知られています。

ただし、これは体力のある人に対して当てはまる事ですし、体力があっても過剰なまでに糖質制限をしてしまうと逆効果です。

糖質制限は焦りが禁物

人は1つの目的・希望・願望が明確であればあるほど、周りが見えなくなりがちです。

ダイエットの場合は痩せるという目的ですね。

糖質制限ダイエットは痩せると思い込むと、糖質制限のことしか頭に入らなくなるのです。

糖質制限ダイエットの本当の目的は脂肪を燃焼させる時間を増やすことですが、同時に筋肉の分解も進ませます。

なので、糖質を制限しつつ適度な運動も必要。

全てはバランスです。

脂肪はどんな人でも燃焼しています。

ただ、燃焼する量が少ないのか、多いのか、バランスがとれているのかの違いです。

バランスの偏りを正すために糖質制限をするのです。

糖質制限を意識し過ぎずとも脂肪燃焼に繋がる食事方法はあります。

焦りすぎて、過剰なまでに炭水化物を嫌うのはかえって良くありませんのでご注意ください。


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