アーモンドとシナモンで作った製品が抗菌作用を示す理由とは

アレルギー
qimono / Pixabay

「クリーンな生活を」そんな言葉を象徴するかのように、市場には様々な抗菌・抗ウイルス製品が存在しています。

それら商品が抗菌作用を示すのは金属イオンを利用するか、抗菌作用のある薬剤でコーティングするかが主流です。

 

2017年11月に大阪で開催された台湾の繊維メーカーが集まる展示会パンテキスタイルフェアに行ってまいりましたが、やはり抗菌繊維の主流は薬剤コーティングでした。

 

薬剤コーティングが主流である理由は、コストを抑えることができるということや多様性があるのでラインナップへの影響が少なくなるということでしょう。

そんな中、展示会で面白いものを紹介してもらったのですが、それがアーモンドとシナモンから抽出したエキスを混ぜ込んだ製品。

これが、抗菌作用を持つというのです。

 

なかなか興味深いですね~。

シナモン、アーモンドともに漢方薬として昔から使われてきたものですが、それらの抽出物が何故抗菌作用を持つのか。

気になりませんか?


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アーモンドと抗菌作用

アーモンドを買ってきてポリポリ食べるというのは、普段あまりしないと思う。

ピーナッツは好きな人多いけどね。

大抵はアーモンドチョコレートとか、砕いたアーモンドが入ったお菓子などで食べる機会の方が多いのではないでしょうか。

 

そんなアーモンドですが、日本ではごく一部の地域でしか栽培されておらず欧米が主な産地となっています。

 

アーモンドにはビタミンEが豊富に含まれている他、食物繊維による整腸作用が期待できたり中性脂肪の増加を抑制する効果もあるとされます。

そして、もう1つ重要な成分がマンデル酸

マンデル酸という成分が抗菌作用を示すというのです。

 

これは展示会でメーカーから説明を受けた時に初めて知りましたし、実際に抗菌作用があるというデータも見せてくれました。

 

確かに、この成分はアーモンドという普段から私たちが口にする食品に含まれる成分なので、ケミカルフリーという面でも太鼓判ですね。

 

シナモンと抗菌作用

シナモンは好き嫌いが分かれますが、香り成分としてスイーツなどに欠かせないもの。

生薬としては桂皮(ケイヒ)と呼ばれており、体を温める効果があるとして漢方薬によく使われます。

 

また、シナモンからの抽出物には殺菌作用(特にグラム陽性菌)があると知られていますが、他にも抗真菌(抗カビ)作用があるようで、その仕組みは真菌の細胞壁に浸透して細胞増殖を抑え込むことによります。

この実証データも展示会でメーカーが提示してくれました。


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アーモンドとシナモンの抽出物を染み込ませたチップから製品を作る

今回、展示会で話を聞いたアーモンドとシナモンの抽出物を利用した製品(Green defence)を手掛けているメーカーは Lily textile co., ltd. です。

商品の紹介ページはこちら

 

アーモンドとシナモンの抽出物を混合したものを、ナイロンなどのチップに混ぜ込み繊維にしたり、玩具や日用品にしたりと様々な商品に転換できるとされます。

コンセプトはケミカルフリーであることと、重金属を使わないということ。

体に付着することで害が出る懸念をとにかく払拭した製品を作ることが一番重要と話していました。

 

面白かったのは、台湾企業なのに主な販売国はアメリカなんですって。

台湾はマーケットが小さいから・・・・

というのが理由だそうです。

 

紹介してくれたボディタオルなどの商品も台湾では販売していないそう。

なんだそりゃ(笑)

 

とにかく、今後期待できそうなニオイがしました。

もし、日本の街中で「アーモンドとシナモン」というフレーズの製品が出たらこの企業の商品かもしれません。


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