糖尿病が原因で死亡した歴史上の人物は平安時代にもいた話

糖尿病
Mysticsartdesign / Pixabay

こんにちは、Akimaru です。

あなたは、歴史が好きでしょうか?

NHK の大河ドラマや歴史ドキュメント番組など、テレビを観ていると色々と歴史にまつわる放送がありますよね。

 

そこにみる再現ドラマは時代考証をされているものの、やはり少しばかり美化されているもので、「実際の歴史上の人物の最期は壮絶な病気によるものだった」というものが省略されていることもよくあります。

 

さて、今や国民病の1つとも言われる糖尿病ですが、放置すれば合併症で大変なことになるという認識はあなたも持っていると思います。

糖尿病の原因は暴飲暴食に運動不足だと言われ、メタボとセットで成人病なんて表現だってされるわけですが、それだけ食べる物が豊富になり、また日本人が食べる物の種類が欧米諸国の文化を取り入れるようになって激変したことによるという意見も多いです。

 

でも、実はこの糖尿病は現代に始まった日本人の病気ではなかったようです。

というのも、なんと今から1000年以上も前の平安時代に糖尿病が原因で死亡したという例があるようなのです。

 

平安時代なんて現代のように甘いスイーツや沢山の種類のお酒が豊富にあるわけではないですし、まさか糖尿病!?と思っていしまいます。

しかし、そのまさかの糖尿病で死亡したとされるのが藤原道長

あの、源氏物語の光源氏のモデルとも言われている人物です。

 

いわば、平安時代を代表するトップ有名人ですね。

 

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藤原道長が糖尿病であったと推測される症状の記述

この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば

これは藤原道長が即興で詠んだ歌だと伝えられていて、最も有名なもの。

 

意味は、「この世はまるで自分(道長)のためにあるように思えるなぁ、満月が欠けることのないのと同じく足りないものさえない」です。

いわば、この平安時代の覇者とも言えるくらいに、栄華を極めたことを実感している気持ちを表していると言えます。

 

 

彼が糖尿病で苦しんだとされる当時の記録には

  • 50歳を過ぎたあたりから痩せ細るようになった
  • 喉の渇きにより、度々水を飲む
  • 視力が低下し、目の前の相手の顔もよくわからない
  • 昼か夜かも判別しにくくなっていた

というような記述が残っているのです。

 

これは典型的な糖尿病による合併症が出ているのを表していますね。

先ほどの、栄華を極めた気持ちを表現した歌を詠んだ52歳の時には、すでに視力低下が起きていたとされますから、権力は極めていても健康はボロボロ状態だったということですね。

 

本当の幸せがどこにあるのか考えさせられるエピソードのような気がします。

 

 

 

藤原道長の糖尿病による最期

藤原道長は先ほどのような症状があり、確実に糖尿病であったと推測されます。

そんな彼の最期は大変苦しんだようです。

 

享年62歳で亡くなる年、死の数日前には背中にいくつもの腫れものや瘍ができ、それがもとで菌血症あるいは敗血症になったのではないかと思われます。

簡単に言えば傷口からの細菌感染をしたが、最近を撃退するだけの免疫力も体力も残っておらず、負けてしまったということです。

 

現在、糖尿病患者数は糖尿病予備軍と呼ばれる人も含めると日本だけで数百万人いるとされます。

 

血糖値が高いと指摘された人の中にはサプリメントで対処して、なんとか糖尿病にならないように心掛けている方もいるでしょう。

糖尿病は放置すれば、100%合併症を引き起こします。

そして、藤原道長のような末路をたどるのも想像に難しくないはず。

 

苦しい最期を迎えないためにも、糖尿病の心配がある人は予防に励みましょう!

 

 

平安時代に糖尿病は一般的だったのか?

今から1000年も昔の平安時代、人々はどのような病気で亡くなっていたのか。

糖尿病は一般的だったのか?

気になりますね。

 

平安時代の人たちの平均寿命がどれくらいだったのかを知る資料は少ないとされます。

特に、一般庶民がどれくらい生きることができたかは正確には分かりません。

 

ただ、貴族たちに関する資料を基に推測されるのは驚くほどの数字です。

男性が30代

女性で20代

これが、平均的な寿命だそうです。

 

短命にもほどがあるだろ!と思うくらいに短い寿命ですね。

 

あの有名な紫式部も自身の日記の中に「女性は、はやくみまかるべきものなり」と残しています。(「女性は早くに死んでしまうものだ」という意味)

 

 

特に女性の死亡理由は主に栄養失調です。

ただ、食べる物がなくて栄養失調になるというわけではなく、食べるものが偏っている、食べない方が美しいという文化の影響によるものとされています。

 

それに加え、昔の食文化では植物性タンパク質がほとんどで、動物性タンパク質の摂取は極めて少なかったとされ、栄養の偏りが体調を悪化させていたようです。

また、当時は現代のように毎日入浴するという習慣がないため、栄養不足によって発症した皮膚病の傷に細菌が感染しやすい状態にあり、多くは糖尿病と同じく菌血病や敗血症で亡くなったとされます。

 

 

そんな彼らと比較すると、藤原道長の62歳というのは長命ですね。

実は、彼のようにそれなりに長命で糖尿病が原因で死亡する例は一部の貴族で見られたとされます。

 

食べるものには不自由しない地位の貴族で、朝と夜の決まった食事(当時は朝夜の2回が普通)に加えて、午前中と午後に間食や飲食を多くしていました。

さらに、映画やドラマでもご存知の通り、平安貴族の衣装は非常に動きにくい。

つまり、日々の生活では運動をすることが少なかったのです。

 

典型的な糖尿病街道まっしぐらの生活ですね。

 

 

そして、もう1つ加えるとすればストレス

優雅な平安貴族の生活を想像する私達ですが、実情はドロドロの権力争いによって常にピリピリしていたはずです。

暗殺もよく起こっていますしね。

 

これはかなりのストレスです。

ストレスが溜まると、免疫力も下がりますしホルモン分泌の異常もきたします。

そりゃぁ、体調が悪くもなりますよね。

 

 

藤原道長は自身が糖尿病で亡くなっていますが、彼の叔父や兄、甥も同じく糖尿病で亡くなったと残されています。

家系的な素因もあったのかもしれません。

 

今でも、「糖尿病の家系」という言葉はよく聞きますが、そんな人たちって、もしかすると遠い祖先は藤原家に近い家柄だったのかもしれませんね。

 

 

糖尿病は予防が第一です。

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