部品加工の見積り依頼メールの返信率を上げるための方法

Facebook にシェア
Pocket

個人で部品加工の相談や見積もり依頼をしようと思って、ネットで検索して調べた加工屋さんにメールで問い合わせしたものの、返事が返ってこない。。。ということありませんか?

数ある町工場の中には個人依頼でも対応します!とPRしている会社も多くありますが、実際のところ対応率は低い傾向にあると言えるかもしれません。

しかし、その対応率の低さは個人依頼主の送るメールの質の悪さが原因であったりもする可能性も否定できないのです。

いや、別にそんなことないと思うけど・・・という気持ちを持つのはすごく分かりますが、メールを受け取る側だからこそ無視したくなるようなメールの特徴に気が付くのかもしれません。

問い合わせメールに対する返信率の低さに関する記事でも書いた通りだが、「個人様OK」と掲げていないところも含めて加工相談を個人で行った場合はレスポンスの確率は非常に低くなります。

じゃあ、どうすればいいのか。

その答えは、とにかく相手にメールを読んでもらい、返信したくなると思わせればよい。

ここでは、問い合わせや見積もり依頼を送る時に気を付けたい文面について紹介しましょう。

スポンサードリンク


町工場が返信したくないと思う見積もり依頼メールとは

私も町工場を経営し、ホームページやブログ経由で個人・法人を問わず色々な問い合わせをいただくようになった。

できる限り、というか全てのメールには何らかの返事をしています。

でも、正直あまり返事したくないなぁと思うような問い合わせの文章を書いて送ってくる人もいる。

住所も分からないし、名前すら匿名というどこの誰ですか?というような人もいる。

そういう人に限って、返信しても何の連絡もないのです。

普通、見積もりしてもらったら「有難う」のメールくらいくれてもいいよね。

送られてきた問い合わせ内容について、詳細が分かりにくいからもう少し説明してくれますか?と聞いているのに無視。

「相談したいことがあります」と連絡がきたので、それに対する資料を添付したり説明を書いて送ったのに対して無視。

具体的にどのようにお手伝いしましょうか?とメールで送っても無視。

いやぁ、どうなってんのかね?

個人、法人問わずこういう人がいますけど、常識的な範囲で問い合わせをするならするで、返事がきたらそれなりのお礼とか、反応を見せないとダメです。

偉そうにと言われるかもしれませんが、当たり前のことだと私は思うしそれができないなら問い合わせはしてはいけません。

普段から取引やお付き合いがある会社同士の場合と違って、初めての問い合わせなんですからもっと慎重に考えましょう。

では、具体的にダメダメだなと私が思うメールで実際に送られてきたものをニュアンス的に紹介します。

原文そのままを転載するのはちょっとプライバシーポリシーに反するので。

名前が不明な人。お前は誰だ?

ちょっと言葉が悪いので申し訳ないですが、本当に「お前誰?」と言いたくなるようなメールを送ってくる人がいる。

「こんな部品を作れますか?」

メール本文はこれだけです。

いやいや。

全てがダメですよ。

まず、差出人は誰さんですか?

そして、間違いなく弊社に送ってきてますか?

どこか別の会社と間違えて問い合わせをしてきてないでしょうね?

たぶん、やたらめったら方々にメールをばらまいているのかもしれませんね。

こんなメールには返信したくないでしょ。

初めて問い合わせをするなら、まずは自分を名乗りましょう。

そして、〇〇会社御中とか〇〇様と間違いなく送っていますということを示しましょう。

写真を添付してきて「こんなの作れますか?」って何ですか?

時々います。

今手元にあるだろう現物の写真をメールに添付して、本文には「こんなもの作れますか?」

「概算見積もりください」と書いて送ってくる人。

まず、回答は無理です。

それは、金属なのか樹脂なのか、ゴムなのか、材質は何ですか?

大きさが不明。

必要とされる加工精度が不明。

何もかもがアバウト過ぎて返答できない。

逆の立場になって考えてくれるとわかると思います。

とにかく安く安く安く!送料だって1円でも安くしてくれ!

問い合わせ冒頭から、「こんなのを作れますか?」「とにかく安くしたいんです」

という究極の安さを求めてくる問い合わせ。

もちろん、依頼する側からすれば安さを求めるのはわかります。

でも、あまりに値切り交渉がひどかったり、時には送料数百円さえももったいないから何とかしてくれという人がいる。

私もそれ相応に対応はさせてもらっていますが、あまり気持ちのいいお客さんではないです。

送料無料にしろというのなら、その分加工代に乗せますが文句ないですね?

そう言いたくなる。

切削加工でワンオフ依頼するのに、ホームセンターに売っている小売り価格と比較してくる人もいる。

このブログでも何度か書いているのですけど、ワンオフパーツは高くつきます。

それでも、良心的な価格をと思って提示しているのに、内情を知らずに文句ばかり言う人はできればお断りです。

文章だけの説明で見積もりくださいというもの

こんなもので、こういった加工をしてほしくて・・・・できますか?

と文章だけで説明される問い合わせは対応が難しい。

というのも、解釈が合っているのか、間違っているのかさえもわからないですよね。

特に加工の専門ではない素人さんの場合だと、例えば「ポケット加工」のことを「溝切」と書いてきたりするので、お互いに理解の食い違いが生じることもあるんです。

なので、できれば手書きでもよいので指示図を添付してほしい。

結局、こういうことですか?とこちら側がわざわざ図面を書いたりしないといけなくなるので、手間が1つ、2つと増えて返信が面倒になるんです。

返信しようと思わせるためのメールの書き方

とにかく言えるのは、敬意を持ったメールを書くということ。

何をしてほしいのかをより明確に、誰が見てもわかるように示そうとすること。

この2つこそが、町工場に問い合わせメールを送った時に返信してもらえる確率を上げる方法です。

特に形式なんて無いので、必要以上にかしこまらなくてもよいのですが、あなたなりの丁寧さを示しましょう。

〇〇株式会社 御中

はじめまして、□□に住む△△と申します。

突然のメール失礼いたします。

というような書き出しをするとかですね。

そして、かならず材料はどんなものを使いたいのか、どんな内容の加工をしてほしいのかなど「何をどのようにするか」についてできれば下手でもいいからイラストで示す。

文章だけだと理解してもらいにくいので、面倒くさいし放っておこうとなってしまいます。

視覚的に示すと非常にわかりやすいので、できるできないの返事もしてくれやすくなります。

加工見積もりの金額を算出するために必要な情報は

  • 材質(材料の種類)
  • 大きさ
  • 加工内容(加工方法)
  • 数量
  • 表面処理などの有無

です。

これらの1つでも欠けると見積もりはできません。

なので、すべての情報を伝える問い合わせメールを書くように心掛けてください。

個人依頼の仕事って、単価が安い傾向にあります。

たかだか、1,000円、2,000円の仕事に何度もメールのやりとりを必要とされたり、図面を書いてあげないといけなかったりすると、町工場としては会社経営に支障が出るだけ。

だからみんな対応(返信)してくれないのです。

安さを求めるなら、あいて(町工場)にもできるだけ負担が少なくなるように依頼側も心掛ける必要があります。

お客様は神様なんて誰も思っていませんからね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!

Facebook にシェア
Pocket

関連記事


スポンサードリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする