町工場の二代目社長は無能?悩みを成功に変える秘訣

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こんにちは!

町工場の二代目社長(予定)の Akimaru です。

小さな町工場の跡継ぎとして、二代目社長として、これからどうやって会社を運営していこうかと大きな不安に押しつぶされそうになっている人は日本中にどれくらいいるのでしょうか?

私は元々が大学院の研究者であり、調剤薬局の薬剤師の経験もしていて、本来は金属部品加工を生業とする町工場の人間ではありません。

ただ、数奇な運命のめぐり合わせなのか、はたまた私が単なる変態なのか。

何故か今は町工場で金属部品を作る仕事をしています。

「何で安定した職業の薬剤師を辞めてまで、町工場で働こうと思ったの?」

こんな質問は嫌になるくらいされるけど、自分でも分かりません。

成り行きかな?

ハハハ!!

って楽天的にも思われてしまいますけれど、やっぱり零細企業とはいえ、会社経営については私も色々と悩むことがあります。

二代目社長の苦悩は誰に打ち明ければよいのでしょうか?

自分で考え、自分で勉強して、先代よりも良い会社作りをしたい!と奮起するしかないのか。

二代目社長は無能なんていうことを聞くこともありますけど、それは先代が残した業績に安堵し、依存するだけの暗愚に堕落した跡継ぎに向けられた言葉だろ!と思っていませんか?

多くの二代目は私と同じように、まだまだこれからどうしたらいいかと会社の経営戦略を練る日々が続いているはずで、モチベーションは先代を超えることであったりする。

だからこそ、必死で一生懸命に頑張っているはず。

だから会社の従業員たちにも認めてもらえるはず。

頑張ってる自分についてきてくれるはず。

はず。 はず。 はず。。。。

自分よがりの考えで突っ走ると、実は周囲から「無能」と影で言われているかもしれないのです。

あぁ、恐怖。

では、具体的に町工場の二代目若社長がどうやってこの先、会社を盛り上げていけばよいのか。無能だと言われずに。

答えは簡単だけど難しい。

結果を出すしかありません。

私が思う成功の秘訣を少し紹介してみます。

参考になるかならないかは、あなた次第。

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会社の弱点だと思うことを ”強み” に変えよ!

我々のような中小企業とも呼べない零細町工場は機械設備の数も社員の数も少なく、できることが非常に限られてくる。

よく「御社の強みは何ですか?」と聞かれて返答に困るという話を聞くが、これはまさしく自社の弱点しか見えていないことが原因だと言える。

今まで会社が存続し、仕事を出してくれるお客様がいるのは、何らかのメリットを相手に享受させることができているからです。

なのに、自社の強みが見つからない?

いや、見えない?

二代目社長、あるいはこれから世代交代で二代目社長予定だという人の多くは、会社を大きくするためにどうしたらよいかと考える中で、どうしても自社の弱いところばかりに目がいってしまうのです。

そんな時には、自社の経営コンセプトは何かを今一度考えてみる必要があります。

例えば、金属部品加工をしている町工場なら、大枠のコンセプトは「金属部品を作ること」ですよね。

だけど、どんな金属部品なのか?

どんな加工なのか?

どんな種類の金属が得意なのか?

どんなロット数に対応できるのか?

など色々と書き出すことは可能なはず。

「何でもやります」よりも「○○のことならお任せ!」の方が特定のお客への訴求効果は高いことは間違いありません。

オールマイティよりも、何かに特化している方が返って自分の欲しいお客を狙ったマーケティングができるのです。

人は貪欲で、あの客の仕事も欲しい、この客の仕事も欲しいと欲張る生き物ですが、そこは我慢が必要。

断る勇気も必要。

今、自分が最も獲得したい、得意な仕事を強みとして打ち出す必要があるのです。

例えば、私の会社は社内加工においては金属部品加工の中でもフライス加工に限定しています。

フライス加工以外の加工は一切社内で対応していません。

機械も今後入れる予定はありません。

こんなんでお客は来るのか?注文はあるのか?と思われるのですが、ニッチなニーズに切り込んでいけば仕事はあります。

弊社の周囲には「何でもやります」と色々な種類の機械設備を導入している会社があるけれども、力の分散をしているがゆえに、フライス加工のところで仕事が溜まることがあるようです。

そんな時、弊社にヘルプの声がかかるわけです。

「フライス加工だけお願い」と。

これまでに、私も自分の会社はフライス加工しかできないという弱みをどうすれば良いのか?ばかりに悩んでいた時期がありました。

なので、その時の名残でフライス加工だけじゃない様々な依頼も柔軟に対応する商社業も併せてやっていますが、フライス加工においては他社が嫌がるような、単品の部分加工、部分加工、追加工というような内容でも対応ができる強みが見つかりました。

つまり、USP(Unique Selling Proposition)が重要ということです。

自分たちにしかないものとは何か?を考えた「独自の売りの提案」ですね。

この時に、あまりガチガチにかまえる必要はないと思います。

これくらいのことは、他社でもやってるよな・・・という考えは捨てることです。

似たような取り組みをしている会社があってもいいんです。

とにかく、自分たちが掲げることのできる強みは何かを決めて経営コンセプトさえ定まればあとは狙い定めたターゲットに営業という矢を放ちまくることができます。

矢が外れようともかまわないのです。

ただ、的だけはしっかりと見定めることが重要。

的がなければ、どこに矢を放てばよいのかわからないですから。

ここで、USPがわからないという人は、自社が出来ること、自社の弱み、自社がやってみたいこと、などを掘り下げてマッピングしてみてください。

それを紙にでも書き出すのです。

そして、書き出したそれぞれの要素1つ1つに需要を探ります。

応用性を探ります。

その時、自社の弱みだと思っていたことに新たなニッチな自社の強みを見出すことができるかもしれません。

まだホームページを持っていない!?それはマズイと思う

零細町工場がホームページを持つ必要性には賛否両論ありますが、わたしは個人的にアリだと思います。

以前、「零細町工場のホームページは効果があるのか?それとも無駄か?」という記事に色々と書いたのですが、自社のウェブサイト(オウンドメディア)を作ることは無駄にはなりません。

ただ、作り方をどうするか?に尽きます。

先ほど、自社のUSPを打ち出すことが大切だと書きましたが、二代目社長として会社を維持したい、成長させたいけどどうやって営業活動をしようかと悩む人もいるだろう。

飛び込みで営業もしたことないし、自信もない。

だけど、何をすればよいのか・・・

私は、正直なところ次期二代目社長として営業活動をしたことは全くありません。

今までの新規顧客の獲得や仕事の獲得は、ネット経由であったり、同業の知人経由であったりします。

誰かが誰かを紹介してくれることもありますが、その時だって「ホームページを拝見してます」とか「ブログを見てます」と声をかけてくださるので、凄く打ち解けやすいです。

私のブログを見て、同業の方が突然携帯に電話をかけてこられる場合だってあります。

「一度、会って話してみたいなと思って」と言ってくださるのですが、本当に嬉しい。

ホームページやブログは作ったからといって、すぐに思うような効果が出るとは限りませんし、むしろ半年、1年以上経ってからようやく効果がジワジワと実感できるのではないかというのが、私個人の感想ですね。

ホームページに書くことがないし、続けられるかどうかもわからないし、費用がもったいないから・・・となかなかスタートが切れない二代目社長もいる。

だったら、とりあえずほとんどお金をかけずにホームページを作ってみたらどうだろう。

例えば、簡単ホームページ作成【PAGEKit】なら、初期費用不要で月額2,000円程度から始められる。

雛形がほぼほぼ整っているので、簡単に作成できるため、これでホームページの感覚を掴むのもよい。

もちろん、ホームページ作成におけるコンテンツはUSPを忘れてはいけない。

ホームページは見た目よりも、どんなコンテンツで誰に訴求しているのかが重要です。

漠然とした売りではなく、特定の人への売りを意識して文章作成を考えよう。

万人に向けた記事よりも、特定の○○さんに向けて書いた記事の方が多くの共感を得るという法則があることをここでは強調しておきます。

ちなみに、このブログの記事は

  • 零細町工場で働いている
  • 30~40代
  • 二代目若社長
  • これからの会社経営にどうやっていけばいいのか不安で悩んでいる

という人に向けて書いています。

異業種交流に走り過ぎてませんか?足元をよく見よう!

金属部品加工の零細町工場は、中国などの海外勢と比較されてますます先細りだ・・・と嘆く声はよく聞きます。

また、人がいない。働き手がない。という深刻な悩みも聞きます。

昭和の高度経済成長期を経験した先代たちにとって、今の町工場は活況が感じられないのかもしれません。

そんなやさぐれた意見ばかりを耳にする二代目社長もつられて先行きの不安が大きくなるばかりでしょう。

将来に危機感を強く抱く人ほど、新しい道を模索しようと異業種交流会にひた走る傾向が強い。

異業種交流会は確かに、今まで見たことのない世界の情報を仕入れることができるのですごく刺激になります。

そこに新しい展開を期待してしまいます。

だけど、何度も書きますが自社のUSPが定まっていないところに、多数のネタを持ち込んだところで何も作れないのです。

USPがあってこそ、そこに繋がるものを発見できるのです。

情報収集も大事ですが、その前に足元は固まっているか?を確認してください。

ノウハウやツールばかりを集めても、使い手が何をしていいか分からないようでは、無意味ですから。

いつしか、異業種交流会に参加すること自体が目的になっていませんか?

急な会社改革は社員離れを引き起こすだけだと肝に銘じる!改革はゆっくりとやる

先代が築き上げた会社をもっと良いものに、もっと大きくするためにと奮闘している二代目社長さんに多いのは勢いが強すぎること

焦りがあるのか、先代が引退したとたんに急な改革を進める人もいます。

だけど、会社は従業員さんの存在の上に成り立っていることを忘れないで。

親子2人でやっているなら、何をどうしようともかまいませんが、数名、数十名の従業員がいる会社では、それまで馴染んできた環境が変わることを快く思っていない人もいます。

だからといって、改革をするなというわけではない。

無理に改革を強行すれば、従業員離れを招くことだってあるということ。

会社の社長が求心力を失うと、途端にその会社は営業力が落ちてしまいます。

そうならないためにも、とにかく、ゆっくりと変えていくしかない。

あるいは、都度、賛同を得られるか確認してみる。

もっと飛躍すれば、自社の改革が取引他社にどのような影響を与えるかも考える必要がありますよね。

会社の就労時間を一時間シフトして朝早く始めて、早く帰る習慣をつけたいと思っても、周りの会社との関係で実現が難しいこともあるだろう。

全てはバランスをみながらやるしかないのです。

社長だから頑張らないとという脅迫観念的な責任から改革を進めたくなりますが、焦りは禁物ですね。

二代目社長の悩みを成功に変えるためすること

不安を抱える二代目社長がこれから先、会社を維持・発展させるためにはどうしたらよいのか。

その答えは1つではありません。

会社の数だけ道筋はあるのですが、共通して言えることは

  • 自社のUSPを再確認すること
  • ウェブメディアの活用

これをまずは実践することをベースにして考えると良いだろう。

自分たちはどんなニーズを持った顧客に何をどんな形で提供できるのか。

同じ金属部品加工でも、できあがるものは同じでも、仕事を受ける入り口が違えば差別化できるわけです。

コンビニだった店舗が改装されて自転車屋に変わったり、自転車屋だった店舗がまた改装されてゴルフショップに変わったり。

お客を呼び込む入り口の改革を意識するようにしてみると、意外と変化は実感できるだろう。

そして、それは必ずオウンドメディアに反映することもお忘れなく!

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