誰でもできる薬を使わない「うつ病」の治し方

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2年前。

私の実家で飼っていた愛犬(トイプードル)が病気のために死にました。

それまでの間の過去10年間に立て続けに身内が亡くなったり、その後の後始末等で精神的にも疲れていたのだろう。

実家の母にとっては、可愛がっていた愛犬の死が予想以上に大きなショックで火葬の時には呼吸困難にまでなったほど。

なんとか、その時にはビニール袋を口に当てて過呼吸にならないようにしたものの、愛犬の死が引き金となり溜まった心労が爆発したのか、精神的に疲れた日々を送っている様子でした。

人はいつ何時、精神的にグッと落ち込んでしまうか予想だにできません。

「自分は大丈夫」なんてのは、みんなが思っていること。

私の母も気丈な方だとずっと私は思っていましたから、病んでいる姿を見て悲しくなった記憶が蘇ります。

不眠も続いていたので、念のため病院の専門医と面会し、みてもらうことに。

そこで「あなたはうつ病です」とはっきり言われた後の、病院からの帰り道。

母の背中が益々小さく見えた。

私はうつ病じゃない。

そう思いたいし、自分を信じている母がいたのだ。

あなたがもし「うつ病」だと医師から宣告されたら・・・

想像できますか?

ここでは、たとえうつ病だと診断されても薬に頼らず治すことができる可能性がある方法を書いてみます。

ぜひ、参考にしてください。

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「うつ病」と診断された時に処方される薬とは

うつ病は多因子性の病気であり、特定の原因がもとでかかることは少ないです。

人の悩みごとなんて複雑で他人には理解し難いことでも、悩みの種になったりするものです。

薬の種類は専門的に三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬などを含め現在は4種類に大別されます。

医師によって第一選択される薬が異なりますが、一般の方が薬の違いについて詳しい内容を深く知る必要はありません。

うつ病で沈んだ気分を上げる、不安症やパニック障害などでこわばった筋肉を弛緩させて落ち着かせるといった作用を持っていることには変わりはないのです。

抗うつ薬を使用している時の注意点

抗うつ薬は服用し始めると、長期間に渡って続けることもあります。

その場合、薬への依存性の懸念が払しょくできないのです。

つまり、やめようと思っても安易にやめられないのです。

もしも急に服用を中止した場合、俗に「離脱症状」と呼ばれる強烈な不安感や食欲不振などのうつ病の症状がひどくなった様子を示します。

薬の服用は段階的に減らしていかなければならないので、担当の医師と相談しながら進めていきましょう。

実質、薬の依存性により減らしたくても減らせない人が多いので、一度服用を始めるとやめられなくなるとも言われています。

抗うつ薬が落ち込んだ気分を上げてくれる理由

うつ病患者の脳内ではセロトニンとノルアドレナリンと呼ばれる脳内物質の分泌量が著しく低下しています。

そのため、抗うつ薬ではセロトニンとアドレナリンの脳内濃度を高める作用を持つものが使用されます。

セロトニンは体内時計を調整しているメラトニンの分泌量を調節しています。

うつ病になると不眠症にもなる人が増えるのは、メラトニンの分泌がうまくいっていないからです。

夜になると、健常人であればメラトニンの分泌量が増えて眠気がきます。

他にも、セロトニンはやる気を引き起こすホルモン「ドーパミン」の分泌にも関与しています。

ドーパミンとやる気の関係については別記事でも書いたが、ドーパミンは脳内麻薬とも呼ばれるほど、やる気と深く関係があるので、セロトニンの分泌が少ないうつ病患者では落ち込みが顕著になるのです。

ノルアドレナリンは副交感神経を刺激することでリラックス効果をもたらしてくれる。

ノルアドレナリンの量が減れば、安息効果がなくなりいつも落ち着かないようになるのです。

いくつかの種類がある抗うつ薬は、セロトニンとノルアドレナリンの代わりに作用してくれるものの他に、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害するものもある。

再取り込みって・・・??

普通ならこう思うはず。

セロトニンやノルアドレナリンは神経の末端から分泌されたあと、受容体に結合してその作用を示しますが、その後、受容体から離れて再び元の神経内に取り込まれます。

これを「再取り込み」と呼びます。

一部の抗うつ薬では、セロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、神経間のセロトニン、ノルアドレナリン濃度を高める作用を持つ。

そうすることで、持続的にセロトニンとノルアドレナリンの作用が続くようになるわけです。

薬に頼らないうつ病への対処方法のポイントはお腹の中

重度のうつ病であっても、そうでなくても私は個人的に薬に頼らずに克服することを推奨したい。

抗うつ薬を飲むのが嫌だ!と泣きながら訴えた母の姿を見て、その思いはさらに強くなった。

実際にうつ病を薬の服用に頼らずに治すには、ある言葉を知らなければいけない。

それこそが「腸脳相関」という言葉

脳と腸の関係は切り離せないものであり、一時的なストレスの負荷によって便秘になったり、下痢をしたりとお腹の調子が悪くなることがあるでしょう。

一時的なものならよいが、うつ病などの継続的なストレスはどんどん腸内環境を悪化させていきます。

私たちの腸内には1000兆個を超える腸内細菌が住んでいるとされますが、善玉菌・悪玉菌のほかにも体調がすぐれない時に悪さをするようになる日和見菌と呼ばれるものもいます。

こうした腸内細菌は同じ仲間の細菌どうしがかたまって、常に勢力争いを繰り広げており、細菌のかたまりをコロニーと呼び、顕微鏡で見るとお花畑のようにも見えることから腸内フローラと呼ばれます。

腸内にいるこれらの細菌たちは私たちが生きていく上で欠かせない非常に重要な役割を担っていることをご存知でしょうか?

腸内細菌は食べたものを分解したり、栄養素を体内に吸収するのを助けたりあるいは健康維持に必要となる補酵素やホルモンを生成したりすることにあるのです。

一般的に腸内細菌のうち善玉菌を増やすと聞くと便秘の解消をまずは連想しますが、確かに便通を改善する効果が最も期待できる方法が腸内環境の改善ではあります。

ですが実は腸内環境を整えることつまり善玉菌を増やすことは便通だけでなく、脳の病気に密接な関係も持っていることは意外と知られていません。

精神的ストレス⇒お腹の調子が悪くなる(悪玉菌が増える)⇒さらに脳への悪影響が続く

こんな負のスパイラルがグルグルと回りだすのです。

腸内環境というのは、十人十色でありそれぞれ違います。

だけど、善玉菌・悪玉菌の割合というものを意識した食事を摂ること、そこにプラスしてビタミン、乳酸菌のサプリメントを利用することで、劇的にうつ病の症状が緩和されるのです。

セロトニンは腸内細菌で作られるという理由

私たちは体に必要な栄養を食品から摂取しています。

食べたものは無機物を除きたんぱく質は消化管でアミノ酸にまで分解されて主に腸で吸収されるようになっています。

アミノ酸は20種類あり、いくつかは体内でも合成できるのですが、一部は私たちが体内で作ることができず食品から摂取しなければならないアミノ酸がありこれを「必須アミノ酸」と呼びます。

必須アミノ酸は1つでも欠けると体調に支障がでるため、私たちは食生活に注意する必要があるのです。

必須アミノ酸を効率よく摂取するための目安となるのがアミノ酸スコアでどれだけバランスよく必須アミノ酸が食品中に含まれているかを数値化したものです。

しかしながら、単身者や多忙な日々を過ごしがちな人はなかなか食生活をコントロールしづらい現実があり、多くの人が不足したアミノ酸やビタミンを補うためにサプリメントを利用しようとしますね。

確かに、商品ラインナップは豊富になり手軽に補充できるようになったと言えますが、じつは大きな落とし穴に気づいていない人も多いのです。

その落とし穴こそが腸内環境です。

さきほど書いたように、腸内細菌は食べた食品の分解や吸収を助けたりする役割も持っているのです。

腸内環境が悪く、悪玉菌が優勢な状態であればたとえビタミンなどをサプリメントから摂取しようとしても、吸収率は著しく低下してしまい思うような効果を期待できないことになります。

というのも、腸内細菌こそが食べ物からビタミンを取り出したり、生合成したりして体内に吸収させているからなのです。

ビタミンは補酵素に分類され、タンパク質の分解を助けたりするように私たちの体の中でおこる生化学反応を助ける役目を果たしています。

ニキビや肌荒れが便秘に由来するというのも、もとをたどれば腸内環境が貧弱であるために食べたものから効率よくアミノ酸が作られずに原料不足となった結果ホルモンが正常に分泌されなかったり、ビタミンが上手く吸収されなかったりするからだと考えられます。

また、サプリメントの口コミで効果が「ある」「ない」と様々な意見が見られると思いますが、実は「個人差」と言う名の「腸内環境の差」が影響している可能性が高いことも考えられます。

薬が効く効かないも個人差で片づけられてしまうことがありますが、その個人差の1つに腸内環境が挙げられるでしょう。

うつ病に関わるセロトニンはアミノ酸の中でもトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸から作られます。

よくセロトニンとメラトニンを混同してしまいがちですが、セロトニンはメラトニンの前駆体です。

つまり、体内では先にセロトニンが作られ、それが変化してメラトニンになるのです。

なので、トリプトファンは休息アミノ酸とも呼ばれ睡眠サプリメントにも配合されているものが多いですね。

筑波大学・裏出教授監修の睡眠時脳波検証で、国内で初めて科学的効果を発見した休息サプリメントとして有名な睡眠サプリメントネムリス-nemlisもトリプトファンを配合しています。

トリプトファンは腸内細菌の働きとビタミンB6などの補酵素によってセロトニンの前駆体を作ります。

そして、脳内の松果体と呼ばれる部分でセロトニンに変わります。

実に体の中にあるセロトニンの分布は90%が腸内なのです。

うつ病の人には不眠が多いのですが、うつ病になるとセロトニンの分泌が何らかの要因によって著しく減少します。

拍車をかけるように、うつ病からくるストレスで腸内環境が悪化しセロトニンの材料が供給されなくなることも原因の1つです。

セロトニンの供給が滞ると、作られるべきメラトニンが減少してしまいますので不眠につながるというわけです。

こうした理由で腸内細菌の働きがセロトニンの生成に重要であることが分かります。

食生活に気をつけて、腸内環境を整えることによってセロトニンが正常に分泌されるとうつ病が解消されるのです。

腸内環境の改善がうつ病を克服することのまとめ

人は何らかのストレスを感じるとコルチゾールと呼ばれるホルモンが多く分泌されます。

これはストレスホルモンと称するほどで、唾液中から検出可能です。

動物実験や臨床実験では、ストレスによるコルチゾールの増加がヨーグルトなどの乳酸菌を含んだ食品によって緩和されることも認められているのが面白いところです。

つまり、うつ病の原因となるストレスの緩和効果も乳酸菌等による腸内環境改善で期待できるということになりますね。

ここで気になるのが、乳酸菌の種類。

今、市場では「乳酸菌○○株」と書かれた商品がたくさんあります。

正直、どれを選んだらよいのか分かりませんね。

しかし、乳酸菌はどれだけ摂取してもお腹の中に定着はしません。

一時的にすでに住み着いている善玉菌の補佐的役割をするだけですから、ある程度飲み続けないといけないわけですが、うつ病を改善するための最終目的はあくまでも腸内環境の改善です。

乳酸菌の種類にあまり固執せずに、まずは食事の中にトリプトファンを多く含む肉類・魚介類・卵・バナナ・大豆製品を取り入れてみましょう。

そこに乳酸菌サプリメントをコレ!と決めて飲み続けることです。

とりわけ、乳酸菌の餌となるオリゴ糖を含んだバナナや豆類はおすすめです。

そうすれば、きっとうつ病は克服できるはず。


   

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