頭痛・発熱にロキソニン!その効果的な飲み方と副作用はどんなもの?

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痛み止めとして広く認知されるようになったロキソニンですが、病院で処方されなくても薬局で市販薬として購入できるようになりますます身近なお薬となっています。

特に頭痛を抑えるために市販の痛み止めを常備しておく人も多いと思います。

でも、ロキソニンは1日に何回まで飲んでよい?

副作用は?

○○な持病があるけど、飲んで大丈夫?

こういった疑問を持つ人も多いはず。

ロキソニンは市販薬として売られる痛み止めの中でも、最も多くの人に効果が高いお薬とされますがその使い方(飲み方)を誤ると思いがけない副作用に悩まされることもあるので注意が必要です。

手軽に使える薬にこそよくよく知っておきたい中身。

ここでは、そういったロキソニンの飲み方と副作用についてまとめてみます。

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ロキソニンを絶対に自己判断で服用してはいけない「禁忌」な人とは?

解熱・鎮痛剤として非常に手軽で効果が高いお薬「ロキソニン」

でも、このロキソニンを絶対に自己判断で使用してはいけない場合があります。

重篤な副作用が臨床データあるいは、報告などによって確認されている事項に該当するのは以下の通り。

消化性潰瘍のある人

ロキソニンは胃の血流量を減少させる効果も持っているため、消化性潰瘍が悪化してしまう可能性が高くなります。

重篤な血液の異常があると診断されている人

血小板(血液を凝固させたりする役割を持つ)の機能障害が起こることがあるので、悪化するおそれがあります。

重篤な肝障害のある人

ロキソニンの副作用の1つに肝機能低下(障害)をきたすことがあります。

重篤な腎機能障害のある人

腎臓の機能が低下していたり、左右に2つあるうちの1つが何らかの理由で摘出したり無かったりする人は腎機能が低いため自己判断では服用してはいけません。

腎臓が本来排出する水分が十分体外に出されなくなると、循環体液量が増加し、浮腫(むくみ)が起こることもありますし、心臓ポンプ機能への負荷が増加することにもつながります。

また、腎臓の病気を抱えている場合はその症状が悪化することがあります。

(例. 急性腎不全、ネフローゼ症候群)

過去にロキソニンで何らかの副作用を出したことがある人

自己判断で服用することで、再び副作用が出る可能性は払拭しきれません。

アスピリン喘息を持っている人

アセチルサリチル酸のような非ステロイド性消炎鎮痛剤等によって喘息発作が起こることをアスピリン喘息と呼びますが、既往歴のある人はこのアスピリン喘息発作が誘発される可能性があります。

 妊娠末期の婦人

妊娠末期にロキソニンを服用すると、ラットの実験で確認されたことだが胎児の動脈管収縮が認められています。

また、分娩遅延も起こります。

なので、どうしても我慢しきれない痛みがある場合は医師に判断を仰ぐ以外、独断で妊婦さんはロキソニンを服用しないようにしてください。

授乳中の場合は必ずロキソニンを服用するならば、授乳の中止をすること。

ロキソニンの服用回数の限界と一般的な注意点

ロキソニンは有効成分がロキソプロフェンナトリウムとして1錠60mg で製造されています。

通常用法は、成人で1回1錠(60mg)を1日3回を上限とします。

頓服で使用する場合に限り、1回2錠(120mg)まで認められますが、基本的に市販薬を服用する場合は1回1錠にしておくことが前提です。

ちなみに、1日の最大服用量は3錠(180mg)までです。

小児への適用は現在認められていませんし、高齢者は代謝能力の低下が懸念されるので慎重投与になります。

ロキソニンを飲んでから効果が現れるまでの時間と持続性

頭が痛いとか歯が痛い、熱があるなどの症状はロキソニンを飲んで速やかに解消したいものですが、ロキソニンが効果を発揮するには血中の有効成分(ロキソプロフェンナトリウム)濃度が十分に上がる必要があります。

ただ、薬の有効成分濃度の上昇速度や減少速度は年齢・健康状態によっても誤差が出ます。

ここでは平均的な血中濃度推移を示しますね。

まず、ロキソニンが最高血中濃度に達するまでの時間

服用後約30~50分

半減期(体内の有効成分量が半分になる時間)

服用後約1時間~1.5時間

これらのことから、ロキソニンは服用してから30分くらいすると効果が感じられるようになります。

なお、体内から完全に排出されるまでには約6時間くらい要しますので、その間は大小なりとも効果は持続すると考えられます。

数日の連続使用は問題ないのか?

1日の最大服用量(180mg)を守って、何日間かに渡ってロキソニンを飲み続けるというシチュエーションは稀かもしれませんが、ロキソニンの体内蓄積は今のところ認められていません。

でも、あまり長期間の服用を要する場合は何か重篤な病気が隠れている場合がありますので、お近くの病院を受診して医師に相談するようにしてください。

1日に2,3回服用する場合はその間隔を4~6時間は空けるようにしておくことが大切です。

ロキソニンを服用するときに最大限に注意しておきたいこと

ロキソニンで頻発する副作用としては胃痛(消化器症状)が挙げられます。

特に空腹時に服用すると、顕著にその副作用が出る事が多く場合によっては胃潰瘍になってしまう人もいます。

なので、できるだけロキソニンを服用するのは食後にしておきます。

もしも、どうしても食後のタイミングで服用できない場合は、大目の水を飲んでから通常通り服用するか、ロキソニンの前に牛乳(ミルク)を飲む事でも胃痛防止効果は得られます。

牛乳とロキソニンの相互作用は認められていないので解熱・鎮痛効果が影響を受けることはありません。

その他副作用として報告されている症状はたくさんありますが、一つ一つを細かく知る必要はありません。

大事なことは、解熱鎮痛目的でロキソニンを服用してから「あれ?何かいつもと調子が違うぞ」と感じるようなことがあったら、その症状をメモしてできるだけ早めに病院へ行くことです。

息苦しくなってきた、おしっこが出にくい、体がだるい、筋肉痛のような痛みが出てきたなどです。

ロキソニンとは併用を避けるべきお薬の種類

頭痛や発熱時にはロキソニンを服用したいと思っても、それ以外の持病でお薬を服用している場合は飲み合わせが危険なケースもあります。

病院からもらっているお薬がどのような種類なのかは、薬剤情報という説明用紙を薬局でいっしょにもらっているはずですので、そこで確認してみましょう。

もしかしてと思うことがあった場合は、かかりつけ薬局の薬剤師さんに聞いてみると調べてくれます。

クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)

ロキソニンは血小板凝集を抑制する作用も持っているため、クマリン系抗凝血剤の抗凝血作用を増強するおそれがあります。

スルホニル尿素系血糖降下剤(SU剤)

SU剤は膵臓に働きかけてインスリンの分泌を促進させて血糖値を下げる作用を持っています。

通常、血液中に存在する薬の成分は血漿タンパク質とくっついたり離れたりしながら存在しており、薬の作用を示すのはタンパク質と結合していない遊離型のものです。

ロキソニンのヒトでの蛋白結合率は非常に高く、SU剤と併用すると血中に血漿タンパク質と結合していない遊離型(活性型)のSU剤が増加し、その薬剤の作用が増強されてしまい低血糖を引き起こしてしまう可能性が高くなります。

ニューキノロン系抗菌剤

中枢神経系の抑制性神経伝達物質(GABA)の作用を阻害することで、痙攣発作を引き起こすことがあります。

チアジド系利尿薬 

腎臓での水とナトリウムの排泄を減少させることで利尿薬の作用を弱めてしまいます。

降圧剤(ACE阻害剤)

薬の降圧作用が減退してしまいますし、腎臓の血流量低下による腎機能の悪化を招くこともあります。

ロキソニン服用のまとめ

ロキソニンは市販薬として薬局で処方箋がなくても購入できるようになりましたが、使い方を間違えれば大きな副作用が出てしまうこともあります。

特に、胃腸系のトラブルは最も多いのですが、その多くは誤った服用方法が原因です。

適切に用法容量を守って服用する限り、大きなトラブルになることは稀ですので気をつけてくださいね。

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