「新規顧客・仕事が欲しい」と言わないのに何故あの会社は繁盛しているのか?

売上アップ戦略

私の会社の周りには、何故かいつも繁盛している会社があります。

特別な大企業でもないけど、忙しそうなイメージしかありません。

その会社の社長さんからは、かつて一度も「仕事が欲しい」という言葉を聞いたことがない。

 

そうかと思えば対照的に「仕事ないわぁ」「暇やぁ」と会うたびにぼやく社長さんもいる。

 

 

一体、何故こんな差があるんだろう?

 

 

確かに、ビジネスの世界では格差が広がりつつあります。

忙しい会社はもっと忙しく、暇な会社は益々仕事がない・・・

 

何でウチの会社には仕事の依頼が少ないんだ!!と嘆くよりも少し考えてみればその理由は簡単に解りますし実践することは簡単です。

これから書くことは当たり前のようだけど、案外ないがしろにしていることかもしれませんので繁盛する会社を目指すためにはしっかりと念頭に置くべきことだと思います☆

技術の突出した会社だけが繁盛するわけではない

 

人類の歴史の中で会社が末永く繁盛して盛行を極め続けることは、ほぼ不可能だろうと言える。

会社というものは、景気の波があるのは当たり前のこと。

 

起業してから右肩上がりの業績を続ける会社は私達が知る限りでありません。

時には下がり、時にはグッと上がりなどを経て成長をする企業、倒産する企業、停滞する企業などなどです。

 

 

そんなことは承知の上だが、最近の我社はここのところ業績の悪化が著しい・・・

新規顧客の開拓もしたいが、なかなか上手くいかない・・・

こういう悩みを抱える会社はどんどん増えてきているようにも思えます。

 

特に弊社のように、ものづくり(金属部品加工)を生業とする会社では、顕著に差が見えることがあります。

閑古鳥が鳴くような町工場エリアもあるようです。

 

 

そんな彼らがこぞって懸念しているのは、自社に技術力の欠如があることが仕事獲得をすることができない最大の原因だと考えていることです。

 

 

はっきり言おう。

それは大きな間違いです!!

 

 

ここであなたに1つ質問をします。

 

 

世の中にある仕事は、全部特別な技術や高度技術が必要な仕事ですか?

 

 

別にわざわざ質問をするほどのことでもありませんが、超難しい仕事から誰でも基礎さえあれば出来そうな仕事まで様々ですよね。

超ハイレベルの技術を持っている会社は、ハイレベルの仕事しかしてないと思いますか?

 

そんなことはありませんよね。

単純な仕事だってきっと受けているはず。

 

 

じゃぁ、なんで単純な仕事さえもあなたに引き合いが来ないのか?

 

 

そこに答えが見つからないあなたは、目の前にある仕事の内容と価値にしか焦点が合っていません。

それではこれから先も新規顧客の開拓は難しいと思いますよ。

確かに世界中にある仕事の量は有限であり、それの取り合いをするのが世の常だという見方もあるしそのためには高い技術が必要という考え方があってもおかしくない。

 

ただ、あなたがどんなに背伸びをしても ”今は” 届かないところだってあるんです。

そこを懸念しようが、嘆こうが局面が急に一転するわけないのだ。

 

目に見えない絶対的価値観を勝ち取ることが繁盛の道

会社を経営していると、どうしてもお金というモノサシで仕事の価値観を決めてしまいがちになります。

この仕事は割りに合わないなぁ。

この仕事はぼろ儲けや!

 

そんなお金を積み上げるだけの価値観は、その時は良くても思わぬ時に一瞬にして崩れ去る時が来ることもあります。

代表的なのは安さでアピール作戦で薄利多売による商売方法。

 

安さというのは、人間心理に強く働き掛ける要素ではありますが、その安さを生み出すためにどれだけの人が苦労しているのか。

『安さで勝負する!』という時代はこれから先の世でもあるだろう。

だが、今、その安さにしがみついている会社は危険だ。

 

特に海外の安い労働賃金を当てにしている場合は気をつけよう。

土台が革命を起こした時、上層にいるあなたの会社は一気に傾きます。

なす術も無く支えてくれるものもなく崩れるのです。

 

 

会社が息が長い仕事を獲得するには絶対的な2つの要素が必要です。

それは運と信頼。

 

運は別としても、信頼こそは絶対的な価値観になる。

あの会社と仕事がしたいと思ってもらえることが最強の武器になる。

 

全く同じ仕事があっても、相手に「あなたの会社が第一候補です」と言わせれば勝ちですよ。

 

 

これは世間で流行っているもの、ブームのものにも同じことが反映されています。

 

特異性という表現が適しているのかどうか自信がないけれども、「絶対的になくても別に困りはしない物」という物は、多くのケースで市場規模が縮小するか消滅する。

 

無くても困らない

無くても他の物で代用できる

 

こういう言葉は何とも弱々しいイメージしか出てきませんね。

まさしくウチの会社だわ(汗)と思ってしまったあなた。

大丈夫です。

 

世の中の9割は同じイメージで成立しています。

 

だけど、繁盛する会社としない会社がある。

それが信頼性の強さの差なんです。

 

 

ここでちょっと話をずらしますが、スマホを持っていますか?

 

スマホは無くても困らないという人もいるかもしれませんが、日本全国で見ると無くては困るという人も多いでしょう。

だけどスマホにも色々とメーカーと種類がありますね。

iPhone じゃないとダメだとか、逆にアンドロイドがいい!とか意見はそれぞれあると思います。

 

でも、その意見に絶対的な理由があることは少ない。

 

だって、iPhone であろうが、アンドロイドであろうが機能に雲泥の差があると言い切れないですから。

 

待ち合わせには電話で連絡をとったり、ラインアプリで確認したりはどちらでもできます。

アプリゲームだって両方できます。

 

結局、機種を決めているのは「好み」とか「流行」とかに隠れた心理的な部分でしょ。

通信速度の問題とか、携帯料金の問題なんかは機種そのものに関係がない。

携帯会社がこぞって安いプランを打ち出しては顧客獲得に躍起になる荒波の時期があったが、結局はあちこちに携帯会社を鞍替えする人も大多数いる。

 

 

それが起こったのは「安さ」でしかお客を引きとめられなかったからだ。

 

 

安いを前面に出すよりも、もっと根っこで繋がる何かを見つけることができないと常にライバル会社との価格競争が続くのだ。

最終的に安さが落ち着いた先でお客が会社を選ぶ要素は「好き」「嫌い」「何となく」の3つだ。

 

「嫌い」と言われればそれまで。

もちろん「好き」と言わしめることが最良である。

 

問題は「何となく」だ。

 

「何となく」ってなに?と思いますよね。

好きでも嫌いでもないけど、あなたの会社を選びますって言われたら、ちょっと複雑な心境になってしまいます。

 

だけど、この「何となく」で選んでくれた人たちをいかにして「好き」に近づけるかが勝負の分かれ道になる。

何となくだけど、あなたの会社に問い合わせしてみたなんてこともあるかもしれません。

そこを適当にしている会社は多いですよ!

 

とにかく人は面倒くさいことが嫌いな生き物=丸投げを受け止める会社は繁盛する

これじゃないとダメ。

他にはない。

こんな商品は販売初頭の流行から少し落ち着いてきてもロングテールで商品は生き続ける。

 

 

そんな特異性が高い企業になれるためには、他社には無い独自の技術を開発するか顧客の信頼を勝ち取るかしかない。

頼まれたことは断れない会社だと、かなり苦労もしますが、それなりの資産はできてきます。

奔走したことの結果が実らなくても、それまでに歩いた道は確かに残る。

 

その対応、姿勢も資産の1つだ。

 

誰も見ていないようで、実は結構周囲の会社は見ていたりもする。

最初は何やってんだか・・・と思われているかもしれないし、時にはキツ~いお叱りを受けるような場面になってしまうこともあるかもしれない。

でも、信念をもって動き続けること。

 

頼まれた事を全部やってやろう!という気持ちを持てるようにすること。

自分のテリトリーを自分で決めてしまわないこと。

 

 

どこにどんな仕事のチャンスがあり、どこと結びつくかも予想なんてできないことだってある。

それが運だと人は言う。

でも、その運を手繰り寄せることができるのは、それまでの行動があるからです。

 

運は自分で見つけて掴み取るものです。

 

とにかく小さなことでも「賽は投げられた」と思って全力で対応してみてください。

継続していくうちに、どんどん繁盛する会社に変わっていくだろう。

 

目に見えない投資を恐れるべからず

 

 

弱者は目に見えないものに大金を投じることを恐れます。

見返りの見えないものには躊躇してしまいます。

 

でも、勇気と先見によって一歩踏み出せる人こそ成功するだろう。

 

 

人の教育へ投じる費用は代表的な例ですね。

社員の教育は必然でありながら、一種の博打です。

 

お金を費やしたからといって、必ずしも思った通り人は成長するわけではありません。

まさしく十人十色。

 

 

だけど、そこをケチる会社はきっと成長しない。

繁盛もしない。

人は礎ですから。

 

 

一時の意味ある赤字は次に繋げられる

赤字はできれば出したくないもの。

でも、一時的な赤字が投資とみなされるケースもあります。

 

全ての仕事で黒字利益を出せれば最高ですが、そこに執着するのは好ましくない。

 

 

会社は組織でありますが、その1つ1つのピースを構成するのは人です。

先ほどの話に戻しますが、人への投資は会社の成長に欠かすことができない要素です。

だけど「人」というのは、必ずしも自社にいるとは限りません。

 

そう、取引のある会社にだって人はいる。

 

わざわざ相手の会社の社員を何で弊社がお金を出して教育せないかんのや!と言われそうだが、直接的な指導とか教育はしない。

仕事の取引があれば、中にはトラブルがあったりもするだろう。

そこに相手側に非があり、金銭的な負担が生じた場合はその負担を相手側に請求するのが通常だ。

 

だけど、そこをじっくり話し合い、今後のトラブルシューティングの材料として使ってもらうとするのも投資の1つじゃないかな。

自社が成長することだけを考えてもダメだ。

一緒に仕事をしてくれる取引会社があってこそ仕事が成り立つと思わないといけない。

 

そのためにも、時には一時的な赤字が出てもそれが相手企業の勉強材料になって前向きに対策してくれる姿勢をとってくれるならば、今後スムーズに仕事をするための投資と思えるだろう。

そういうやり取りの中には、表面上はお金の問題が大きく見えるが信頼とか信用というものがジワジワと膨れていく。

そうすると「何となく」仕事をしていた間柄もいつしか「好き」だから仕事をするに変わる日が来ると思う。

 

 

そんな仲間、ネットワークを作り上げることができれば仕事は方々から集まるに違いない。

ネットでは安易にネットワークを持っていると掲げる会社もあるけれど、第三者はそこにある絆がどれほどのものか知る由も無いのだ。

 

繁盛する会社を作り上げるために必要なこと

 

あの会社、いつも忙しそうだな繁盛してそうだなっていうのは、見えないところで積み上げた信頼を獲得しているからです。

人に支持されることは最も大きな力となる。

 

それが当たり前のように思える今も、その支持を得るためにできることが何か分からずに燻っては嘆く人が多い。

逃げること、諦めることは簡単だ。

 

だが、そのたった1度の決断が過去の実績を水に流してしまうこともあることを覚えておかないといけない。

今相手が求めていること。

これから相手が求めそうなこと。

これから自分が相手に求めそうなこと。

 

全部ひっくるめて対応してしまえばよい。

出来るできないはあるかと思うが、とりあえず出来る限りやればよい。

 

その姿勢はきっと誰かが見ているから。

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