部品加工に柔軟に対応できる会社探しは体力勝負!?

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個人であっても法人であっても、色々な部品加工を柔軟に対応してくれ、なおかつお互いに長いお付き合いができる会社を探すのは非常に難しい。

実際に私も様々な取引先から、加工相談の依頼を受ける時には自社では対応できる範囲外のことも一緒に考えることが多い。

その時に問題になるのが、弊社の代わりに加工対応ができる会社をお客様の代理で探すことだ。

そこには、表面上は見えにくいジレンマや悩み、葛藤も入り混じっていることを伝えたい。

お客様サイドは、結局は加工対応が「できる or できない」という返事と、加工対応ができるならばその時の「見積もり単価」と「対応納期」だけが知らされる。

その返答をもって、注文を出すか出さないかの返事をするだけだから、その返答が出た過程(経緯)などはまったく知りえないわけです。

だが、中間管理職的な立場になる私たちのような会社は、お客様と加工屋の間を取り持つためにどれだけ奔走し、人間関係に神経質になっているのかを本当に理解しようとしてくれるお客様が少ないことも残念ながら多いことは否めないのではと思うのだ。

それが仕事だと言われればそれまでではあるが・・・

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「こんな加工できる会社ありますか?」という問い合わせ・依頼に対する町工場の行動パターン

部品加工業界のことは知らないけれど、こんな部品を作って欲しいなぁというような個人。

あるいは部品加工会社の人間であっても、普段している加工とは少し違うタイプ(ジャンル)の加工相談を受けた場合。

いずれも人脈も無ければ一体誰に聞いたらいいんだろうか?と迷ってしまう。

大抵の場合は、今の時代だからこそインターネットで検索し調べることから始めるだろう。

ただ、全ての会社がホームページを開設しているわけではないし、ホームページにどれだけ素晴らしいことが記載されてあっても実態はずさんな管理しかしていないという会社もあるかもしれない。

逆に、ホームページがすごくショボいものや、そもそもホームページすらない会社でもすごい技術と品質を提供してくれる会社もある。

その判断は素人はおろか、私たちのような町工場で働く同業者であっても難しいどころか、実際に依頼してみないとわからないところだ。

とりあえず・・・

とインターネットで何らかの検索ワードでヒットした会社に連絡してみて、対応を考えるかとしてみても、結局は返答がない場合もある(無視されているのか、そもそも忘れられているのか)。

そんな時は、違う会社に当たってみるしかない。

対応がスムーズな会社はそれだけ、管理もよくしてくれているという印象が強いが ”あたり” を引き当てるのは運のみ。

探して、問い合わせをしての繰り返しであり、体力勝負なのだ。

特定の専門的な加工のみ相談を受けるパターン

加工屋にも色々とタイプがある。

ある特定の加工に対する相談しか受けない会社も多い。

例えば、旋盤加工だけとか、フライス加工だけ、ワイヤー加工だけなど。

さらに、加工サイズの制限があることがほとんど。

大きいサイズのものしか受けない。

小さいサイズのものしか受けない。

そして、生産ロット数の問題。

量産品しかしない。

逆に数が多すぎると対応できない。

とにかく、制限が多いのでそれだけ探す側となれば、ネットで検索する時にはよくよくホームページを見て問い合わせをしないと「ウチでは対応できません」と一蹴されてしまうのです。

メリットとしては、その筋の専門的な加工内容の相談はより詳しく聞ける可能性が高いということだ。

あれも、これもできますと専門性を絞り切らずに浅く広く対応してくれる会社よりも、加工方法の改善点などを指摘してくれることもたまにあるからだ。

部品加工の相談を総合的に受け入れるタイプ

先ほどとは違い、もう部品加工のショッピングモール的な立場で依頼内容に対して何でも受け付ける会社(ネットサイト)もある。

ただ、レスポンスの悪さや見積もり価格が高い傾向にあるのがデメリットとして挙げられる気がする。(私の経験上)

とりあえず、どこに聞けばいいかわからない・・・という場合にはメリットは大きいが、100%満足できる見積もり回答であったり、納期対応が得られるとは思わない方が無難だろう。

何だかこういう幅広い対応をしている会社を批判しているようにも捉えられてしまいかねないが、決してそうではないことを念押しに伝えておく。

ここで意味することは、総合的に何でも相応に対応してもらえる ”あたり” の会社をネット経由で引き当てることができる可能性は低いということだ。

それは仕方のないことでもある。

必然的に加工内容の幅を広げれば、それだけ自社で複数種類の機械設備と人を導入し、加工管理するか徹底した信頼を寄せることのできる外注先を多く確保できるかにかかっているからだ。

1つの専門的な加工を自社で管理することに比べると、管理労力は数倍膨らむことがわかるだろう。

なので、そうした管理力を十二分に提供できる会社は少ないのです。

部品加工などの問い合わせや依頼する会社を探すのは結局どのような会社が良いのか?

じゃあ、この部品を適正価格で作ってくれそうな会社を探すのはどんな会社に絞ればいいの?

そういう疑問が湧くだろう。

はっきり言えば、正解なんて無い。

1種類の加工で終わる部品なのか、複数の加工方法(機械)を使用しないとできない部品なのか、表面処理や熱処理があるのか無いのか。

こうした要素如何によっても、どうすればよいのか(どこの会社に聞けばよいのか)は変わる。

加工知識が有り、この部分の加工はこの会社に、ここの部分の加工はこの会社に・・・という具合に順番に加工リレーを自身で実行して完成させることができるのであれば、それぞれの専門の加工屋さんに問い合わせをしてまとめればよいだろう。

ただ、いかんせん面倒なのだ。

また、素人の個人だとほぼ実行不可能だ。

まさしく自分のことだわ(笑)ーーーと思ってしまったなら、とりあえず図面を渡せば完成形にして納品してくれそうな会社を探すしかない。

ちなみに、手前味噌だが弊社も割と柔軟には加工相談のに対応はしているつもりです。

よっぽど無理なものは「申し訳ございません」とお伝えすることもあるけどね。

hiranoseisakusyo

(有限会社平野製作所)

なので、もしも加工相談があればご一報頂ければと思います。

私が所属する有限会社平野製作所の加工相談・対応に対する奔走

弊社ではホームページを見てもらえれば、大体はわかると思うのですが社内加工もする一方で、国内外問わず協力してくれる加工屋さんとのネットワークを広げることをしてきました。

ただ、やみくもにネットワークの拡充をするのではなく、人と人としてお付き合いができて利益のみを追い求めることのない関係でいられるネットワークを築き上げることを目標に邁進しています。

とりわけ、近年は中国・台湾の企業とも積極的に協力しあい、海外の加工屋さんにはとにかく日本の基準を教え込む姿勢を保てるように努力し続けている状況です。

そのおかげもあり、品質の向上には随分と自信が持てるようにはなりました。

ただ、やはり新規の加工屋さんの場合は、日本基準の指導を徹底しておかないとやらかすこともあるので注意しています。

台湾に関しては現地で部品加工の管理をしてくれている会社がありますし、その会社に所属する敏腕ウーマンと共同ブログ(台湾izm)も立ち上げました。

台湾izm

このブログでは、台湾のものづくりと文化について色々と記事を書いていくことにしています。

いずれにせよ私の会社のように、中間管理をしないといけない立ち位置の会社は、適切な加工屋を探すのに一苦労します。

たとえ流れてしまった案件に対しても、継続したリサーチによって可能性が見いだせた場合はお客様に提案もします。

それが結果として意味をなさなくても、その繰り返しで今後の仕事の幅が広がると思っているからです。

もしも弊社に成長のチャンスを与えてくださるのならば、是非お問合せくださいませ♪

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