12月も近づき、年末年始の足音が聞こえそうな頃になると、忘年会やら新年会の予定が入り始めるだろう。
そうすると、必然的にも二次会のお誘いもあるわけで、二次会は大抵スナックやキャバクラ、ショットバーといった飲み屋に行くことがほとんど。
おじさんたちのお目当ては、お店のお姉さんやママなのだ。
ただ、正直なところ私はあまり飲み屋に行くのが好きではない。
別に嫌いでもないけど、どちらかと言えば居酒屋などで3、4人が他愛もない雑談でもしながらご飯を食べるのが好きだ。
別にキレイなお姉さんはいなくてもいい。
逆におっさんだけの方が楽しかったりする。
こんなことを言っていると、周囲のおじさん仲間からは「お前変わってるなぁ」って言われてしまうのだが、普通に考えてみ?
飲み屋に行くと財布の紐をゆるゆるにしてしまう、魔法みたいなものをかけられてしまうんですよ。
これ、だいぶ危険だから。。。。
世の中の男は飲み屋好きだという偏見は捨てたまえ。
少なくとも、私はそこまで好きじゃない。
飲み屋に行きたくなる心理がわからない・・・
「今週末、飲みに行こうや!」
こんなお誘いが得意先の会社の方からあったら行かないわけには・・・ですよね。
よっぽどの用事がある場合はお断りすることもありますけど、通常は「行きましょ!」って返事します。
行きたくないわけでもないけど、行きたいわけでもない。
まぁ、行きましょかっていう感じです。
完全なるお付き合い。
でも、いつも思うんだけど、何でそんなに飲みに行きたいの?
食事の席でたまにはゆっくり話をしようというのは分かります。
でも、その食事が終わった後はお姉さんのいる店へ行って、各々がお姉さんと会話して楽しんで高い金払ってさよなら~です。
この過程いりますかね?
飲み屋のお姉さんと親睦会してどうするん?と思うが、飲み屋に行くのが好きな人はそういう場所にいること自体が好きなんでしょうね。
これって、飲み屋デビューをどのように迎えたかが大きく左右するのかも。
私はキャバクラなどの飲み屋に連れていってもらったのは、25歳を過ぎたころだったと思うが楽しいと思わなかった。。。。
何でだろう。
上辺だけの営業スマイルを振りまいてくれる飲み屋のお姉さんと意味のない会話をするのが億劫になったものです。
「あ~、早よ帰りたい・・・」
こんなことを思いながら、時計とにらめっこしてました。
もう、こんな時間かぁ。
いつもなら、とっくに寝てるなぁ。
終電はもう無いなぁ。
どうやって帰ろうかなぁ。
お金どれくらいかかってんのかなぁ。
心配やなぁ。
眠たいなぁ。
もう全然楽しんでません(笑)
性に合わないのかも。
飲み屋は金がかかる!
夜のお店であるスナックとかに行くと、初心者はまず料金の仕組みがさっぱり分かりません。
私も未だによく分かってなかったりする(笑)
大体が時間制で入店後○○分で7000円みたいな感じで、チャージと呼びます。
要するに決まった時間(チャージ)でいくら払うという仕組み。
例えば、40分制だと35分くらい経過した頃に「そろそろお時間ですけど、延長しますかぁ?」とお店のお姉さんが聞いてきます。
飲み物はハウスボトルといって、飲み放題の焼酎やウィスキーなどを置いてあることが多く、ざっくりと40分の飲み放題で7000円ポッキリ!!という感じですね。
めちゃ高いでしょ。
この時間内では、キャバクラではお姉さんが横に座って雑談したりお酒が少なくなったら補充してくれたりして接待します。
中には特定のお姉さん目当てにお店に通う人もいます。
その時には「指名」するわけです。
指名料を払ってね。
私は絶対に指名しませんし、プライベートで自ら飲み屋には行きません。
飲み屋のお姉さんにおごらないといけない
飲み屋でお金がかかるのは、チャージ料金だけではない。
チャージ7000円の店で7000円支払って帰れるところはない。
ほとんどは、サービス料やテーブル料といった名目で10%くらいはかかる。
なので、7000円だったら7700円ですね。
さらに、店に入ったら接待をしてくれるお姉さんたちにお酒をおごらないといけない。
絶対におごらないといけないわけではないが、暗黙のルールみたいにもなっていて、おごらないとお姉さんの態度がちょっと悪くなることもあるようです。
この”おごり”はコップ1杯1000円とか取られます。
ひどいところは2000円以上。
ボッタくりもええとこです。
チャージ(40分)で2000円!!と声をかけてくるお店の場合、実は女に飲ませる酒がコップ1杯3000円だったりするわけです。
気を付けましょう!!
もう、散財しますからね。
飲み屋の帰りも金がかかる!
夜も更けて、日付も変わる頃。
そろそろ帰らないと・・・ということはない。
何だろう。
みんな時計を見て「まだ1時かぁ」とか呟いている。
頭おかしいんじゃない!?ってシラフなら言いそうだわ。
もう、夜中の1時だぜ!!って言いたい。
この時間帯になると、流石に終電で帰れなくなる。
なので、タクシーですよね。
家が都会から離れた郊外だと、高速道路を使ってタクシーで40分~1時間くらいかけて帰ると、軽く1万円くらい飛びます。
飲み屋で数万、帰りに1万。
一晩でどんなけ使わなあかんねやっていつも思う。
翌朝起きて、財布の中身を見てため息をついた人は絶対にいるはずだ。
毎日、昼飯をワンコインで済まそうと牛丼を食べたり、ガソリンを10円でも安いところを探すくせに、何故か飲み屋に行くと1万円の酒が安く感じるらしい。
飲み屋で「こっちの酒の方が100円安いわ!」なんて会話聞いたことないもんね。
みんなほとんど値段見てないもの。
飲み屋はタバコ臭い!
私が飲み屋に連れて行ってもらった翌日。
いつも感じるのは、服に染み付いたタバコの匂いです。
夏場はシャツやズボンを洗濯したらいいのだが、冬場にコートとか着て飲み屋に行くと撃沈です。
コートにタバコの匂いが染み付いてしまって困るのです。
簡単に洗濯できませんから。
ファブリーズでも吹きかけておくしかないのです。
元々、私はタバコを吸わないので余計に鼻につくんだよね。
飲み屋の女をアフターでご飯に連れて行くのが理解できない
キャバクラとか行くと、番号交換を迫られることがある。
最近だとLine(ライン)しようと言われる。
でも、私は1度も番号交換をしたことがなく、全て断っている。
だって、面倒だもん。
どうせ「また来てください」の営業がバシバシ入るし、連絡のやり取りがストレスになる(笑)
知り合いの中には、気に入った女の子ができたら楽しいで!という人もいるが、キャバ嬢だと割り切っていますから。
それに、嫁がいるので間に合ってます~( 一一)
お店のお姉さんに求めるものはありません。
しかしながら、オジサマ達の中にはお店の営業時間が終了した後に、お姉さんたちと別の場所で合流して夜中の食事やカラオケ、飲み屋に出かける人もいる。
これをアフターと呼ぶが、私には信じられないのです。
何で彼女らに色々と尽くす必要があるん?
何を求めているん?
そのお金、別の所に使った方がいいと思うけどなぁ。
家族のために使った方が絶対いいよ。
飲み屋もどんどん進化していて、メイド喫茶の夜バージョンもある。
バニーガールのいる店や、マジックショーをしてくれる店も。
娯楽と言えば娯楽だけど、ちょっとお高い娯楽にはなる。
毎月のお小遣いが少ない!と嘆いているサラリーマンにとっては、飲み屋はパチンコ以上にお金をすってしまうから注意が必要だ。
金銭感覚が脳内麻痺しちゃうからね。