大阪府吹田市にあるミシュラン三ツ星店『柏屋』を訪ねた感想

お出かけ

2016年のミシュランガイドで発表されている三ツ星店は、大阪に4店舗ある。

その内の1店が『柏屋』だ。

 

日頃、妻へ家のことを任せっぱなしにしているツケをチャラにするお礼を兼ねて、結婚記念日の祝いとして柏屋で昼食を頂くことにしたのだ。

気持ちはかなり奮発したんですよ(笑)

ちょっとは妻のご機嫌を取り戻せた気がする。

 

もちろん、料理は懐石です。

 

ミシュランガイドはご存知の通り、フランスのミシュラン社が出版するガイドブックの1つです。

日本版では毎年出版されていて、テレビなどでも星付きレストランの紹介をされることもあるので興味がある人も多いと思う。

 

ちなみに、関西版として「ミシュランガイド京都・大阪」がメインとしてあり、星を獲得している店はほとんどが日本料理店になる。

言わずもがな、そこで星を獲得するというのは大変なことなのだ。

 

なお、星の数(評価)は概ね以下の通り。

☆(1つ星) – その分野で特に美味しい料理
☆☆(2つ星) – 極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理
☆☆☆(3つ星) – それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理

(Wikipedia より引用)

 

今回、私は3つ星を獲得している店を訪れてみることにしたのだが、普段はファミレスなど大衆の集う飲食店がメインな人間にとってどのような感覚を得たのかも含めて紹介しよう。

『柏屋』の所在地とアクセス

大阪府吹田市千里山西2丁目2−5−18

TEL:06-6386-2234

 

休業日は google で検索すると、以下のように表示されると思う。

 

「あれ!? 今日、予約入れているはずなのに休業日ってなってる!?」

なんてドキッとするような表示が。。。

でも、この情報はウソなんですよ。

 

休業日は不定期であり、柏屋さんの公式ホームページにはちゃんと月々の休業日が掲載されているので、そちらで確認しておきましょう。

予約は3ヵ月前から受け付けてくれていますので、早めに予定を立てておくことをおススメします。

急だと予約を入れることができないかもしれません。

(予約は電話でします)

 

おススメのアクセス方法

お店の仲居さんに訊くところによれば、日本全国からお客さんが訪れるそうで、遠方からの場合は当然のことながら電車かタクシーがほとんどでしょう。

ところが、地元大阪や私たちのように奈良県という関西圏に住んでいる場合は、車で行こうかどうしようか迷うかもしれない。

お酒を頂く前提なら電車かタクシーで決まりだろうけどね。

 

ただ、柏屋さんのホームページにもアクセス方法は掲載されているのですが、駅から歩いてスグ!っていう最寄り駅はないのだ(´・ω・`)

だけど、歩けないわけではない。

 

今回、私たちは車で行くことにした。最初はね。

でも、柏屋さんにある駐車場は車2台分。

う~ん・・・スペースが無かったらどうしよう。

 

そういうわけで、急遽に北大阪急行(御堂筋線)の江坂駅近くにあるコインパーキングに車を停めて、歩いて行くことにしたのだ。

江坂駅からは歩いて約15分くらいでしたね。

本当に住宅街の中を歩いて行きます。

 

ところが、柏屋さんのすぐ近くにコインパーキングを発見!!

失敗した・・・

 

ということで、近場の方は車でとりあえず店まで行きましょう。

でも、運転にあまり自信がない方は交通量は比較的多いところを走るのでやめておいた方がよいと思う。

 

柏屋さんは閑静な住宅街の一角に佇んでいます。

 

 

ミシュランの三ツ星を獲得するのは味だけではない!

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ミシュランガイドで三ツ星を獲得するのは、相当難しいことだと素人ながら思うわけだが、所詮は調査員と呼ばれる人たちが実際にお店に入りサービスを受けることで評価されるので、料理店評価はコアな人たちの口コミみたいなものだろう。

 

料理の味は美味い!と思うのは、どう美味いのか?という点に評価が分かれる。

B級グルメと呼ばれるような、ローカルソウルフードだって美味いよね。

でも、柏屋さんのような日本料理の料亭で頂く上品な味だって美味い。

 

ただ、普段から食べ慣れている味か、特別な時にこそ味わうものかの違いはあるだろう。

実際、ミシュランの調査員の中には三ツ星レストランの味に慣れてしまって、評価の「素人化」が起きているという指摘もあるくらいだ。

高級な食材でも、食べ慣れることが起これば感動も小さくなってしまうのでしょうな。

 

 

配膳の順序にも気配りが感じられた

レディーファーストという言葉はあるが、日本では家庭において男性が立てられる文化です。

男尊女卑であるという世界観が徐々にそのような体系を崩しつつあるが、日本文化として形だけでも残っていてほしいと思うところもある。

 

柏屋さんで懐石料理を順番に通して頂く際、この点が少し気になった。

 

今回は結婚記念日の祝いということで妻と私の2人で訪れたのだが、仲居さんが料理を通してくださる時には必ず私から先に用意をしてくれました

これが、意図して行われたことかどうかは確かめようがありませんが、妻とも後から話していたのですが一つの配慮として評価できるね!と好感が持てました。

こうした細かい点が三ツ星獲得に繋がっているのかもしれない。

 

 

柏屋で通された部屋には、季節(秋)の香りが漂っていた

柏屋で私たちが通してもらった部屋は如是(にょぜ)という名の座敷。

そこには10月の室礼(しつらい)が心を落ち着かせてくれた。

 

日本人で良かったなぁと感じる。

 

部屋に入ると、床の間にある輪挿しに刺さったススキや掛け軸が秋を感じさせてくれる。

秋の節句、重陽の節句を改めて想う日になったのです。

 

なお、店の側には名神高速が通っているのだが、車の音は全くしなかったので落ち着けた。

 

 

季節の懐石料理

料理は全てコース料理(懐石料理)で、昼と夜のコースがあり選べる。

飲み物は別途頼めるのでメニュー見せてもらいましょう。

 

私は車の運転をしなければいけませんでしたから、お茶を頂くことに。

妻は日本酒が飲みたいとのことでしたので、仲居さんにおススメのお酒を尋ねてお任せしました。

 

懐石の内容は季節ごとに異なるので、行ってみてからのお楽しみで良い。

この日は重陽の節句の頃ということもあり、菊づくしの料理です。

 

重陽(ちょうよう)の節句とは9月9日のことを指し、この頃には菊の花が咲き乱れることから菊の節句とも呼ばれます。

元々、陰陽思想で奇数を「陽」の数字とし、9という奇数が重なる日ということから「重陽」と呼ぶのです。

古来日本では奈良時代より菊は不老長寿や邪気を払うという目的で利用され、酒に浮かべて飲んだりもしたようですね。

 

先付が盛られた容器もよく見ると、菊をイメージした盛り付けになっています。

 

秋の銀杏や栗もホクホク。

やはり、懐石はゆっくりと少しずつ味わえるので楽しい。

 

椀物にはマツタケの香りが。

はぁ、美味い(#^^#)

 

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マツタケも良いけど、エノキやマイタケも最高の旨みを放っていましたね。

ご飯はお代わりできるので、2杯頂きました♪

 

デザートの果物は、マスカット、巨峰、柿です。

柿は今年初だわ。

 

そして、お土産としても販売されている「かさね」という和菓子が最後に出てきました。

ゼリーのようにも見えるかもしれませんが、羊羹(ようかん)です。

 

 

ミシュラン三ツ星料亭の柏屋さんを訪れて感じたこと

私はたいした食レポなんてできませんが、実際に懐石料理を頂いて改めてユネスコの無形文化遺産に登録されるだけの価値を日本料理に感じた。

季節折々に旬を迎える食材を使う料理を時々こうした形で堪能できれば、気持ちが温まる。

 

そして、三ツ星という評価がどこでされているのかについては、実際に訪れてみて感じるしかないだろう。

口コミという世論はあくまでも、モノサシだ。

 

感性は人それぞれなので、料理は美味いと感じればそれでよい。

 

店の雰囲気やサービスの内容も心地よく感じられたらそれでよい。

 

記念日に、ちょっと背伸びをしたいならおススメだ。

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