『進化した』秋ウコンの賢い利用で効果が違う話

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4月も後半になると、ピンク色に染まっていた桜並木もすっかりと葉桜に変わります。

いよいよ、新緑の季節の到来ですね。

そして、新たに会社に入社した新人さんや大学に入学した新入生たちも、ようやく新しい生活に慣れ始めたのではないでしょうか。

いやぁ、私も桜が咲き、花が散るのを見ると新人の頃を思い出します。

ただ、ようやく新しい生活に馴染んだかと思う頃に待ち受けているのが5月のゴールデンウィーク!!

これを通り過ぎると五月病という悪魔が襲ってくるのだ(笑)

馴染んだつもりが、意外とストレスになっていたりするんですよね。

それが、うつ病のような症状となって現れるわけです。

特に、新人歓迎会など何かにつけて会社やサークルの飲み会が多くなったりもするが、それも面倒だなぁと思う人は結構いる。

特に、気の合わない上司と同席での食事って、飯の味なんて全然頭に残らないからね。

何で食事の席でまで説教されなアカンねん!と思いながら付き合わされるわけです。

それも、1軒で終わらず飲み屋のハシゴを付き合わされるとたまったもんじゃありませんよ。

週末に「明日は休みやから付き合えよ!」って拷問か。

翌朝の二日酔いで、折角の休みがパーになるなんて最悪です。

さて、そんなどうしようもなく付き合わないといけないことも、まぁ少しぐらいは我慢するべきかと思うところはあります。

法律上どうとかいう話は別として、人間社会ですから ”お付き合い” ということも必要です。

何でもかんでも、自分の好き嫌いだけで渡っていけるほど世の中の橋は頑丈じゃないのでね。

もちろん、選ぶところは選ばないといけないけれど、夜の街への付き添いも仕事の一環と思いながら少しは付き合ってくださいな。

ただ、男がみんな飲み屋に行くのが好きっていうのは大きな間違いだぞ!と一言申しておく。

付き合いとはいえ、飲み屋の帰りに酔っ払い、翌朝に二日酔いでダウンはできるだけ避けたいところ。

特に、お酒にそこまで強くないなら尚更です。

お酒の失敗談は面白おかしく聞けますけれど、当事者になると辛いでっせ。

そんなわけで、多くの人が利用するお酒の味方としてコンビニでも手軽に買えるウコン商品がありますね。

で、「秋ウコン」「春ウコン」って聞いたことないですか?

なになに?ウコンって種類があるのか?

そうなるよね。

普通の人なら、ウコンならどれでも一緒やんと思ってしまうはず。

例えば、こんなものもあります。




「進化したウコン」

よくある、配合成分が〇〇倍!!って類ではなくて「進化」

ウコンに進化もくそもないだろうに。

まさかの遺伝子組み換えか?!

進化って何や?

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ウコンの種類は大きく3つ

先ほどの「進化したウコン」で利用されているのは秋ウコンですが、薬学部出身の人なら知っているはずですけれども、ウコンってショウガの仲間で生薬としても利用されます。

生薬として「ウコン」と表記されるものは秋ウコン

二日酔いに効くとして、サプリメントやドリンク剤として販売されているものは、ほとんどがこの秋ウコンを利用しています。

なので、特別に品種改良したような進化したウコンを利用したサプリメントではなさそうです。

ますます、進化って何か気になりますか?

まぁ、それは後ほど。

ウコンには秋ウコン以外に、春ウコンや紫ウコン(夏ウコン)があり、これらは生薬名がウコンではありません。

春ウコンの生薬名はキョウオウ

寒さに弱くて、温暖で多湿な沖縄などの地域以外ではハウス栽培しないといけません。

健康食品として利用されることが多いです。

紫ウコンの生薬名はガジュツ

こちらも寒さに弱く、温暖な環境でしか育ちません。

漢方薬として、消化器不良や痛みにも適用されます。

日本では平安時代にはすでに中国大陸から輸入されていたとか。

それだけ、歴史の古いものなんですね。

ウコンにしか含まれないポリフェノール「クルクミン」

何故、二日酔いにウコンが効くと言われ、みんな信じているのか?

その効果をもたらすウコンの成分は何か?

それこそが、クルクミンです。

あの黄色い色素ですよ。

カレーの色素として有名だよね。

以前、ビタミンCの色は何色でしょうか?という記事の中で書きましたが、ウコンの黄色色素は食品関係の着色料としても利用されているのです。

クルクミンはウコンにしか未だ見つかっていないポリフェノールの一種であり、抗炎症作用や抗酸化作用、抗ガン作用があるとされ、盛んに研究が行われている一方で、本当に二日酔いに期待できるのかどうかについては懐疑的な学者も多いのは事実。

でも、少なくとも「お酒の友」として効果を実感できる人がいることは間違いないようだし、古来よりインドや日本でも沖縄や鹿児島では漢方として利用されてきた歴史があります。

また、沖縄でも昔から二日酔いを防止する目的でウコンを泡盛に入れたりしているそうですので、ウコンの力は本物だとここでは信じておこう。

ちなみに、クルクミンを最も多く含むのは秋ウコン

その含有量は春ウコンの3倍程です。

一方で、紫ウコン(ガジュツ)にはクルクミンは含まれていません。

クルクミンが「お酒の友」になる理由

「二日酔いに効く」としてウコン(クルクミン)を含むドリンクなどを利用している人は多いと思うが、そもそも何故二日酔いになるかは知っていますか?

お酒の中に含まれるアルコール(エタノール)はほとんどが肝臓で分解されます。

アルコールが分解されると出来上がるのがアセトアルデヒドという物質。

このアセトアルデヒドが体内をめぐると頭痛や吐き気、倦怠感などの症状を引き起こすのです。

でも、アセトアルデヒドはさらにアルデヒド脱水素酵素によって無害な酢酸にまで分解され、最終的には水と二酸化炭素になって体外に排出されるので、時間が経てば二日酔いは治まります。

お酒に強いとか弱いという遺伝的なものは、このアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが強いか弱いかということなのです。

ひとまず、クルクミンは置いておいて二日酔いにならないようにするためには、飲むアルコールの量(血中アルコール濃度)を抑えるか、肝機能(アセトアルデヒド脱水素酵素の力)を高めるかのいずれかしかない。

だが、飲むお酒の量を適度に抑えることができるなら、最初から二日酔いの心配なんかしないか。

ということは、どうにかして肝臓のパワーを高める他ないのです。

たまに、毎日お酒を飲むことで肝臓機能が鍛えらえるなんて考えている人がいるらしいが、それは間違いですから。

あるいは、まさか筋トレのごとく肝臓を鍛え上げるわけにもいきませんし、ここで活用されるのがクルクミンなわけ。

クルクミンは肝臓のアセトアルデヒド分解能を1.5倍にするとも言われており、肝臓機能のサポートをしてくれるというわけですね。

ちなみに、元々アルコールが一滴も飲めない下戸の人がウコンを利用したところで効果はほとんどないので注意したい。

ウコンのクルクミン利用の課題は吸収性

ウコンに含まれるクルクミンも他の物質と同様に消化管から吸収されると肝臓で代謝されます。

代謝されたクルクミンは胆管を通って腸管へ排出されるのだが、その代謝産物はいくつかある。

グルクロン酸抱合体やテトラヒドロクルクミン、グルタチオン抱合体など。

クルクミンからこうした複数の代謝産物ができることで、アセトアルデヒドの分解補助機能を含めて多様な効果がもたらされると考えられます。

ただ、周知された問題点がクルクミンにはありました。

それが、消化管からの吸収性の低さです。

クルクミンの吸収効率の悪さを無視して、ウコンを○○mg配合していますよ!とPRされた商品だと期待されるほど効果が得られないかもしれません。

クルクミンも、医薬品と同じように体内に吸収されて初めて効果が出るわけです。

製薬会社が必死こいて、薬の吸収性を高めようと努力しているのも高い効果を効率よく得るためです。

ウコンを売りにした商品としてはハウス食品の「ウコンの力」がダントツで知名度が高いと言える。

飲みに行く前に一本飲んでからという人は多いらしい。

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感想(9件)


コンビニでも買えるので、絶対知ってるでしょ。

ただし、気になることがあるんです。

「ウコンの力」1本には約10gの秋ウコンが原材料として使用されているようだが、クルクミンって脂溶性であって水には溶けないんですよ。

クルクミンが水に溶けないのに、この「ウコンの力」がドリンク(液体)であり、尚且つクルクミンが30mg配合って書いてある。

これはどういうこと?

何か矛盾してないか?

そう思う人も絶対いるだろう。

クルクミンの吸収性を高めるための方法

クルクミンの吸収性が低いことをクリアするために、いくつかの研究室で成功しているのは微細化です。

クルクミンを微細化することで、消化管を通り抜けさせようっていう考えです。

実際、微細化するというのは原始的な方法をとることもある。

従来のクルクミン粉末を研磨破砕することで、細かくしているのだ。

微細化することで、水への難溶性を示していたものが緩和され溶けやすくなります。

実は「ウコンの力」もこの微細化クルクミンを配合することで、クルクミンを液体に溶かし高い効果が得られることを宣伝しているのだ。

クルクミンの吸収性を上げる方法は微細化以外にも実はあります。

それはテトラヒドロクルクミン(テトラヒドロクルクミノイド)と呼ばれる還元型クルクミンの形にする方法。

クルクミンの一部は消化管の上皮細胞で還元酵素によってテトラヒドロクルクミンになり吸収され、しかも抗酸化活性はクルクミンのままよりもテトラヒドロクルクミンの方が高い。

つまり、クルクミンをより効率よく吸収できる形に「進化」させたのが冒頭で例に出したサプリメントというわけです。

ちょっとオーバー表記なような気もするけどね(笑)

というのも、クルクミンを摂取すると自然と私達の体の中でテトラヒドロクルクミンに変換されますので「進化」ではないのだ。

でも、確かに吸収性が高く、活性も高い状態に予めしておいた製品としては「進化」していると言えるか。

このウコン商品の良い点は、微細化ウコンを採用しているような清涼飲料水(液体)ではないので、体積が小さくカバンに忍ばせておくことができるということだろう。

飲みに行く前とか、後にコンビニにわざわざ買いに行かなくてもいいからね。

しかも、水がなくても口の中で溶かすか噛み砕いて飲めば大丈夫なのも良い。

1日1粒で良いので、30粒入っているから長持ちする。

まさか、毎日飲みに行く人はいないだろうし。

コスパとしては1粒あたり91円なので、ドリンクタイプよりも割安か。

何だか、ええやんけ「進化したウコン」って思えてきたな。

ウコンの二日酔い予防にどうですか?

アリですか?

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