衛生管理の要、GMP基準を意識してサプリメントを利用していますか?

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世界でも長寿大国と認められる我が国、日本ですがその理由は医療と食にアリと言えるでしょう。

病気をしても何だかんだ治療してもらえる病院が沢山あり、そして薬も飲める。

たま~に「食の問題」がメディアを騒がせることもありますが、それだけ食の安全に敏感な国でもあるという証拠。

日本という国全体で見れば、食の安全性は世界トップクラスです。

常日頃、日本人として日本で生活していると、その恩恵に鈍感になってしまいがちですが、海外から来た人と話をするとふと改めて気付くこともあります。

私には中国人のビジネスパートナーがいます。

以前、その彼の父親が諸事情があって長期日本滞在をしていたのですが、彼から思わぬ話を聞いたことがあります。

日本に来て、何より食事が美味いし、安全だから最高!って言っていました。

中国では、りんごを美味しく見せるために赤い色素を塗って見たり、赤ちゃん用の粉ミルクのタンパク量を割り増しさせるために化学薬品を加えて販売したり(過去に大事件になり、製造販売会社は倒産しました)、他にも食品にまつわる不安要素は数えきれないくらいあるそうです。

それをわかっていても、それを食べざるを得ないと言うんですよ。

「大袈裟だけど、我々はどこかで毒を食べさせられている」

これが、彼の主張でした。

日本ではあり得ない感覚です。

さらに驚くべき発言を聞くには、中国の医薬品が粗悪で飲むに堪えがたいという意見。

彼の住む地域では、病気になって病院に行っても医者になかなか辿り着かないらしい。

要するに、風邪などで病院に行くと混雑を避けるため、医者に診察してもらう前に看護師やその他スタッフから「そのくらいだったら、風邪薬でも飲んで休んでいなさい」って診察を受けさせてもらえないのだ。

ウソだろ!?と思いますよ。本当に。

日本だったら、超大問題です。

でも、これが中国というものだって彼は言っていました。

なので、彼は少々の病気になっても絶対に病院に行かないという。

どうせ、病院に行っても診察をしてもらえないからだって。

もし、病院で医師に診察をしてほしかったら、お金(賄賂)を渡さないといけないなんてことも言っていた。

真実は知りませんが、何だかなぁ・・・

さらに、さらに驚くことは、病院でもらうカプセル薬のカプセルがゼラチンじゃなくて悪質な化学薬品で作られたものだというのだ。

「履き古した草履のゴムなどを再利用しているんだぜ!」なんて都市伝説みたいなことを聞かされましたが、これは嘘あるいは思い込みでしょう。

ただ、それだけ衛生管理の不安が中国人の中でも膨張しているってことです。

中国では品質よりも、目先の収益を欲するがために起こす行動が問題視されているのですが、そう思うと日本って食に安全な国なんだなぁと感じます。

余談が過ぎましたが、日頃、高い衛生管理の環境下にどっぷり浸かって生きている我々、日本人ですが、私たちが利用するサプリメントや医薬品にはその製造管理基準としてGMP基準というものが適用されています。

何も知らずに利用している人の方が多いのではないかとは思いますが、体の悩みを解消する目的で利用する以上は頭の片隅にでも置いておくとよい。

健康のためにサプリメントを利用している人も多いとは思うが、そのサプリメントが雑菌だらけだと困りますよね。

品質の安定性がバラバラでも困る。

それを一定の基準で管理するために設けられているのが、GMP基準なんです。

これから、購入しようかと思っているサプリメントについては、このGMP基準を満たして製造されているのか気にかけてみては如何でしょう?

特に、子供さんに栄養補給の目的でサプリメントを利用させるご家庭も増えているようですし、大人以上に敏感になってしかるべきかもしれません。

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GMP基準とは何なのか?

GMPとは Good Manufacturing Practice の頭文字を省略して表記したものです。

良品を安定して製造するための基準ということ。

細かく突き詰めていくと、膨大な量を書き綴らないといけなくなるのがGMP基準。

消費者がサプリメントを購入するにあたり、「本商品はGMP基準を満たしています」と言われて「???」とならなければ、それでイイんですよ。

ざっくりと分かっていればイイんですよ。

GMP基準はあくまでも、医薬品や医薬部外品を消費者に提供するにあたり、次のような項目がポイントになります。

・品質を高いレベルで保持すること

・製造過程で人為的なミスによる過誤が無いようにする仕組みの構築

・製造過程での汚染をなくすこと

ものを作るということは、少なからず人が関わります。

人はどんなに優れた人でも、ミス・勘違いを起こしてしまいます。

ですが、人為的ミスで医薬品やサプリメントの成分量を入れ間違えました~なんてことが起こると大問題です。

なので、製造ラインで極力、人為的ミスをなくす仕組みを作るようにしなさいという基準が設けられているのです。

その基準は製造する薬やサプリメントごとで作り方も異なりますので、それぞれに最適な方法の提案、実施、記録、評価、改善を繰り返しながら、ミスなく製造する工程を造り上げるのです。

また、こうした工程を組む中で、製品自体の品質保持も求められます。

決まった量の成分比で配合された薬やサプリメントができるのも、こうした仕組みや製造ラインの設計、製造室の空調管理などが行われているからですね。

異物の混入・汚染に関しても製造における衛生管理が重要です。

汚染物の持ち込みはどこから来るかを想定して、管理徹底をしながら評価・改善を繰り返します。

人が持ち込むホコリやゴミ、害虫の侵入、製造機械の劣化による部品の欠片の混入など要素は色々とありますので、一つ一つをチェックする必要があります。

薬やサプリメントの製造工場ごとに、何を改善しないといけないのか?という課題は細かく異なってきます。

なので、GMP基準を満たすというのは、案外漠然としたものかもしれません。

でも、極論は良い製品を高品質で安定して消費者に供給するために万全を期していますということなんです。

サプリメントは「○○賞受賞!」よりもGMP基準の下で製造されているかの方が大事

色々なサプリメントを見ていると、何とか金賞受賞とかよく見かけます。

確かに、消費者の心を掴むには良い材料になりそうですが、個人的にはそれよりもGMP基準の下で製造管理しているかどうかの方が大事じゃないかと思う。

それに、サプリメントは特にその効果に個人差が出やすいものです。

Aさんにはすごく効果があったものでも、Bさんには効かないなんてこともよくある話。

口コミ評価が良くても、あくまでも博打と同じで使ってみないと効果があるかないかなんて分かりません。

ところが、製造管理がずさんな商品を手にとってしまうと、その商品のせいで変な病気になってしまった・・・なんてことも起こりうるわけです。

なので、今後サプリメントの購入をする時には、GMP基準も気に掛けてみてください。

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  1. […]  町工場で働く薬剤師ブログ 衛生管理の要、GMP基準を意識してサプリメントを利用していますか?http://anm7242.net/pingye.sakura.ne.jp/2017/04/18/gmp/世界でも長寿大国と認められる我が国、 […]