アレルギー

鼻づまりに即効性のある点鼻薬とその注意点

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3月から飛び交う花粉の量も増えて、これからが花粉症の人にとっては鼻づまりに悩まされる煩わしい日が続くのではないでしょうか?

 

花粉症の中でも鼻づまりは夜の睡眠を妨害する大きな要因にもなります。

睡眠不足はストレスにもなり、寝不足が日常活動に支障をきたすかもしれませんね。

 

あなたは、鼻づまりの解消に点鼻薬を購入・使用したことがあるでしょうか?

点鼻薬には大きくわけて3種類あるので、その使い分けも大事なんですが使い方も大事です!

 

 

特に、鼻づまりに即効性のある点鼻薬は使用方法を間違えると逆に鼻炎が悪化してしまう恐れがあるのでご注意ください。

ここでは、鼻づまりに即効性のある点鼻薬について注意点を挙げてみます。

 

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点鼻薬の種類

鼻炎は鼻の中に花粉やウイルスなどの異物が侵入し、それに対して免疫機能が反応することで起こります。

 

なので、鼻炎の解消方法は鼻洗浄をして異物を物理的に排除する。

免疫機能によって起こっている炎症を抑える薬を投入する。

あるいはひどい場合は鼻炎によって起こっている鼻腔の腫れを薬剤で強制的に抑えるとうい3つの方法があります。

 

耳鼻科に行って、鼻粘膜を焼いてもらうという処置をしたことがあるかもしれませんが、あれは鼻粘膜の表面の細胞を殺すことで鼻に侵入した異物に反応しないようにする方法です。

ただ、日数が経てば鼻粘膜も下から新しい細胞が出てきて回復するので、再び鼻炎は起こるようになります。

 

 

とにかく鼻炎は日常生活において集中力の欠如など支障をきたすイライラ要因でもあるので、手軽に手っ取り早く解消したいところですね。

そんな時に使うのが点鼻薬というわけです。

 

点鼻薬の種類分けはその中に含まれる次の3つの薬剤成分によってなされます。

 

1.抗アレルギー薬

2.ステロイド

3.血管収縮薬(交感神経刺激薬)

 

 

鼻炎のガイドラインによれば、基本的にそれほどひどくない鼻炎であれば抗アレルギー薬を使ってみるのが第一選択。

炎症がひどくて重症だと判断した場合には、血管収縮薬を使用します。

それと同時にステロイドを使って炎症を鎮めたら、血管収縮薬の使用は中止する。

あとは、また抗アレルギー薬に切り替える。

 

こんな流れです。

 

 

薬のことがよくわからない人だと、ステロイドは副作用があるけどすごく効果があるという漠然とした認識を持っている場合が多いですが、鼻炎に用いるステロイドにもガイドラインがあります。

 

基本的には鼻炎の時には、ステロイドの飲み薬や注射は避けます。

また、最初から血管収縮薬は使用しません。

 

 

ステロイドは免疫機能を抑制する力を持っています。

なので、口から服用したり注射でステロイド用いると全身に作用するため、感染症にかかりやすくなってしまいます。

 

鼻炎で使用するステロイドが入った点鼻薬は、重度の場合に効果的なのは噴霧による局所作用に加えて、使用されるステロイドも吸収性が悪く、吸収されてもすぐに分解されるような新しいタイプのステロイドを使用しているからです。

つまり、全身作用の懸念を最小限に抑えているということです。

 

 

鼻づまりに即効性のある点鼻薬

3つの点鼻薬の中で、鼻づまりに即効性のあるのは血管収縮薬が入ったタイプです。

 

そもそも、鼻づまりが起こるのは何故か。

鼻水が鼻腔に詰まっているだけなら、鼻をかめば済む話です。

でも、鼻をかもうとしてもそれすらできないということもあるでしょう。

 

もう鼻から息が吐けない状態ですね。

 

これは、鼻粘膜(正確には鼻粘膜の下にある海面静脈叢)が腫れてしまっているからです。

海面静脈叢は細かい毛細血管がぐちゃぐちゃと集まったスポンジのような組織です。

 

鼻炎が起こっている時には、この海面静脈叢にある毛細血管が腫れて大量に血液が流れ込んでしまっているからです。

大きく腫れた毛細血管が鼻粘膜を押し上げて、鼻腔をふさいでしまうから鼻呼吸ができなくなってしまいます。

 

また、血管が腫れるということは血管壁も押し広げられるわけですから隙間ができるのです。

その血管壁の隙間からは血液の液体成分が通り抜けて染み出てしまうので鼻水が流れてしまう。

 

 

なので、そういった反応を抑えるためには、血管収縮薬によって血管を収縮させることが最も手早い方法なんです。

 

 

血管収縮薬の特徴と問題点

現在、点鼻薬に使用される血管収縮剤としてはナファゾリンが代表例として挙げられます。

血管収縮薬のメリットはとにかく速効性があることです。

 

ドラッグストアなどでも手軽に購入できる商品の中では、佐藤製薬から出ているナザールが最も有名かもしれません。

 

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鼻づまりがひどい場合はナザールのように血管収縮薬の入った点鼻薬を使用すれば、高確率で素早く解消されます。

シュッと鼻の中に点鼻薬をさすと、キュゥ~っとした痛みにも似た刺激が鼻の奥に感じます。

そこから、数分もしない内に鼻づまりが解消されるのです。

 

ただし、血管収縮薬の持続時間はおよそ3~6時間くらいです。

個人差があるので、持続時間の短い人はついつい多用してまうのですが危険です。(後で理由を書きます)

基本的には1回使用したら6時間は間隔をあけて使用した方がよい。

 

 

血管収縮薬が入った点鼻薬の継続使用リスク

血管収縮薬が入った点鼻薬は速効性という面で非常に魅力的なのですが、持続性がないのが欠点。

なので、繰り返し使用することになるのがほとんどなのですが、大きな落とし穴は継続使用による薬剤性鼻炎が起こってしまうことです。

 

鼻粘膜の下にある毛細血管が多く入り込んだ海面静脈叢に血管収縮薬を継続的に使用した場合、血管以外の組織部分が固く変性してしまうことがあります。

卵が熱だけでなく薬剤(酸など)によって固まるのと同じように、薬剤によってタンパク質の変性が鼻粘膜の下でも起こり鼻粘膜は固く盛り上がったままになってしまいます。

そうなるともう元には戻りません。

 

この状態を薬剤性鼻炎と呼びます。

 

 

ということは、この状態になるともう血管収縮薬が入った点鼻薬さえも効き目はなくなるわけです。

 

鼻炎持ちの人が、長年点鼻薬を使い過ぎて効かなくなるという多くは、こういう状態に陥っている可能性が高いですね。

 

 

点鼻薬が効かなくなった鼻づまりを解消する方法

血管収縮薬が入った点鼻薬を使い過ぎて、薬剤性鼻炎になった場合の解消法はただ1つです。

 

それは点鼻薬の使用を中止すること。

 

薬剤によって固まってしまった組織が自然と下から出てきた新しい組織にとって代わるまで、我慢しないといけません。

点鼻薬の中止をすると、最初は鼻づまりがしんどいですけれど意外と改善されることがあります。

血管収縮薬はあくまでも、重度の鼻づまりに使うと思っておいてください。

 

 

ところで単純に花粉アレルギーだけで「重度の鼻づまり」にまでは進展することは稀です。

多くの場合は、ウイルス感染や蓄膿症といった合併症が重度の鼻づまりを引き起こします。

 

たとえば、一つのサインとして鼻水の色が黄色、緑色となった場合は要注意です。

すぐ耳鼻科を受診しましょう。

ただの花粉症ではなく、何かしらの感染症が併発している可能性が高いです。

 

 

花粉症の鼻づまり対策

花粉によって引き起こされる鼻炎の場合、抗アレルギー薬を使うのが良い。

ただ、即効性がないのが残念なところですが、飲み薬の抗アレルギー薬を服用することで花粉症の症状が抑えられることは多いと思います。

とりわけ、最近では眠くなりにくい薬も多いので便利になりました。

 

 

花粉症の対策としては、症状が出る前から行うのが基本です。

抗アレルギー薬も予防的に服用するのは効果があるとされるので覚えておきましょう。

 

 

花粉症が出るのは、免疫バランスの崩れであるとも言われていますが、実は免疫機能の調節する様々な因子を作り出しているのは腸内に住む腸内細菌だということが明らかになってきました。

そのため、効率よく腸内環境を整えるべく色々なタイプの乳酸菌飲料などが販売されていますね。

 

あるいは、じゃばらジュース のように、アレルギー反応を抑制する成分が多くふくまれた食品を利用することも注目を浴びています。

 

 

症状が出てからではなく、出る前の対策を色々と試してみてください。

ちなみに、私はじゃばらジュースが効きました。

 

 

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