糖尿病に効くと噂の漢方『白井田七人参』に効果がある理由を解説

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年々増え続けている糖尿病患者の数と共に糖尿病を取り巻く環境にも変化が起こっています。

その1つが糖尿病サプリメント

病院や健康診断で『糖尿病予備軍』と言われ焦る人が食生活の改善や運動に気をつけだすと同時に気になるのも糖尿病サプリメントですね。

確かに、糖尿病になるとその二次的な合併症が怖い。

失明、腎臓病、神経症(手足のしびれ)など。

いずれも、私生活に支障が出るだけで済まなくなるのがほとんどです。

そんな、糖尿病予備軍の人にとってこれ以上、血糖値コントロールの悪化をなんとか食い止めたいという思いは強く、できれば糖尿病の薬を飲むようにはなりたくないですよね。

そんな思いを持つ人は多く、その悩みを解消すべく利用することが多いのも糖尿病サプリメント。

糖尿病サプリメントは決して糖尿病を治してくれるわけではありませんが、まだ『糖尿病予備軍』と言われているうちに利用することは、時に状態を改善してくれることもあります。

巷には数多くの糖尿病サプリメントが販売されており、どれを選ぶべきか迷ってしまいます。

そこで、ここでは最近、とあるサプリメントが効くと長らく噂にもなっていたのと同時に、身近な人が使って効果を実感しているという意見を直接聞いたので、その内容と考察をお伝えします。

その人は糖尿病ではなく、糖尿病予備軍として通院していて血糖値のコントロールの指導を医師から受けているようなのですが、生活習慣、食生活などに気を使いながら生活しているにもかかわらず、あまり血糖値の状態が思わしくないみたいでした。

ある日、いつもの診察の時に医師からこのままいけば、糖尿病の薬を飲むのは避けられないかもしれないなぁと言われ、ちょっとあせったようです。

食事の制限や運動に気を使いすぎる生活もしんどいけど、糖尿病の薬を飲み続けるようになるのも辛い。

何かいい方法はないものか・・・

その人は、普段あまりネットを使わない人で、糖尿病を予防するための情報収集をご近所さんとか友達、テレビなどから集めていたらしいですが、とあるサプリメントがすごく効果あっていいよ!という情報を得たとのこと。

そのサプリメントとは白井田七人参(しらいでんしちにんじん)

私は正直なところ、このサプリメントの存在を知りませんでしたが、話を聞いてから色々と調べていくうちに、数あるサプリメントの中でも良質なものと言えるかもしれないなぁと思いました。

実際、白井田七人参のサプリメントで血糖値が下がり、今でも糖尿病の薬は服用せずに済んでいるみたいなので、効果があったんですね。

すごい。

当然、万人に良いとは断言できないかもしれませんが、何故その白井田七人参のサプリメントが血糖値のコントロールに効果があったのか?

それをここでは紹介してみよう。

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糖尿病に効くサプリメント「白井田七人参」とは

糖尿病の気があるよと注意を受けている身近な人(理由あって私との関係性は伏せておきます)が、飲んだら体の調子がええねん!って直接聞いたのは白井田七の田七人参サプリメント

ふむふむ。

どんなもんだろう?

糖尿病予備軍なんて医師から言われると気になりますよね。

ちなみに、飲んでいるのはこれ。

☟☟☟



ページを訪れてみれば分かりますが、白井田七人参の効果が書かれています。

ただ、ちょっと情報量が少ない気もするのだ。

例えば、1日のいつ飲めば良いのかなどは書かれていない。

食後? 食前? 食感?

薬じゃないけど効果が一番発揮しそうな時に飲みたいですよね。

なので、このサプリメントを飲むタイミングについても効果の仕組の観点からお伝えしましょう。

田七人参とは

まずは、白井田七人参って何ですか?

普通にスーパーで売られている人参と違うのか?

はたまた、朝鮮人参とも違うのか?

こういったことから書いてみます。

田七人参とは金不換生薬(きんふかんしょうやく)とまで言われる高級生薬の1つであり、ウコギ科の多年草になります。

古来より「一切の血病を治す」と云われており、南北ベトナム戦争時には北ベトナムの軍隊で止血薬として使用していたそう。

ちなみに「金不換」とは金にも換えがたいほどに貴重だという意味です。

田七人参の主な生産地

田七人参は中国の雲南省、広西省の限定された地域でのみ生息する生薬の一種とされます。

中国でも南部のベトナムとの国境付近の地域になります。

china

なかなかの山奥のようで、決して観光地ではありません。

中でも雲南省の文山という地域(上の地図の赤丸の辺り)は田七人参の里と言われるほどの生産地であり、田七人参の全栽培の7割が雲南省に集中しているとのこと。

文山市はそれなりに人口もいて、自動車も走っていますが郊外の山は海抜1000メートルを超え、田七人参の栽培は1200~1800メートル地域に限定されるようです。

田七人参はそんな高地でも、鉄分が多い独特の赤土の土壌で育ちます。

なので、栽培地域は辺り一面赤色の地面が見える。

なお、田七人参は種を撒いてから、育成期間に3~7年を要するという。

このことから、現地の雲南省では「三七人参」と呼ばれています。

あるいは「茎が3つに分かれていて、葉が7枚あるから」という説もあります。

この辺りに住む中国少数民族のミャオ(苗)族(自称:モン族)が育てていたようで、ベトナム戦争(1955-1975)以前の長い間、中国からの国外輸出は禁止されていたため、世界中に普及することはありませんでしたが、近年は世界各国に輸出されています。

文山の気候は雨期と乾季があるが、基本的には冬は東京より暖かく、夏は東京より涼しい常春の気候です。

とにかく、収穫まで3年、7年かかるというのは非常に管理が大変なことが伺える。

田七人参にとって直射日光を浴びるのは成長にあまり良くないので、現地栽培では薄黒いシートで人参畑を多い、天候変化から守っているようです。

白井田七人参が血糖値の上昇を抑えてくれる仕組み

さて、では何故糖尿病には田七人参が効果がある!と噂になるのか、その理由を見てみましょう。

田七人参に含まれる成分の中で血糖値に深く関わるのはサポニン(ジンセノサイド)と呼ばれるもので、サポニゲンと呼ばれる分子と糖がくっついてできた配糖体です。

朝鮮人参、高麗人参などの漢方薬に使用される人参を総称してオタネニンジンと呼びますが、これらの薬効成分も同じくサポニンであり、ジャガイモの芽に含まれている有毒成分であるソラニンも同じサポニンの種類です。

普段、私たちが食べている野菜のニンジンはこれら生薬の人参とは全く別種類です。

生薬はウコギ科ですが、野菜のニンジンはセリ科です。

サポニンは海面活性作用(洗剤などの油を落とす成分)も持っているので、水に溶かして振ると泡立ちます。

サポニンの海面活性作用を利用して現在でもシャンプーとして利用している地域もあるらしい。

何だかよく分からないなぁと思っても大丈夫。

肝心なのは、何故サポニンと呼ばれる成分が血糖値コントロールに影響しているのかということがわかればいいので、次を読んでみてください。

サポニンと血糖値コントロールの関係

サポニンが血糖値を下げるらしいということは、ラットを使った実験から知られていました。

もしかすると、糖尿病を治す力がサポニンにはあるのではないか?という期待も込められ詳細な仕組みを知るために研究は続けられたのです。

そもそも、血糖値は膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島のβ(ベータ)細胞から分泌されるインスリンによってコントロールされています。

血糖値が上昇することでインスリンが分泌されると、血液中にあるブドウ糖(グルコース)が骨格筋や脂肪組織に取り込まれ、利用されるのを促進することで血糖値の上昇を抑えてくれます。

糖尿病になると、膵臓からのインスリンの分泌が低下してしまうため、血糖コントロールが難しくなるのです。

一度弱った膵臓は元に戻ることはないとされ、糖尿病だと診断されたら生涯薬を飲み続けることになります。

そんな、恐ろしくも身近な生活習慣病である糖尿病の救世主にも思えた田七人参に含まれるサポニンですが、研究を重ねるうちに明らかになったことがあります。

それはサポニンには血糖値を下げる効果が確かにあるが、決して膵臓機能を改善する効果はないということ。

オーマイガッ!ってなりました?

まぁ、まぁまだページを閉じるのは早いですよ。

私たちが食事をすると、食べたものは消化されて腸から栄養素が吸収されます。

デンプンなどもブドウ糖(グルコース)にまで分解された後、同じく腸から吸収され血液中に入ります。

ブドウ糖

サポニンはブドウ糖が小腸から吸収されるのを抑制するのです。

糖尿病の薬の中には、α-グルコシダーゼ阻害薬(グルコバイ、セイブル、ベイスンなど)と呼ばれるショ糖(二糖)がブドウ糖に変換されるのを防ぎブドウ糖の生成そのものを抑制する薬はありますが、サポニンにはそのような効果は認められていません。

また、膵臓からのインスリンの分泌を促したりする効果も認められませんでした。

そう、サポニンの役割は血糖値が上がる最初のステージである糖の取り込み阻害なんですね。

白井田七人参が人気になった理由

サポニンが血糖値コントロールに影響しているということだが、実は朝鮮人参や高麗人参にもサポニンは含まれている。

なのに、田七人参がこれだけ効くと噂になった理由はその含有量だろう。

公式ページにも掲載されている。

saponin

高麗人参の7倍くらいのサポニンが田七人参には含まれているらしい。

ただ、単純にサポニンの量を比較するのはちょっと違うかなという個人的見解もある。

なぜなら、人参に含まれるサポニン(ジンセノサイド)には実はいくつも種類があり、大きく4つのグループ、細かく11種類に分類されます。

それぞれのサポニンは効能が少しずつ異なります。

もちろん、人参に含まれるサポニンは含有量もそうだが種類も異なりますので、田七人参と高麗人参のサポニンの量が違うぞ!って単純に比較するのは疑問もあるのです。

でも、田七人参に含まれるサポニンが血糖値のコントロールに効果があるということは間違いないし、サポニンが多く含まれている。

ここで、言いたいのはサポニンが効くならということで、他の人参生薬を使っても同等の効果が期待できるかどうかは不明だということです。

人参にも沢山の種類がありますから。

もう1つは、栽培方法にも安全性高いという点かもしれない。

無農薬であり、GMP認定された工場で生産されているという。

GMP認定工場とは日本健康食品規格協会のHPによれば以下の通り

GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略で、適正製造規範と訳されています。原料の入庫から製造、出荷にいたる全ての過程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるように定められた規則とシステムのことです。医薬品では、かなり以前から製薬メーカーに義務として課せられており(通常、日本で「GMP」といえば医薬品を指しますが、化粧品や食品添加物でも業界の自主的な取り組みがすでに始まっています)、最近では中国や韓国といった近隣のアジア諸国において、サプリメントもGMPが法律で義務付けされるようになりました。

どこまでを信用してよいのかは各個の心持次第であるが、こういう情報が公表されているというのは一種の製造側に自信があるということですね。

田七人参を飲むおススメの時間帯ってあるのか?(飲むタイミング)

もしも、あなたが血糖値を気にしていて田七人参サプリメントを試してみようかなと思う場合、いつ飲むのが良いのか気になりますよね。

いちおう、推奨として1日4粒程度とこの商品では説明されています。

4粒って何粒ずつ、いつ飲むの?

肝心な情報が公式ページにはないんですよ。。。

消費者側としては、こうした情報もできたらほしいのにね。

なので、私が代わりにお答えしましょう!

これでも、一応は薬剤師ですから私。

薬もそうですけど、飲むタイミングを間違えると効果がないどころか、副作用が出てしまうことある。

それだけ、何時飲むか?は重要なのです。

田七人参については、先ほど説明したように主成分であるサポニンの働きを考える必要があり、ブドウ糖の吸収を抑えてくれるということなので、やはり飲むのは食前が好ましいだろう。

食前:食事の30分~1時間前を目安にしておくとよい

サポニン自体の危険性というのは過剰摂取した時のみとあるが、サプリメント全部を一気飲みするような人はまずいないと思うので、副作用そのものの心配はないでしょう。

なので、食後に「あっ!飲むの忘れてた!」といった場合でも、後から飲んでおけばよいです。

飲まないよりは効果があるから。

あまり、神経質になり過ぎないようにすることも大事ですよ。

普通に、朝・昼・間食・夜に各1錠ずつ、あるいは朝・夜2錠ずつで良いと思う。

糖尿病患者が白井田七人参のサプリメントを飲むのアリなのか?

白井田七人参のサプリメントを利用しているのは、糖尿病予備軍だと言われている人がほとんどだと思う。

すでに糖尿病の薬を服用している人は、薬によって血糖値コントロールをしているからだ。

でも、もっと症状を良くしたいと願いサプリメントも利用してみようかなと考える気持ちを持っている方もいらっしゃるかもしれないので考察してみよう。

現状服用している糖尿病の薬の種類は知っているか?

スルホニル尿素(SU剤) 膵臓からのインスリン分泌を促進する
α-グルコシダーゼ阻害薬 食べ物がブドウ糖にまで分解されるのを防ぐ
インスリン抵抗性改善薬 骨格筋や脂肪組織におけるインスリンの感受性を高める
ビグアナイド薬 肝臓での糖新生(ブドウ糖の生成)を抑える
インスリン分泌促進薬 膵臓からのインスリン分泌を促進する

ざっくりだが、糖尿病に使う薬はこのようになる。

これらを見てみると、人参サポニンと全く同じ作用を持つ薬は見当たらない。

ということは、使っても大丈夫!?

いやいや、早まってはいけない。

血糖値のコントロールというのはシビアに考えるべきであり、薬によって低血糖を引き起こした経験をお持ちの方も多いはずです。

糖尿病の薬と同時に、ブドウ糖を薬局で支給されることもよくあります。

(低血糖になってふらついたら、すぐにブドウ糖を飲んでください)

それだけ、ちょっとしたことで薬が効き過ぎて低血糖になるのです。

つまり、サプリメントだからと安易に併用することは避けるべきかと思う。

もちろん、食事療法や運動療法によって糖尿病改善を目指すレベルのうちは使用する価値があるかもしれないが、症状が進んだ場合は処方された薬でしっかりとコントロールすべきだろう。

医師と相談の上使うという手はあまり現実味がないかも。

あくまでも、白井田七人参サプリメントは糖尿病予防には効果的であると言えても、重度の糖尿病の改善はできないということです。

糖の吸収を抑えるサプリメントにも色々あるが田七人参が一番なのか?

このあたりが、実は結構気になるところではあろう。

糖尿病ではないが、ダイエットのためにも糖・脂肪の吸収を抑えたい!

だからサプリメントを使おうと思っている人というのは、本当に増えてきたとつくづく思う。

テレビCMでも盛んに放映されているのを見たことは一度や二度ではないですよね。

ですが、どれを使うか?という局面であなたの判断がどう下されるかは知りませんが、根本的な使用目的が何かをしかと定めておいてべきです。

ダイエット?血糖値?

それによって変わります。

明らかに見た目もスレンダーなのに、自分の思い込みでもっと痩せたい願望を持っている人が無理に糖の吸収を抑えるようなサプリを使うことは、エネルギー不足の懸念がつきまとうだけです。

人は生きていく上で必ず糖は必要です。

闇雲に糖分の吸収を抑えればダイエットができると思わないでください。

一方で糖尿病の方は、高くなった血糖値を下げるようコントロールすることが大事です。

二次的な病気にならないためにも、一刻も早く対策をするべきで、その1つとして糖の吸収を抑えるサプリメントを利用するというのは間違いではない。

では、糖の吸収を抑えるサプリメントは田七人参が最適なのか?

これについての回答は非常に難しい。

飲むタイミング、量と食事の量においても検証しなければなりません。

そもそも、病院で処方される薬も自分で選ぶサプリメントも検証しながら最適なものを探す作業が最初に必ず必要です。

ですから、田七人参が絶対ではありませんが統計調査的に評判が良いという事実があるのと、品質管理に安心できるということは言えるだろう。

いずれにしても、いきなり良く効く薬やサプリメントに遭遇する確率なんてわかりません。

ただ、複数のサプリメントを新たに同時に始めることはしないようにだけ注意しておきましょう。

まとめ

糖尿病に関心のある巷では噂になっている白井田七人参サプリメントですが、その効果は千差万別。

ちょっと血糖値が気になりだしたという人には試す価値はあるだろうが、ある程度、糖尿病の治療を受け続けているという人には向かないかもしれない。

その主成分であるサポニン自体はブドウ糖の吸収を抑え、食後の血糖値の上昇を緩和してくれるが糖尿病そのものを治療する力は持っていないことに注意はしておくべきである。

だが、血糖値が高いまま放置することは、今後深刻な状況に陥ることは目に見えているので早めの対策はとっておかなければならないし、それに当たってこのサプリメントを利用するというのはアリだろう。

他のサプリメントとの違いでもある品質管理、安全性という点が人気でリピート率が高い理由なんだろう。

血糖値が気になる方は、1度試してみてはいかがでしょうか。



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  1. […]  健康を考える町工場の薬剤師ブログ  1 user糖尿病に効くと噂のサプリメントに効果がある理由を調べてみたhttp://anm7242.net/pingye.sakura.ne.jp/2016/08/03/tounyousapuri/年々増え続けている […]